投稿画像

0

投稿者:つくば・あべ
 農工大学で話題になった多雌壊滅のグラフを載せる。これには誰かが、書き込むだろう。  左「2003M23」 中央「2004M12」 右「2004M20」  「2003M23」は脱翅メス23個体で飼育開始し、飼育中に20個体に減少した。  初年度は順調で、2年目に幼虫が成長しない……初令から次のステージ2令にならないパターンだ。  「2004M12」は脱翅メス12個体で飼育開始し、飼育中に10個体に減少した。  このコロニーは、2年目に蛹化しないパターンだ。  「2004M20」は脱翅メス20個体で飼育開始し、飼育中に13個体に減少した。  このコロニーは、1年目から蛹化しないパターンだ。  脱翅メス数がばらばらで、きちんとした設定をしていないので、ほぼ予備実験的データである。  本格的に確認するとしたら、飼育自体は、慣れがあるので簡単だが、脱翅メスが入手困難である。例えば脱翅メス20個体を10コロニー飼育すると、脱翅メスは200個体必要になる。これを採集する苦労を考えると、壊滅観察をする精神疲弊に耐えられない。そもそも200個体採集するエリアは周辺にない。  よって、これ以上のデータは得られないのだ。  つづく
投稿記事
画像を拡大