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突然すいません…
ゆのさし 投稿日:2016年03月08日 18:08 No.314
はじめまして。ゆのさしと申します。いつも貫通扉さんの旅行記、楽しく拝見させていただいております。さて、私はこの春四国に旅に出ようと考えております。貫通扉さんもかつて四国を周られていて、その時の旅行記を拝見させていただき、勝手ながら参考にさせていただきました。
さて、四国…というか、関西以西は自分にとって未踏の地であり、今回の旅は正直期待と不安が相当入り混じっています…
貫通扉さんは、四国にどんな印象をお持ちになられたでしょう…
鉄道以外でも結構ですので、お時間があれば少しお聞かせくだされば幸いです。
自分はとりあえず、讃岐うどんしか頭にありません…(笑)

最後になりましたが、これからも素晴らしい旅行記を楽しみにしております!!!


Re: 突然すいません… 貫通扉 投稿日:2016年03月09日 21:16 No.315
管理者用ゆのさしさん、はじめまして。66.7‰へようこそお越しくださいました。
また、DISCOVER どこかをご覧いただき、ありがとうございます。当サイトの中で最も気合を入れて制作しているものなので、それを楽しんでいただけるのは、サイト運営者の冥利に尽きます。
 
私の四国旅行記は、もう5年も前になるものであり、内容の古さはもちろん、旅行記自体の質や仕上がりもイマイチかと思いますが・・・(笑)、いくらか参考になる部分があったのならば幸いです。

さて、四国について抱いた印象ということで言いますと、まず初めに思ったことは、「攻略は容易だ」ということです。

私はJR線の全線乗車を標榜しており、JR四国線もやはり全て乗車していますが、同線の路線総延長は855.2kmで、同じ「島」でも、JR九州の2273km、JR北海道の2457.7km(いずれも3月9日現在の数値)と比べても、路線距離が非常に短いです。
また、盲腸線という盲腸線が少ないことも大きいです。JR四国における盲腸線という盲腸線は、鳴門線と牟岐線の2つだけで、前者は僅か8.5kmと非常に短く、後者も79.3kmとさほど長くありません。
鳴門線と比べれば長い牟岐線でも、徳島~海部間では特急列車が運転されていますから、特急を利用すれば、その乗り潰しに要する時間もそう長いものにはなりません。

攻略の容易さは、充実したフリーきっぷにも支えられています。JR四国には、JR四国全線の特急列車が乗り降り自由なフリーきっぷが、バースデイきっぷ・四国フリーきっぷ・四国グリーン紀行・週末乗り放題きっぷ・若者限定四国フリーきっぷ・・・などなど、幅広く用意されています。これらの切符を使えば、安価に、かつ素早く乗り潰しを進められます。
結果的に、5年前の四国旅行では、私は、バースデイきっぷを使い、JR四国線をたった3日で、安価に乗り尽くすことができました。
例えJR線全線乗車などを標榜していなくても、「フリーきっぷを使って四国制覇」「フリーきっぷを使って四国一周」などという旅をしてみるのも面白いと思います。

もうひとつ抱いた印象は、「ちょっと降りてみたくなる駅が結構ある」ということでした。青春18きっぷのポスター写真にも使われたことで有名な下灘駅、スイッチバック駅として名高い坪尻駅・新改駅、橋梁上にある土佐北川駅、眼前に四万十川を控える打井川駅など、ふらっと降りたくなる駅がいくつかありました。
特急列車が充実している四国ですから、特急で縦横無尽に駆け回るのも悪くありませんが、せっかく四国に行くのであれば、ちょっと時間に余裕を持たせて、こうした特徴ある駅を訪れるのも悪くありませんね。

鉄道以外のことでいうと、実は私も讃岐うどんくらいしか思い浮かぶことがないのですが、今ここで、ふと「四国旅行は、夜行列車に乗れる数少ない機会でもある」ということに気づきました。
ご存知のように、東京~高松間では、寝台特急サンライズ瀬戸号が運転されています。今度のダイヤ改正以降は、サンライズ出雲号と共に、日本で唯一の定期夜行列車・定期寝台列車となります。昔と違い、今や夜行列車に乗るとなれば、その目的地が非常に限定されてしまいますが、運良く、サンライズ瀬戸号は高松行きです。四国を目指すのであれば、新幹線や飛行機ではなく、これに乗って行きたいものです。

関西「以西」は初めてとのことですから、ゆのさしさんは東日本にお住まいのことと思います。もし利用可能であれば、是非サンライズ瀬戸号をご利用ください。夜行列車ならではの味のある旅を満喫できつつ、乗り換えなしで四国へ(から)直通で高松7:27着/21:26発という、実用的な利便性も兼ね備えています。

ある意味での更新予告にもなりますが、現在、新たな旅日記を制作中です。
もうまもなく公開できる見込みですので、今しばらくお待ちください。


Re: 突然すいません… ゆのさし 投稿日:2016年03月11日 16:43 No.316
ご返答ありがとうございます!
実は私もJR全線完乗に興味がありまして…
お察しの通り自分は関東住みでして、今のところ関東以外はほぼ手つかずですが、予定ではこの旅で6社初となる四国完乗を達成できそうです。
難易度の面は、貫通扉さんのおっしゃる通り、北海道や九州よりは楽そうだな…とは計画時から感じておりました(笑)
そして四国入りですが、おすすめして頂いたサンライズ瀬戸に乗車します!!!
個室寝台は北斗星以来なのでとても楽しみにしてます(笑)

貫通扉さんはいろいろな寝台列車に乗られていて、羨ましいです)^o^(
ありがとうございました。


Re: 突然すいません… 貫通扉 投稿日:2016年03月13日 00:11 No.317
管理者用JR線の全線乗車は、なかなか気の遠くなる話ですが、最も規模の小さい四国といえども、ひとまず「JR●●を全て乗った」という実績を作れれば、一気に自信がついてくるというか、流れに乗れるのではないかと思います。
私も、旅客6社で初めて全線乗車を達成したのは、JR四国でした。その後、勢いがついてきたことで、JR北海道、JR九州、JR西日本の順で制覇を達成し、残るはJR東日本とJR東海のみとなりました。
ゆのさしさんも、今は北海道や九州が(四国と比べれば)難しそうに感じていらっしゃるもしれませんが、JR四国線を制覇することで発生した勢いに乗ずることができれば、案外、北海道、九州とポンポンと攻略できてしまうかもしれませんね。

せっかく四国が目的地になるのであれば、やはり、サンライズ瀬戸号の利用は外せませんね。お誂え向きと言わんばかりに、東京~高松間で運転されている夜行列車があるわけですから、これを放っておくことはできないでしょう。
(逆に、山陰方面へ行く機会があれば、サンライズ出雲号の利用は外せませんね)

個室寝台の魅力は、何と言っても、他人に気兼ねしなくても良いこと、照明を自分で操作できること、そこにある窓を独り占めできることですね。
周りの目を気にすることなく寛げる、自分だけの空間。部屋の灯りを消してみれば、窓への映り込みがなくなり、たちまち視界がクリアに。そして、流れゆく夜景を、誰にも邪魔されることなく、一晩中堪能することができます。
どちらも、開放式B寝台(開放Aなら何とかならないこともなかった)では成せないことです。

「1995年生まれの割には」という枕詞をつけておけるのであれば、たしかに、私はそれなりの種類の寝台(夜行)列車に乗ってきたかな、と思います。
ただ、2010年廃止の北陸号、2009年廃止の富士・はやぶさ号などは、幼少期に廃止されたというほどに古い列車ではないですし、「本当は乗りようがあったんじゃないのか?」と、未だに苛まれています。
その代わり・・・と言ってはおかしいかもしれませんが、サンライズ瀬戸・出雲号に25回、あけぼの号に9回、北斗星号に7回など、「広く浅く」ができなかった分、「狭く深く」乗ることに努めてきたようなところはあるかもしれません。

ゆのさしさんの四国旅行が素晴らしいものになることをお祈りいたします。


Re: 突然すいません… 貫通扉 投稿日:2016年03月14日 01:01 No.318
管理者用追伸:
「せっかく四国が目的地になるのであれば、やはり、サンライズ瀬戸号の利用は外せませんね」と申し上げましたが、サンライズ瀬戸・出雲号は、実は九州旅行にも便利です。

例えば、下り列車の場合、東京を22:00に出発し、6:27に到着する岡山で下車すると、岡山6:51のみずほ601号に乗り換えて、小倉8:12、博多8:29、熊本9:04、鹿児島中央に9:48にそれぞれ到着し、なかなか便利です。
上りの場合でも、みずほ610号とサンライズ瀬戸・出雲号は姫路で接続しており、九州での滞在時間を伸ばしたいというときには、大変便利です。
また、サンライズツイン以外の設備を利用した場合であれば、岡山での新幹線乗り換えには乗継割引が適用され、サンライズ瀬戸・出雲号の特急料金が半額になります。

飛行機を使わず、鉄道のみで九州とを行き来したいというときには、結構役に立つものなのではないかと思います。




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