近畿植物同好会 掲示板
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月出の中央構造線
山本和子 投稿日:2024年01月07日 08:41 No.1061
昨日6日、三重県松阪市にある中央構造線(月出露頭)を見て来ました。野生植物に興味を持つようになってからすぐに見に行き、今回で3回目です。露頭は分かり難いですが、左側が内帯で北、右側が外帯で南になるのだそうです。ソハヤキ要素植物のアサマリンドウは中央構造線より南に分布します。

山本和子 投稿日:2024年01月07日 09:09 No.1062
関東から九州まで東西に1,000kmも続く大断層で、月出露頭は高さ約80m、幅約50mです。


中央構造線月出露頭
https://tabi-mag.jp/me0307/


中央構造線と襲速紀要素について 藤井俊夫 投稿日:2024年01月07日 12:23 No.1063
●中央構造線【大鹿村中央構造線博物館】のsiteより
https://mtl-muse.com/mtl/aboutmtl/tectnic-lines/
三重の櫛田川、和歌山の紀の川、徳島の吉野川が、中央構造線に沿って流れています。
約1億年前にできた大断層です。
https://mtl-muse.com/mtl/aboutmtl/whereismtl/
中央構造線の北側は1億年前にできた古い地層からなり、南側はそれより当たりしい地層とされている。
https://byakueido.web.fc2.com/blogs/chokzsn/chuokzsn.htm
https://mtl-muse.com/mtl/aboutmtl/tectnic-lines/

●襲速紀要素(植物区系)
中央構造線の南部を中心に成立する植物区系を構成する植物を「ソハヤキ要素」と呼びます。
襲速紀要素(そはやきようそ、英語: Sohayaki element)とは、植生の地理的な分類において、九州中南部(沖縄を除く)・四国南部・紀伊半島・東海地方に分布の中心がある、又はこの地域に特徴的な植物のことである。

掲示板の:[780] キレンゲショウマなど、ソハヤキ要素の植物について 藤井俊夫 投稿日:2023年08月11日 21:54 No.780:を参照のこと。
https://rara.jp/kinki55/page778#no780


辻本 穣 投稿日:2024年01月07日 17:47 No.1065
山本 様

初めまして、大阪公立大学附属植物園の辻本といいます。
私も三重県松阪市飯高町には年数回は訪れます。
目的は、道の駅の「とっとき焼きネギ地味噌」を買いにです。(笑)
近くの波瀬植物園にも行きます。

月出の中央構造線の看板はよく見けけて、車で途中まで行きましたが、断念しました。
今年は、教えて頂いたので再チャレンジしたいと思います。


山本和子 投稿日:2024年01月07日 20:46 No.1066
藤井俊夫様

中央構造線と襲速紀要素についてサイトのご紹介ありがとうございます。
ソハヤキ要素植物に興味があります。
キレンゲショウマは見たい植物のひとつです。

三峰山の登山口周辺でモミジカラスウリの果実を見られた方がいて、それを探すのが目的で行きました。
10年も前のことで今でもあるのかどうか分かりませんが、探しても見つけられませんでした。
車で2時間半ほど掛かりますが、花が咲く頃にまた行ってみようと思います。


山本和子 投稿日:2024年01月07日 21:10 No.1067
辻本様

私は松阪市街方面からで、道の駅・飯高駅より奈良方面に少し走り、三峰山登山口の方に林道に入りました。
月出の中央構造線は遠回りになります。家は鈴鹿市なので、3時間程掛かりました。

近畿自然歩道の看板は大まかなので、充分に下調べをされてから行かれた方がいいと思います。
以前、奈良側に近い方から入りましたが、月出の中央構造線へ入る道が分からなかったことがあります。
狭い林道はくねくねと曲がっていて、荒れた箇所もありました。どうかお気をつけて・・・。


オオカラスウリ:開花時の識別点 藤井俊夫 投稿日:2024年01月08日 09:49 No.1068
三峰山(みうねやま)は1999年に行っていました。北側の青少年旅行村から登ったはずです。
名張緑といきものの会の夏合宿だったと思います。
結構、急だったのと三峰山火山岩の大きな転石がゴロゴロしていて、歩きにくかったのを覚えています。
モミジカラスウリ、ヒメシャラ、ハクウンボク、サワフタギ、などを採集しています。
オオバアサガラ、ヤマトアオダモなどもあったと思います。枝が高くて採集出来ず。

神末(かみすえ)集落周辺の河川は土手が無かったと記憶しています。
またオオバアサガラなどの落葉樹が生育しオオカラスウリの生育できる環境ではないと思います。
登山口近くだと、川の土手もないと思いますし、開けた明るい環境が必要なオオカラスウリの生育には適していないと思います。
モミジカラスウリの可能性はないのでしょうか。

花が咲いていれば、簡単に識別できます。
萼裂片に歯牙がある・・・・・・・・・・オオカラスウリ
萼裂片に歯牙が無い・・・・・・・・・・モミジカラスウリ
以下のsiteを参照。
https://yasousanpo.sakuraweb.com/menu/ka/karasuuri.html
また、花柄(果柄)の長さが違う
オオ:2-3cm。巻きひげは2分岐
モミジ:1-2cm。巻きひげは3分岐


山本和子 投稿日:2024年01月08日 12:46 No.1069
藤井俊夫様

三峰山は有名な山ですが、鈴鹿からは遠いので登ったことはありません。
今回登山口まで行ったのはモミジカラスウリを探すためでした。
果実も葉も枯れて分からなかったのだと思いますが、6~7月に花が咲いていれば見つけられるかも知れません。

カラスウリ、キカラスウリ、オオカラスウリの3種が揃ったので種子の写真を撮りました。
カラスウリは三重県松阪市、キカラスウリは三重県鈴鹿市、オオカラスウリは三重県亀山市で採集しました。




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