雑銭掲示板Ⅱ


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細郭手 覆輪繊字類と覆輪連玉寳
関西のT 投稿日:2023年02月22日 21:48 No.454
刮頭天や浩泉丸様お持ちの29.6g重量銭の刻印は同じであり、「収集」出品物の刻印は分かりませんが、作風から「収集」の品も同一の刻印が打たれた同じ銭座のものと私も予想しています。
※制作日記2022/8/11と2021/1/21を参照
※数を見てないので幾つか刻印の種類はあるかも知れません

また私の持つ右の覆輪繊字は覆輪連玉寳と同時出現した品の兄弟銭、かつ銅色、肌、作風が共通するので製法は違いますが連玉寳も同一銭座だとも思っています。一方で刻印はまるで一致しないのが残念。

画像は、
・右)覆輪繊字 大桐刻印(天左小星)
縦:49.35mm /横:32.60mm /文:41.15mm
/重:17.1g
※類似貨幣カタログで「203 再覆輪」として掲載。四国のK様が掲示板2021/8/17に同じ品を投稿されています。そちらは49.65mmとの事。
・左)覆輪繊字 異刻印(背郭右欠損)
縦:49.30mm /横:32.65mm /文:41.10mm
/重:22.9g
※前段階の細縁銭あり。

・覆輪連玉寳2品(連玉寳、面背弱刔輪、第一當ツ陰起、背郭左下に膨らみのある品)
右)縦: 48.15mm/横: 32.50mm
/文:40.50mm /重:20.4g
左)縦:48.30mm /横:32.40mm
/文:40.65mm /重:18.5g
※類似貨幣カタログにて「202 覆輪」として掲載。異刻印が数多く見られるとの事ですが、縁がなく殆ど実見できていません。「収集」2102にて出品中。


68式ヲヤジ 投稿日:2023年02月23日 02:32 No.455
所有する覆輪連玉寶と同削字です。Tさまのご蔵品と横向きの極印や偏輪の具合が似ていると思います。

関西のT 投稿日:2023年02月24日 11:17 No.457
68式ヲヤジ様

画像投稿ありがとう御座います!

見る限り確かに同じ形状の刻印ですね。
また右の品は輪際が削られた跡がクッキリ残っていて非常に面白い!
一方で、連玉寳には多様な刻印があると予想していたのですが、そうでもないのかな?

追加画像は以前所有していた連玉寳の派生種である狭玉寳。
弱刔輪で連玉寳、第一當ツ陰起、背郭左下に膨らみがあるのは共通として、更に王郭の左側が短く変化しています。
銭文径は連玉寳と同一。
刻印は丸の中に点、あるいは無刻印かも知れません。

縦:48.50mm /横:32.15mm /文:40.65mm/重:21.5g


七時雨山 投稿日:2023年02月26日 21:16 No.464
関西のT様

細郭手覆輪連玉寶を一枚だけ持っていますので、画像をアップします。
長径48.40短径32.45銭文径40.35です。
十字型の異極印です。


とら 投稿日:2023年02月27日 23:09 No.471
関西のT様

細郭手覆輪で連玉している物で、刮頭天などと名称が付いている物を除いた8枚ほど添付します。5枚目は、覆輪でなく重量銭です。
5・7・8枚目は、本座より銭文径が0.5mmほど小さく残りは、1mm前後小さくなっています。


関西のT 投稿日:2023年03月01日 13:36 No.473
七時雨山様
とら様

お二方ともいつも画像投稿ありがとう御座います。

今まで投稿いただいた、刻印の主脈が円柱形のものとも異なるごく真っ当な桐刻印ですね‼︎
68式ヲヤジ様、七時雨山様と とら様の刻印もそれぞれ共通していることから、刻印を適当に作っているわけではなく、ちゃんとモチーフを定めて制作しているようです。

とら様投稿の画像、上段は同座、下段はそれらとは別座でいいと思います。※上段の右下はやや自信ありませんが
そして上段の右上はこんな製作が劣る品でも特徴が一致しているので同座でしょう。製作のブレ幅も観察できる画像感謝致します。所詮現代よりも技術力の低い時期に造られた鋳物ですので。

今の所は、真ん中の葉脈が肥大化するタイプがオーソドックスで、桐刻印、他異国位はやや少数派ということがわかりました。
浩泉丸の投稿にでてくる星形やミッキー型はごく少数か?
刻印の形状は製作時期の順番を推定するのにも使えるので引き続き収集していきます。

皆様ありがとう御座いました。




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