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森照茂:模型飛行機〔理論と実際〕は木村秀政:模型飛行機読本の現在版?
松本@GPF
投稿日:2023年03月18日 22:52
No.245
【Home】
https://rara.jp/rubbermodel/page219
関連です。
森本冒頭の木村秀政序に続く森照茂自序の抜粋です:
この本は木村秀政博士の名著 "模型飛行機読本”を復刊したいという, たい へんな願いのもとに生れた本である。
こういえば、この思い上がり奴とおしかりをうけるだろうが、決して思い上 がりなどというものではない。 文部省と日本航空協会とが共同主催で毎年夏開 催してきた模型航空指導者講習会は,今年1970年で第16回目を迎えるのであ る。その聴講生からよく出る質問は "模型飛行機のよい参考書はないか” であ る。 返答に窮するのがいつものことである。 オールドファンの中からは,木村 博士の模型飛行機読本を復刊していただけないだろうかという希望が熱心に出 され,筆者もそれを望む一人であった。 ある夏の講習会のおり木村博士に復 刊のことをお願してみたが, 諸般の事情から, その結果は絶望的であることが わかったばかりでなく、逆に, この本は版が古い (昭和19年再版) から時代に 沿うように書き直してはと, 博士の手もとに残っていた最後の1冊を頂載する はめになってしまったのである。その責任は重かつ大で, 筆者ごとき浅学非才・・・
模型飛行機読本との比較のために模型飛行機〔理論と実際〕のダウンスラスト説明の部分を添付します(森本ダウンスラスト.pdf)。内容は非常に似ていますが、森さんの方が現代的な印象を受けます。
No. 219の添付ファイル 木村本スラスト,pdfは抜けていたページを追加して更新しています。
森本ダウンスラスト ( .pdf / 122.1KB )
松本@GPF
投稿日:2023年03月18日 23:05
No.246
【Home】
模型飛行機〔理論と実際〕の目次を添付します。
当然のことながら模型飛行機読本とよく似た構成です。内容も読本より充実しています。
この本にも索引がちゃんと付いています。
40年以上前のことですが、航空工学に全くの素人の私はこの模型飛行機〔理論と実際〕で熱心に勉強しました。
森本目次 ( .pdf / 125.4KB )
滝 敏美
投稿日:2023年03月21日 11:47
No.247
ダウンスラストの定義を「プロペラ中心と重心位置(高さを含む)を結ぶ線からの角度」と定義するのが妥当と言えると思います.
図面には機体重心位置の高さが表示されていないのが普通なので,このダウンスラストの定義を使うのは難しいとは思いますが,こういうデータがあると新しい機体の設計の参考になるでしょう.
松本@GPF
投稿日:2023年03月23日 21:39
No.248
【Home】
胴体上の基準線(中心線や動力ゴムに沿った線)を基準にダウンスラストを表現する合意は多分100年近い歴史があり十分に定着しています。設計、工作、飛行調整じの表現手段として便利なのが現在の使い方が広く受け入れられている理由でしょう。
飛行解析時には少し面倒でも「プロペラ中心と重心を結ぶ線から測ったダウンスラスト」と表現すれば良いのかと思います。
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