83年卒中国語学科2組


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水曜日は休みたい
えこし 投稿日:2022年11月03日 16:13 No.248
快晴の文化の日、爽やかです。ゆうべは娘もご機嫌。休みの前の日はウキウキの人多そうですね!日頃から「水曜日は休みしたらええのに。一週間(土日曜日以外)まるまる働くなんて、働き過ぎ。水曜くらいに休んでリフレッシュした方が仕事の効率あがるって!」とのたまう我が娘。そういえば、次男も小学生の時「俺は水曜休む。」と宣言して3年生の1年間必ず水曜は休んでたなぁ。笑。

でも分かる気がします。趣味が仕事に発展したような幸せな人は「別に休みなんか要らんよ」という感じでしょうが、たいていの人は休みたい気持ちにむち打って週5日ほどは頑張って働いている。学校なら学校の企業なら企業のルールからはみ出さないように自制して自制して過ごす。これってけっこうエネルギーの要ることだと思います。そんなに自制しなくてもすんなりその組織や集団になじめる人はいいのですが、わたしなんかけっこう自制が必要なタイプだったので(あれで自制してたの?と突っ込まれそうですが。笑。)毎日けっこう疲れた~と言う感じでした。わたしの遺伝子を半分受け継ぐ娘や息子もやっぱり自制が必要なタイプで週半ばの水曜あたりで休憩しないと「あ~もうしんどい!」って感じなんだと思います。ルールから解き放たれ自分を取り戻す時間が必要なんです。

普段からわが家はこういう感じなのですが、先日「水曜日は働かない」という本をたまたま見つけました。題名に惹かれて直ぐに読んでみました。著者は宇野常寛という批評誌の編集などをしている人でご存じの方もおられると思います。ちょっと理解に苦しむ内容もあったのですが、前半は、よくここまで私と感覚の似た人がいるものだと驚きながら読み進みました。最終章で猪子寿之氏との対話にふれ、この世界に生きる大半の人々はあたらしい「境界のない世界」に投げ込まれてしまったことに気づいていない。そのため「壁をつくれ」と訴えるトランプを支持し、「線を引き直す」ブレックジットを選択する。果たして突破口はどこにあるのか・・・それは文化の力であると述べています。文化の力でしか世界は広がらないと。そして「人類を前に進めたい」という言葉でしめくくられています。二十一世紀は政治でも経済でもなく「文化」がキーワードになる百年なのかもしれませんね。


仲井 投稿日:2022年11月05日 02:42 No.256
私も水曜日を休みにする考えに賛同しますね。特に体力が落ちてきた六十歳以降は、本当にそう思います。実は私も定年後の雇用延長をする際に、水曜日を休みにしたいと会社と話し合い、社会保険との兼ね合いから第2水曜日と第4水曜日を休みにしました。

若い頃に痛めた腰の影響から、長時間の同一姿勢での立ち仕事を5日間から6日間続けると、もう膝が痛くなり、酷くなると膝が焼けたような痛みさえ出てきます。一度脳神経外科で診てもらった時に手術も検討しましたが、最終的には手術せず減量と痛み止め薬で対応することに決めました。

この身体的状況に加えて老母の通院やその他の家庭事情により、週の真ん中に休みを取ることにしました。月火と仕事をして水曜日に休みを取り、また木金と仕事をして土日と休みを取る。これだとまだ身体の負担も少なく、また家のことも何とか回すことが可能になりました。さすがに土日だけでは、とてもとてもやり切れませんでしたね。

定年前に、退職された先輩社員の方から段々と働けなくなるよと言われましたが、今はそのことを本当に実感していますね。身体が続く限りは働きたいとは思いますが、年金が支給されたらまた会社と相談して社会保険を国民健康保険に切り替え、完全に週休3日にしようと考えています。それに会社の老害にならないようにもしたいと思ったりもしますので、67歳から70歳をリミットにリタイア出来ればいいかなぁと思いますね。特にいまガン治療を行っている社長が何等かの都合で引退し、次世代にバトンタッチされることがあったら、その時がタイミングになるかもしれませんね。

リタイアした後はどうしようかな。今まで出来なかったことを始めたい。遊びをせんとやうまれけん・・・、の心境ですかね。


えこし 投稿日:2022年11月05日 14:07 No.258
仲井くん

コメントありがとうございます(*^_^*)
あそびをせんとや生まれけん・・・今様ですね。リタイヤ後の楽しみは尽きませんね(*^_^*)

実は、わたしには簡単なホームページくらいはつくれるおばあさんになりたい!という願望があって今月15日から半年間、Webプログラミングの学校に通う決心をしました。数年まえから教育の現場でもプログラミングという言葉をよく耳にしたり目にしたりするようになっていました。「あー、これからの人は普通にプログラミング言語を使える世代なんやなぁ」とちょっと遠い世界のように思っていましたが、日常の中にドンドン入ってくるIT技術を全然分からないまま後の人生をおくるものな~・・・という思いもあり、とにかくやれるところまでやってみよ!という感じでスタートすることにしました。娘には「心、折れるで。」と忠告されていますが、そんな時こそウソでもええから「ママならできる!」と励ましてや!と話しています。笑。今でも老親4人の世話でヨレヨレなのに!とお叱りの声が聞えてきそうですが、介護があるからと自分のやりたいことを諦めるのは親にとってもわたしにとっても良くないことだと思っています。家族や妹達、ヘルパーさんなどいろんな方に協力を仰ぎながらなんとか頑張りたいと思っています。学校は平日(たまに土曜も)午後の3時間。年内は四条烏丸まで通う必要がありますが、年明けからは殆どがオンライン授業になります。IT系の学校はオンライン授業が多いことも魅力ですよね。かりに仕事をするにしてもほとんどがオンラインでOK、時間の融通が利きやすい点も魅力です。一番心配なことはやはり記憶力の低下です。若い方と一緒に勉強をして果たしてついていけるかどうか・・・時間をかけて繰り返しトレーニングをするしかないのですが、その時間も限られています。くじけそうになったらここで泣きますので、その時は励ましてくださいね!笑!


仲井 投稿日:2022年11月05日 22:51 No.259
我がクラスの女性陣の向学心には、本当に頭が下がりますね。えこしさんといい、ぴぁおさんといい、また広部さんといい、新たな資格を取ろうと自己啓発される姿には心底敬服致します。(翻って仲井さんは遊ぶことばかり考えています。情けないですね。)ぜひプログラミング技術をマスターされることをお祈り致します。

この歳になってくると、やはり自分自身のリミットを考えてしまいます。平均寿命というものがあるわけですから、例えばあと何年生きられるか、から始まり、あと何年健康でいられるか、あと何回ゴルフがラウンドできるか、あと何冊本が読めるか、いつまで車が運転できるか、などなど。考え始めるとキリがありませんが、いつまでも今と同じ状態でいられるわけではないですから、それまでに、例えば何本でもよいからよい映画を見たいと思うわけです。またコロナ禍が無ければ、定年後は、出来るだけ憧れの土地を訪れてみたいとも思っていました。

仕事ではない、あくまでプライベートな感覚で、何でも見てやろうという気持ちが強くなります。だから遊びやせんとはうまれけむ、生来の遊び人なのでしょうね。
ポルトガルの海。イスタンブールの街並み。アイルランドのゴルフ場やパブ。ハワイの夕陽。ニュージーランドのラグビー場。台湾の田舎道。青森県の津軽半島。沖縄県の宮古島や石垣島。小笠原諸島。北海道の知床半島。もう考えれば切りがありません。

いつまでも夢見るオジサンなのかもしれませんね。そして最後は芭蕉や西行法師のような心境になりたいなぁと、相変わらず非生産的なことを夢想しています。


えこし 投稿日:2022年11月10日 11:06 No.269
仲井君

非生産的なこと、好いですね!!最高の贅沢です。西行のように生きることは一つの理想型かなと思います。わたしなど直ぐに世知辛いことを考えてしまい、生活費はどうしたはったんやろ?と心配になったりします。まだまだですね・・・笑。

わたしはその時々で気になること、興味をもってしまったことをある程度やってみたい!と思うところがあり、おかげであまり退屈するということはありませんが、面白くないとおもったらサッサと手を引いてしまいほとんど思い出すこともなくなってしまいます。人生最後の日はいったいどんなことを思い出すのかなぁ。そんなことをふと考える年齢になりました(*^_^*)


仲井 投稿日:2022年11月11日 19:52 No.273
非生産的な生き方を徹底した人と言えば、種田山頭火の右に出る人はいないでしょうね。恐らく今の日本人の大半は病院で最後をむかえるでしょうし、私もまたそうなるだろうと思います。ところがドッコイこの山頭火先生は、松山市の自分の草庵で泥酔頓死。半生を旅に暮し、最後の夢は枯野を駆け巡ったのでしょうね。

有名な句に:
分け入っても分け入っても青い山
捨てきれない荷物のおもさまへうしろ
うしろすがたのしぐれてゆくか
枯れゆく草のうつくしさにすわる
夕焼雲のうつくしければ人の恋しき
いつ死ぬる木の実は播いておく

山頭火の句を味わっていれば、心だけは、何となく彼と共に、枯野を駆け巡るような気がしますね。余生は山頭火と共にあるかな。


えこし 投稿日:2022年11月14日 16:15 No.278
仲井くん

山頭火さんにしろ西行さんにしろ、押さえがたい魂のうねりのようなものを抱えていたのかもしれませんね。
山頭火の句はどれもいたたまれない気持ちになってしまいます。
西行の歌は「花散らで 月は曇らぬ よなりせば ものを思はぬ わが身ならまし 」が好きです。


仲井 投稿日:2022年11月15日 02:28 No.282
詩人や歌人、文人が持つ、ある種独特な、抑えがたい魂のうねり、読みながら私も非常に感じることがあります。そしてそれが時として常人には考えられない、これまたある種の狂気に近い感性や言動、行動として作品に表れるのかと思うことが、多々あります。中原中也しかり、西部邁しかり、三島由紀夫しかり、川端康成しかり、太宰治しかりかな。

幸いなことに私はそのようなものを持ちわせていないから、平凡にしかし、まずまずの日々を過ごせているのかもしれませんね。


えこし 投稿日:2022年11月16日 09:26 No.283
仲井くん

気狂いに近い状態のなかで命を削り、絞り出された一滴が芸術へと昇華されるのでしょうね。常人のわたしには想像も及ばない次元のことですが、そうして生み出された作品に励まされたり、慰められたり・・・感謝するばかりです。




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