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投稿者:つくば・あべ
 2023年春は、出入が少なく餌皿への喰い付きも個体数が少なかったり、アミメ祭りだったりで、諦めていました。7月にウメマツオオアリの日周期録画を行なったので、ついでにオオハリアリも撮影しました。予想通り、出入個体数は少ないですが、何とか把握データにはなりそうです。私個人としては、この出入数では、納得出来ないのでグラフが完成することはないでしょう。  なので、ここで公表しておきます。左が日周期グラフ、中央が餌皿を置いた場合の出入数、右が2023年7月の録画風景写真です。  日周期活動は、以前にこの掲示板で解説しました。読んでいない人は読んでください。出入個体数が少ないのでコロニー規模が小さいということです。成熟コロニーでデータを取りたいものです。活動傾向としては、ムネアカオオアリと同じで《昼夜型》と言えます。林床で採餌するアリの傾向かも知れません。そうすると、やはりムネアカオオアリは樹上の蜜系は採餌対象ではないのでしょうか?  餌皿を置くと、当然、出入数が増加します。自然観察ではなく実験観察となります。自然観察とは別途のデータが得られます。日常的にこのくらい……5分間で100個体ほどが好きですね。自信を持って《種の傾向》を語れると考えています。  ナカスジハリアリも同様に置ければ比較出来ます。いずれにしてもオオハリ系は、シロアリへの餌依存度が、どのくらいなのか? そこがポイントですね。
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