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投稿者:貫通扉
ゆのさしさん、はじめまして。66.7‰へようこそお越しくださいました。 また、DISCOVER どこかをご覧いただき、ありがとうございます。当サイトの中で最も気合を入れて制作しているものなので、それを楽しんでいただけるのは、サイト運営者の冥利に尽きます。   私の四国旅行記は、もう5年も前になるものであり、内容の古さはもちろん、旅行記自体の質や仕上がりもイマイチかと思いますが・・・(笑)、いくらか参考になる部分があったのならば幸いです。 さて、四国について抱いた印象ということで言いますと、まず初めに思ったことは、「攻略は容易だ」ということです。 私はJR線の全線乗車を標榜しており、JR四国線もやはり全て乗車していますが、同線の路線総延長は855.2kmで、同じ「島」でも、JR九州の2273km、JR北海道の2457.7km(いずれも3月9日現在の数値)と比べても、路線距離が非常に短いです。 また、盲腸線という盲腸線が少ないことも大きいです。JR四国における盲腸線という盲腸線は、鳴門線と牟岐線の2つだけで、前者は僅か8.5kmと非常に短く、後者も79.3kmとさほど長くありません。 鳴門線と比べれば長い牟岐線でも、徳島~海部間では特急列車が運転されていますから、特急を利用すれば、その乗り潰しに要する時間もそう長いものにはなりません。 攻略の容易さは、充実したフリーきっぷにも支えられています。JR四国には、JR四国全線の特急列車が乗り降り自由なフリーきっぷが、バースデイきっぷ・四国フリーきっぷ・四国グリーン紀行・週末乗り放題きっぷ・若者限定四国フリーきっぷ・・・などなど、幅広く用意されています。これらの切符を使えば、安価に、かつ素早く乗り潰しを進められます。 結果的に、5年前の四国旅行では、私は、バースデイきっぷを使い、JR四国線をたった3日で、安価に乗り尽くすことができました。 例えJR線全線乗車などを標榜していなくても、「フリーきっぷを使って四国制覇」「フリーきっぷを使って四国一周」などという旅をしてみるのも面白いと思います。 もうひとつ抱いた印象は、「ちょっと降りてみたくなる駅が結構ある」ということでした。青春18きっぷのポスター写真にも使われたことで有名な下灘駅、スイッチバック駅として名高い坪尻駅・新改駅、橋梁上にある土佐北川駅、眼前に四万十川を控える打井川駅など、ふらっと降りたくなる駅がいくつかありました。 特急列車が充実している四国ですから、特急で縦横無尽に駆け回るのも悪くありませんが、せっかく四国に行くのであれば、ちょっと時間に余裕を持たせて、こうした特徴ある駅を訪れるのも悪くありませんね。 鉄道以外のことでいうと、実は私も讃岐うどんくらいしか思い浮かぶことがないのですが、今ここで、ふと「四国旅行は、夜行列車に乗れる数少ない機会でもある」ということに気づきました。 ご存知のように、東京~高松間では、寝台特急サンライズ瀬戸号が運転されています。今度のダイヤ改正以降は、サンライズ出雲号と共に、日本で唯一の定期夜行列車・定期寝台列車となります。昔と違い、今や夜行列車に乗るとなれば、その目的地が非常に限定されてしまいますが、運良く、サンライズ瀬戸号は高松行きです。四国を目指すのであれば、新幹線や飛行機ではなく、これに乗って行きたいものです。 関西「以西」は初めてとのことですから、ゆのさしさんは東日本にお住まいのことと思います。もし利用可能であれば、是非サンライズ瀬戸号をご利用ください。夜行列車ならではの味のある旅を満喫できつつ、乗り換えなしで四国へ(から)直通で高松7:27着/21:26発という、実用的な利便性も兼ね備えています。 ある意味での更新予告にもなりますが、現在、新たな旅日記を制作中です。 もうまもなく公開できる見込みですので、今しばらくお待ちください。
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