特別快速「せんり2号」関西大学鉄道研究会OB会掲示板


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ここは何処シリーズ15
管理人 投稿日:2022年07月22日 21:32 No.167
[755] ここは何処?通番13
投稿者: 快速つくばね 投稿日:2021年12月11日(土)18時39分22秒 通報 返信・引用

 「終着駅シリーズ」第2弾です。
 リタイヤしてからJR東日本の「大人の休日倶楽部パス」を利用して北海道を何度も訪れましが、ご存知のようにJR北海道は経営環境が厳しく、この10年の間に北海道新幹線の一部区間が開業しましたが、在来線の営業収支は全線区赤字で、地元と協議が整った区間は順次廃線が進んでいます。
 今回は、廃線となった区間の終着駅が問題です。3駅は、いずれも映画の舞台となったところでこれをヒントにします。

写真1:2013年7月3日訪問
    『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』26作目
    1980年12月27日公開 監督・山田洋次 主演・渥美清
    新幹線開業後起点寄りの一部の区間が第三セクターとなっています。
写真2:2013年7月4日訪問
    『幸福の黄色いハンカチ』
    1977年10月1日公開 監督・山田洋次 主演・高倉健
    最後は1面1線の構内でしたが、かつてはこの駅の広大なヤードから石炭を搬出していました。
写真3:2013年7月4日訪問
    『駅 STATION』
    1981年11月7日公開 監督・降旗康男 主演・高倉健
    舞台となった駅前の風待食堂は観光案内所になっています。

 どの映画にも倍賞千恵子さんが出演されています。それにしても高倉健さんは『網走番外地』を始め『遙かなる山の呼び声』、『鉄道員』(ぽっぽや)など北海道の舞台がよく似合います。本日(2021/12/11)の朝日新聞土曜版「be」の2ページの記事で、『今こそ見たい 日本アカデミー賞映画』ベスト10で、『幸福の黄色いハンカチ』が1位、『鉄道員』(ぽっぽや)が6位にランクインされています。


管理人 投稿日:2022年07月22日 21:36 No.168
[756] ここは何処?通番13(解答)
投稿者: 快速つくばね 投稿日:2021年12月17日(金)22時33分24秒 通報 返信・引用

 一週間経過しましたがコメントがありませんので自己解凍?(パソコン用語です。自己解答が正当)します。
 写真1は、江差線の終点江差駅です。江差町は檜山振興局(旧・檜山支庁)の中心地域ですが、旧支庁所在地ではただ一つ、道庁のある札幌市への直行交通機関がありません。近年は戊辰戦争関連の史跡や景観の観光資源を活用した観光事業に力を入れていますが、北海道新幹線の開業する2年前の2014年5月12日に木古内-江差間が廃線となりました。
 写真2は、石勝線夕張支線の夕張駅です。夕張線はもともと追分-紅葉山(現、新夕張)-夕張が本線で支線として紅葉山-登川を営業していました。1981年10月1日に千歳空港-追分間および新夕張-上落合信号場-新得間 が石勝線として開業することになり、夕張線の追分-新夕張間も取り込まれ、新夕張-夕張間は石勝線夕張支線となり、先立つ3カ月前には紅葉山-登川間の支線が廃止されました。その後2019年4月1日には、もとの本線であった新夕張-夕張間の夕張支線の運輸営業も廃止されてしまいました。
 写真3は、留萌本線の増毛駅です。2016年12月5日に留萌-増毛間の運輸営業が廃止され、この区間を2013年7月4日に乗車しましたが、個人的にはこれが最初で最後の乗車になりました。残る深川-留萌間についてもJR北海道と地元の市町村の間で廃線の協議が行われています。途中の恵比島駅は、NHKの連続テレビ小説「すずらん」の撮影でこの駅が「明日萌駅(あしもいえき)」として使用されました。

*写真1:上ノ国-江差間の車窓
*写真2:新夕張駅。現在、3・4番線は使用休止。
*写真3:増毛駅前の日本海。遠くの町は留萌市街地。




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