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無題
あき 投稿日:2021年02月08日 21:30 No.1383
焦って自分の話ばかりで
先生の暴露に関するアドバイスにお返事
記述するのが抜けてしまいました

ごめんなさい(泣)

積極的な暴露
消極的な暴露
なるほどです

強迫観念が出てから=消極的
敢えて強迫観念を出す=積極的
はわかりやすいです

そうなのですね…
すごいです
暴露に関しては12年位前かった
エドナBフォアさんの本を参考にしていたのですが
実はここまで暴露は解明?されているのですね

確かに 消極的な暴露だと我慢我慢の連続でストレスが溜まったり
余計 汚れに集中しちゃう感じもあります
先が遠くて うんざりもするし
先ができなそうでやめたくなったり

すごいです…なるほどです(失礼な言い方だったらすみません でも、本当にすごい、なるほどと思っちゃって^^;)

暴露 興味かなり出てきました

しかし 先程のメールの件(暴露やりたいけど怖い)がどうしてもネックで…

お忙しい中申し訳ありません
お返事は急ぎません
宜しくお願いいたします


矢野 投稿日:2021年02月10日 03:01 No.1386
『この①より②の方が怖い』というのは、正確には、強迫行為ではあります。
ただ、この現象により、克服できたことが継続できているのであれば、それはそれで大丈夫だと思います。

「画像はただの画像」という言葉で腑に落ちるというのは、とても印象的ですね。
このような認知的な変化により、強迫症が改善することもあります。

曝露のへのハードルを下げるために、色々な認知的は戦略を先にするというのは、良いと思います。
「画像はただの画像」というのは、良いと思います。
「本人よりはマシ」というのは、もしかすると、この認識があるために、本人に対するハードルが逆に上がってしまっているかもしれません。
できれば、このような区切りは作るべきではないです。

制止学習による曝露では、曝露するものに対するポジティブな感情を情報として与えるというものがあります。
もともとは、蜘蛛恐怖症に対する曝露で、蜘蛛に対するポジティブな動画(蜘蛛が世界を救うアニメを見る)という介入をした群で曝露の効果が上がったことでわかった知見です。

もし、その人物のことを調べられるのであれば、調べてみると良いと思います。
似たような介入で、同性愛に関する強迫症の場合、同性愛について調べてみるという介入をすることがあります。
嫌悪感は汚染と結びつきやすいのですが、その実態は、「嫌い」という感情だったりします。
「嫌い」というのは、よく知らないということから出てくることもよくあります。
参考になるスレッドがあります。
https://rara.jp/behavior/page916#no924

このような恐怖対象に対する別の介入として、他人がその人とどういう接し方をしているかを見るということも有効なときがあります。
ただ、この辺りは、バランスが難しいです。
例えば、納豆嫌いの人が、納豆が好きな人の話を沢山きくと、納豆嫌いが少し緩和するくらいなものでしょうか。

また、最近、よくやっているのは身体感覚への介入です。
強迫観念が出てきた時に、身体感覚として苦しい感じ(ザワザワする感じなど)があると、ハードルが上がります。
その場合、その身体感覚を思い出しながら、タッピングをしてみたり、その身体感覚を緩和する練習(これは、ソマティック・エクスペリエンシング/センサリーモーターサイコセラピーという治療法を試している所です)をすると、ちょっとハードルが下がる気がします。

曝露や強迫症に対する理解も、大分、進んできたとは思います。
そして、曝露になかなかたどり着けない人のためにどのような戦略があるかを、色々な人が研究している段階だと思います。




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