ジョージ・セル談話室
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Haydn交響曲
やっぱりセルが好き!
投稿日:2024年03月11日 03:10
No.696
セルが定期でHaydnの交響曲を取り上げたのは‥
31番(with the Horn Call) 58-59.64-65
86番 52-53
88番 48-49.51-52.52-53.53-54R.54-55.58-59.64-65
92番(Oxford) 46-47.48-49R.56-57.61-62R.66-67
93番 53-54.58-59.66-67.67-68R
94番(Surprise) 52-53.66-67R
95番 68-69R
96番(Miracle) 68-69R
97番 47-48.49-50.54-55.57-58R.69-70R
98番 69-70R
99番 48-49.57-58R.65-66
102番 50-51.60-61
104番(London) 51-52.53-54R (Rは録音)
これを見ると95・96・98番を取り上げたのは録音された1シーズンのみ。
明らかに前期ロンドンセット(93~98番)6曲をレコード3枚で発売する為にというのが見て取れます。
全曲演奏会でもなければ演奏される事自体が少ないHaydnの交響曲。
協奏曲代わり等前座扱いされる事に対してネット上ですが「スコアへの敬意と研究と献身を欠いた生気のない演奏が横行している。
Haydnの交響曲は一流の指揮者・オケ・ホールが揃ってこそ!」との憤慨コメントを見た事があります。
「Haydnの交響曲は指揮者(オケ)にとってコストパフォーマンスが悪い」
確かyungさんのHPでのコメントだったと思いますが‥納得ですね。規模や演奏時間からトリになる事はまず無く、
演奏終了後に「ブラボー!」が掛かる事も無いと思いますが、
交響曲としての魅力を正しく伝え&興味深く聴かせるには十分な準備と力量が必要とされる訳ですから。
他の作曲家と比較するとやはり語られる事が少ない様に思うセルのHaydn交響曲ですが本当に素晴らしいと思います。
セルのHaydnが素晴らしいのは「セルの古典音楽に対する深い洞察力とそれに対応出来るCLOの完璧なアンサンブル能力が相まって‥」
⇒今流行りのAIのコメントです(笑)
逆に言えばセルにしても自信を持ってHaydnの交響曲をまとめて録音するには
【そのキャリアの晩年まで待たなければならなかった】という事でしょうか。
後期ロンドンセット録音の予定は無かったのでしょうか?
特に大好きな101番『時計』をセル/CLOで聴きたかったですね。
まあ時計にはMonteuxとウィーンフィルのとびっきりチャーミングな録音が残されていますのそれで我慢しましょうか(笑)
孫弟子
投稿日:2024年03月11日 20:07
No.698
「LP手帳」の復刻誌に、88番の日本国内での最初のレコードはセル&クリーブランド管弦楽団と書いてありました。
ポストホルン
投稿日:2024年03月14日 16:33
No.701
31番のライブはCDRでありましたが、102番のライブ録音はあるのでしょうか。
セルもっと大好き
投稿日:2024年03月16日 19:13
No.705
ハイドンの102番のシンフォニー、好きな曲です。ワルター、クレンペラー、ドラティの盤を所有していますが、まさかセルがライブで取り上げていたとは…知りませんでした。「やっぱり」さん、情報ありがとうございます。
音源は仮にあったにしても、60年代初期(または50年代)のライブ録音とのことで、残念ながら音質は期待できませんね。
最近、セルの、チャイコ「悲愴」のライブ音源(CD-R盤)を聴いて大変感動しました。辛口の演奏ではあるものの、何故か涙が出てしまいます。
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