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投稿者:えこし
快晴の文化の日、爽やかです。ゆうべは娘もご機嫌。休みの前の日はウキウキの人多そうですね!日頃から「水曜日は休みしたらええのに。一週間(土日曜日以外)まるまる働くなんて、働き過ぎ。水曜くらいに休んでリフレッシュした方が仕事の効率あがるって!」とのたまう我が娘。そういえば、次男も小学生の時「俺は水曜休む。」と宣言して3年生の1年間必ず水曜は休んでたなぁ。笑。 でも分かる気がします。趣味が仕事に発展したような幸せな人は「別に休みなんか要らんよ」という感じでしょうが、たいていの人は休みたい気持ちにむち打って週5日ほどは頑張って働いている。学校なら学校の企業なら企業のルールからはみ出さないように自制して自制して過ごす。これってけっこうエネルギーの要ることだと思います。そんなに自制しなくてもすんなりその組織や集団になじめる人はいいのですが、わたしなんかけっこう自制が必要なタイプだったので(あれで自制してたの?と突っ込まれそうですが。笑。)毎日けっこう疲れた~と言う感じでした。わたしの遺伝子を半分受け継ぐ娘や息子もやっぱり自制が必要なタイプで週半ばの水曜あたりで休憩しないと「あ~もうしんどい!」って感じなんだと思います。ルールから解き放たれ自分を取り戻す時間が必要なんです。 普段からわが家はこういう感じなのですが、先日「水曜日は働かない」という本をたまたま見つけました。題名に惹かれて直ぐに読んでみました。著者は宇野常寛という批評誌の編集などをしている人でご存じの方もおられると思います。ちょっと理解に苦しむ内容もあったのですが、前半は、よくここまで私と感覚の似た人がいるものだと驚きながら読み進みました。最終章で猪子寿之氏との対話にふれ、この世界に生きる大半の人々はあたらしい「境界のない世界」に投げ込まれてしまったことに気づいていない。そのため「壁をつくれ」と訴えるトランプを支持し、「線を引き直す」ブレックジットを選択する。果たして突破口はどこにあるのか・・・それは文化の力であると述べています。文化の力でしか世界は広がらないと。そして「人類を前に進めたい」という言葉でしめくくられています。二十一世紀は政治でも経済でもなく「文化」がキーワードになる百年なのかもしれませんね。
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