83年卒中国語学科2組


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どうする?
宮道雅也 投稿日:2023年03月26日 23:13 No.426
宿命だと諦められない事が起こりました。日本のニュースでも報道されていましたが、アステラス製薬の駐在員が中国国家安全部に拘束されました。本帰国の時にアパートを出発してから、足取りが取れなくなり、拘束されたのがわかった様です。しかも、その人は、日本商会でライフサイエンスグループと言う製薬、医療機器、化粧品の団体の活動で先頭に立って活躍していた顔見知りでした。今日それがわかって、あまりにも身近で起こった事なので、我が身にも降り掛かりかねないと同業者の皆んなを恐怖に陥れています。明らかに、習近平主席のロシア訪問中に、岸田総理が、ウクライナを電撃訪問した事に対する不快感の現れです。私も、明晩、上海で一泊して、ニュージーランドへの出張のため出国する予定です。来月から中国の日系医療機器業界の会長になるので、まさかとは思いながらも、出国前に拘束されないか不安です。折角、季節も良くなり、日中間の行き来もし易くなり始めた矢先に、一気に、気分が滅入ってしまいました。もう歳やし、やっぱり、頑張らずに帰りたくなって来ましたが、帰ることも怖くて帰れない!どうしたらええねん〜

仲井 投稿日:2023年03月27日 01:46 No.427
宮道君、大陸でのお仕事、お疲れ様。また今回の日本人拘束、私もショッキングでした。いま私の会社も一人技術者を河南省の協力企業に派遣しています。知人の方とは立場は全く違うけど、やはり政権に忖度する輩がいないとも限らない。心配です。

国際手配を受けたプーチンと握手をしてしまった習近平政権。まして今年のG7議長国の日本がゼレンスキーと握手するのとほぼ同時だったからね。タイミング悪しだよね。既にアメリカは議会で台湾を支援していくことを法案化したからね。広島サミットではロシアや北朝鮮、ミャンマーなどと共に中国も何等かの標的にされる可能性があるだろう。こんな状況下では、第2第3の拘束者がでる可能性も高いかもしれません。

会社員としての立場もあるし、また中国の会社には思い入れも強いとは思うけれど、状況や年齢、家庭事情も含めて、熟慮されることをお勧め致します。

今の中国は、一人の皇帝が牛耳っている、まさに独裁国家だと思います。その皇帝がバランス感覚に優れ、有能ならあまり問題にはならないけれど。


宮道雅也 投稿日:2023年03月28日 01:13 No.428
仲井先生が言う通り、文革の時期のことは、わからんけど、僕らの同年代の人達は、文革の時のようにならなければ良いがと、心配しています。恐らく文革以来、最も文革に近い状態になりつつあると感じているのだと思います。ある中国のグループ企業の総裁と話していて、独裁でも指導者が、賢ければ良いが、バカだと困るとも言ってたなぁ〜!
因みに、その人の会社は、すごく開放的で民主的、世代交代も進んでいて、若い経営者がすごく育っている。後継者が育たない弊社も見習わないといけないと反省しています。もしかして、自分って独裁者?


仲井 投稿日:2023年03月28日 21:09 No.429
この所のニュースのトップ或いはセカンドで、このアステラス製薬の社員の方の拘束のことが報道されています。本当にお気の毒だと思います。またお知り合いということで、宮道君にも心境穏やかざるものだと思います。大陸在住の外国人にとっては、正しく受難の時代になったようですね。

反スパイ法や国家安全法の制定以来、最近の中国は、敢えて言わせてもらえば、人権などを重んじる民主主義国家や法治国家とは全く正反対にある、前時代的独裁国家、まさに共産党が指導する独裁国家なのでしょうね。しかも習近平親分はこの反スパイ法の改定を行おうとしていると聞きますし、中国国民には密告を奨励するべく報奨金まで出ているとか。コレはもう、文革の時代と大して変わらない。

以前スパイ罪で禁錮12年の実刑判決を受けた日本人が、、病院で亡くなられたと云う報道がありました。この間、日本政府は人道上の観点から釈放するように中国政府に訴え続けましたが、門前払いだったとか。密室裁判の上にはっきりとした拘束理由も説明もないまま、実刑。恐ろしい国です。

宮道君、今後のことは熟慮の上にも熟考されて、その指針を決められた方がよいと思いますね。また引き続き中国に残るなら、その立ち居振る舞いには十分気をつけて頂きたいですね。


仲井 投稿日:2023年04月01日 00:27 No.430
ついにこの日本人拘束問題に関して、林外相が直接中国の外相と直談判することになりましたね。林外相には、行くからには必ず身柄の引き渡しを達成して貰いたいですし、長年日中の架け橋となってきたこの方を、確実にご家族の元に返して貰いたいと思います。

ある新聞社の社説によれば、今回のことは習近平の過去の2つの出来事からのトラウマからではないかと言っています。一つは文革での本人が下放されたことや両親の悲劇的な最期。二つ目は最近にあった、本人を落とし入れようとしたクーデター騒ぎ。この2つのことから習近平は、権力中枢にあっては、絶対的な力を持っていなければ必ず追い落とされる。だから常にその為の安心感を欲しているのではないかと。

だからからか、香港がガタガタした時も徹底してデモ隊や知識人達を弾圧した。イギリスとの五十年は現状維持という約束も完全に反故にした。今回も自ら訪露した際、同時にウクライナを訪れた岸田総理の行動に対しての国際社会の反応に対して、国内で燻る対立派を抑えるための邦人拘束だったのかもしれませんね。しかも加えてプーチンは習近平との共同声明を一週間後にはあっさり覆してベラルーシに戦略核の配備を表明した。元々中国人はロシア人を信用していない上に、こんな形でプーチンに面子を潰された習近平がどう考えているか。

兎に角、拘束された方の安否確認や身柄確保と無事帰還。そして今後このようなことが起こらない?ことを祈るのみです。そして宮道君のように現地で頑張っている人達が安心して仕事ができるようにしてもらいたいですね。




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