83年卒中国語学科2組


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どうなってるの???
えこし 投稿日:2022年10月22日 16:03 No.229
義母の右足の話しには続きがあります。

骨折しているのに入院できないとなると本人も家族もほんとうに大変なことになりそうなので、ケアマネジャーさんに電話で相談をすると
「え!そんなこと言われたんですか!それはI医院だからと思います。ご面倒ですが、もう一度K病院(地域の総合病院)を受診して、どうしても家族では看られないとおっしゃれば入院はできるはずです。」とのこと。電話を切って直ぐに父母に連絡をし入院の用意までしてK病院整形外科の診察を受けました。レントゲンも時間をかけて何枚も撮り、エコーで確認までしたもらった結果。
担当医(整形外科部長)「どこも折れていません。骨折はしていませんね。関節炎です。歩き過ぎたのと違いますか?転けたり、打ったりすることなく骨折するというのはまずありません。」触診も丁寧にされ「少しずつ腫れも引いているようですし、痛み止めの注射をしておきます。2日ほどで痛みは取れると思います。サポーターをしていれば歩いても大丈夫ですよ。」ということでした。えーーーーー!!!そうなん!!!よっかった~~~(*^_^*) 本当にホッとして身体の力が一気に抜けたようでした。笑。 それにしてもI医院の「骨がグシャっと潰れて折れてしまっています!」というのは何だったんでしょう!?母が「そういえばレントゲン写真も見せてもらってなかったわ。」とのこと。誤診なのでしょうか・・・?私がつき添いをした時もI先生の義母に対する口調が強く、「あんたがこれ(サポーター)で治すていうからこれ付けてるのに!!全然ちゃんと巻けてないやない!!」など義母を責めるような言葉の連続にすごく違和感があったので、今後の骨粗鬆症と膝の治療はK病院に切り替えたほうがいいと義母に話をしました。ケアマネジャーさんにも「その方が良いと思います!」と力強く賛成して頂きました。笑。こんなことってあるんですね。

でも入院についてはK病院でも「今はコロナなので原則、手術が必要な方しか認められません」とのことでした。泣きつけばなんとかなりそうな雰囲気もありましたが・・・アハハハ・・・(^^;)

買い物にも付き添い、諸々の用を済ませて帰宅したのが夕方4時過ぎ、昼食もとれずのわたしはヨレヨレで怒りも湧いてこなかったのですが、ことの顛末を家族や協力してくれていた妹達に話すとみんな激オコ!!!I医院は誤診の上に不親切極まりない!!!とのこと。ほんまにそうですよね。こんなに分かり易い誤診の体験は初めてのことで驚いています。けっこう患者も多いようにおもうのですが・・・。よく分かりません。ともかくまあ骨折していなくて良かった、良かった!ということでした。ご心配をおかけいたしましたm(_ _)m


仲井 投稿日:2022年10月23日 02:31 No.230
なるほど、それは二重に大変な時間を過ごされましたね。誤診でしたか。やはり医療においては、セカンドオピニオンは重要ということですかね。(ちょっぴり残念な話ですが、医師も人間だと言うことなのでしょうが、しかし誤診はやはり許されませんね。)

実は私自身もかつて陥入爪という足の爪の病気治療で、誤った治療のために酷い思いをしたことがあります。三十代の頃、私はブクブクに太っていまして、全体的にお肉がついていました。加えて爪の形が湾曲していて、両足の親指の爪が伸びてくると、靴をはくと体重で圧迫され、爪が肉に食い込んでいき、赤く腫れ上がり、ひどくなると膿んできて、もう痛くて痛くて歩けなくなることに悩まされていました。

実は私の場合は先に大きな病院の形成外科で、これを治すには入院して爪が生えてこない手術が必要だという診断を受けていました。2週間は入院しなければならないと言われました。当時、会社を変わったばかりでそのようなことは出来ないことだったので、もうひとつの地域の中規模外科病院で簡易治療をしてもらい、お茶を濁していました。それは伸びて食い込んだ爪を切り、腫れを癒やす治療でした。爪を切った時は楽になるのですが、伸びればまた腫れ上がってくる。また爪を切りお茶を濁す。その繰り返しでした。ただお茶を濁すと言っても食い込んだ爪を切るには麻酔注射を腫れた足の指にしますから、これはとても痛いんです。

先の総合病院の診断も頭にあったので担当医師(その病院の院長先生)にこの繰り返しのことをたずねたら、これしか方法がないから仕方がないと言われました。そうこうしているうちに体重が少し落ち、また転職して靴から工場仕様の、少しゆったりした安全靴を履く生活になり、この陥入爪治療と縁が一時的に切れました。

転職した会社での中国工場勤務で、ストレスからまた体重が増え、加えて糖尿病も発症したため、思い切って先に診断を受けた総合病院で入院治療を受けました。糖尿病の治療と言っても、どちらかと言うと検査入院と生活指導が中心でしたから、生活習慣病を如何に克服するかを指導されました。その中でこの陥入爪が糖尿病患者にとっては大変危険なものであることを知らされました。糖尿病は身体の末端神経や細い血管を駄目にしていくものですから、普通の人より小さな外傷でも治りが悪く、血糖値が高いと手術することもできません。陥入爪により腫れ上がり膿んできた場合、下手をすると壊疽になりかねないことになります。

入院中に壊疽で足を切断した患者さんも目にしましたから、私はこの入院を期にして両足の陥入爪手術をすることを決めました。この手術は、両足親指の湾曲する外側の爪が生えてくる組織を切開して除去してしまうものでした。部分麻酔でしたから意識もある中で手術を受けましたが、術中に先生が、これは痛かったでしょうと言われたことが、今も忘れられませんね。会社をクビになっても生命には代えられないと思いました。

実は同じ時期に私の中学時代の友人がリンパ腫で亡くなったことも、この手術を後押ししました。その友人は働き過ぎで疲れやすくなり、加えて肩に脂肪の塊のようなものが出来たため、私と同じような地域医院に行きました。脂肪の固まりだから大丈夫ですよと言われたそうですが、しかし身体も段々と酷くなり、また固まりも少しずつ大きくなってきたため、県立の総合病院で診てもらったら、リンパ腫の固まりであることが分かりました。即入院し治療を受けたのですが、時すでに遅く、一年後に彼は亡くなりました。ガンがリンパを経由して身体中に回っていたそうです。

先に話した中国工場から一時帰国していた時に彼の死を知り、お宅にお悔やみに行った時に、彼の母親から涙ながらに事の顛末を聞かされ、特に身体が酷かったら我慢などせず、すぐ大きな病院で精密検査を受けるべきだと諭されました。優しげな顔をした彼の遺影を見ながら、本当にそうだと思わされたことも、先の糖尿病治療や陥入爪の外科手術に私を向かわせた大きな要因になったことは間違いありませんね。人のいい優しい彼の眼差しを忘れることはできません。

お陰様で私の陥入爪は、手術後は再発することもなく、三十年経った今でも腫れ上がることはありません。しかし大病院がベストとは言えないこともあります。私の睡眠時無呼吸症候群に関する治療に関しては、大病院で治療機器に関してちょっと誤りがあり、地域の権威的なお医者様により是正されたことがあります。要はその医師の技量や臨床経験が物を言うことを、私は三十年かけて学んだわけです。以来、私は、こと医療に関してはセカンドオピニオン、必要とあらばサードオピニオンも辞さないと思っています。

長くなりましたこと、申し訳ありません。


仲井 投稿日:2022年10月23日 09:41 No.231
追記:明石家さんまさんがよく口にする、生きているだけでボロ儲け!という言葉があります。さんまさんの弟さんが、才能があったにも関わらず、10代で亡くなってしまったことに起因していると言われています。お笑い芸人の彼の中に、途轍もない深い悲しみの闇があるように思いました。作家の五木寛之氏も満州からの悲惨な引き揚げ体験や弟さんの死亡を踏まえてか、ただ生きているだけで素晴らしい!と言われています。医療はそれを支える大切な因子の一つですから、しっかりと見極めたいですね。

えこし 投稿日:2022年10月23日 16:35 No.232
仲井くん

コメントありがとうございます!

ほんとうにセカンドオピニオン、時と場合によってはサードオピニオンの必要性を痛感しますね。ご自身の治療のご経験、大切なご友人をご病気で亡くされたお話しは具体的でしっかりとしたイメージを強く心に刻むことができました。感謝いたします。ありがとうございました。
さんまさんや五木寛之さんのように身近な人の死を経験した方は、特に若い頃にそれを経験した方は人生の不条理を目の当たりにされ、その深い深い悲しみ、怒りを文学や芸術に昇華されているような気がします。
なんでも経験してみないと本当のところは分からないもんですね。人から聞いたり、本で読んだり、ネットで調べたりとついつい分かったつもりになってしまっていますが、実体験ほど確かなものはありませんものね。歳を重ねることで蓄積された体験は本当に貴重だと感じる今日この頃です。

お写真、良い雰囲気ですね。夜の金沢市内ですか。




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