雑銭掲示板Ⅱ


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短尾寛方冠寶
笑門泉 投稿日:2024年01月19日 05:25 No.999
浩泉丸さまのHPで紹介して頂きました。ありがとうございます。

短尾寛方冠寶ですが母銭のことはいざ知らず、通用銭は2007年に収集誌に発見が発表された1枚のみの現存と思っていました。
ですから2枚目の発見は必ずしも1枚目の価値を下げるものではなく、むしろ存在の真実性を高めるものと信じ応札したのです。
しかし情報がないだけで実際には何十枚も現存が確認されているのかも知れません。酔いが覚めた翌朝の空虚感といったらないことでした。

私の知識は生かじりであてになりませんのでやっぱり古銭会に入っていないとダメですね。意見を求めたくても情報の開示の場がありません。
入手したとてオロオロするばかりです。
それゆえ厚かましいお願いで恐縮ですがこの掲示板を見ていらっしゃるベテランの方々、もしよろしければどの様な事でも構いませんのでご見解を賜れれば幸いです。面背のみですが画像を添付しますのでよろしくお願いいたします。

銭径 27.4㎜ 面内径 20.5㎜ 重量 6.4g(小数点第二位切り捨て)

通常の短尾寛よりも彫りの深い製作で、それより製作は少し劣り長尾寛と短尾寛の中間的な存在に見えます。
長尾寛から改鋳の折に短尾寛と同時に試作され、やはり歩留まりが悪く不採用になったのかと空想しています(本物であったなら)。

(笑門泉 68式ヲヤジ)


七時雨山 投稿日:2024年01月19日 10:36 No.1000
笑門泉 様

大珍品短尾寛方冠寳入手おめでとうございます。
画像を見ていると方冠寳と言うより、「大珎寳」と言った方がいいですね。
寛字は広サ寛、永字は進点昻水、通字は短跳用、寳字は大王寳とそれぞれ特徴が有ります。
大様の母銭は秋田のH氏がお持ちでしたが、お亡くなりになった後オークションに出品されていたように思います。収集誌に発表掲載された通用銭もオークションに出ていたように思います。母銭が出現したときは、試鋳品との見解が多かったようですが、こうして二枚目が見付かると、少数の鋳造で終わったものと思います。
因みに、オークションに出品された母銭と通用銭は、未確認ですが、新潟の方の所に行ったようです。
掲載の通用銭は、H氏の母銭から鋳造された物とは思われませんので、この通用銭の母銭も発見されると良いですね。
青銭の差しはあまり喜ばれていないように思いますが、差しから小頭通を見つけたという報告も北海道から届いています。


笑門泉 投稿日:2024年01月20日 04:56 No.1002
七時雨山さま

ありがとうございます。2007年の収集誌以降の情報は知り得ませんでした。
その1枚目の発見時は賛否両論があったようですので、今回の出現で懐疑的な見方が払拭されれば良いな、と思います。


稲陽舎 投稿日:2024年01月20日 10:16 No.1003
笑門泉様
ご入手おめでとうございます!また本銭についての情報共有もありがとうございます。当初収集誌に投稿させていただいた者です。画像と現時点で分かっている点について共有させていただきますね。私の銭は秋田県出の雑銭から出ました。またほぼ同時期に静岡のK様が発見されていたことを方泉処のIさんからお教えいただきました。この他に九州方面で2枚、また私の近所(同じ区内)の大先輩が横浜の雑銭の中から発見し、今回の発見も含めて5枚目かと思います(他にも発表されていないのもあると思います)。私の画像、大先輩が発見された拓を投稿します。いずれも外径は27.6ミリで内郭の左側が欠ける兄弟銭です。

また先日投稿されている大頭通彫母、気になります。すごい発見ですね。
まだ正字大玉寶や長尾寛大字など四文銭は発見の余地があると思っていますので皆様と一緒に楽しめればと思います。


笑門泉 投稿日:2024年01月20日 17:22 No.1005
稲陽舎さま

情報をご提供いただきありがとうございます。井底之蛙、勉強になりました。
それにしても画像の品は素晴らしい状態ですね。ご先輩の品も拓から状態の良さが伝わってきます。歩留まりの悪さ(不良品の多さ)の話はなかったことにして下さい (^_^;)




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