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投稿者:やっぱりセルが好き!
セルが定期でHaydnの交響曲を取り上げたのは‥ 31番(with the Horn Call) 58-59.64-65 86番 52-53 88番 48-49.51-52.52-53.53-54R.54-55.58-59.64-65 92番(Oxford) 46-47.48-49R.56-57.61-62R.66-67 93番 53-54.58-59.66-67.67-68R 94番(Surprise) 52-53.66-67R 95番 68-69R 96番(Miracle) 68-69R 97番 47-48.49-50.54-55.57-58R.69-70R 98番 69-70R 99番 48-49.57-58R.65-66 102番 50-51.60-61 104番(London) 51-52.53-54R (Rは録音) これを見ると95・96・98番を取り上げたのは録音された1シーズンのみ。 明らかに前期ロンドンセット(93~98番)6曲をレコード3枚で発売する為にというのが見て取れます。 全曲演奏会でもなければ演奏される事自体が少ないHaydnの交響曲。 協奏曲代わり等前座扱いされる事に対してネット上ですが「スコアへの敬意と研究と献身を欠いた生気のない演奏が横行している。 Haydnの交響曲は一流の指揮者・オケ・ホールが揃ってこそ!」との憤慨コメントを見た事があります。 「Haydnの交響曲は指揮者(オケ)にとってコストパフォーマンスが悪い」 確かyungさんのHPでのコメントだったと思いますが‥納得ですね。規模や演奏時間からトリになる事はまず無く、 演奏終了後に「ブラボー!」が掛かる事も無いと思いますが、 交響曲としての魅力を正しく伝え&興味深く聴かせるには十分な準備と力量が必要とされる訳ですから。 他の作曲家と比較するとやはり語られる事が少ない様に思うセルのHaydn交響曲ですが本当に素晴らしいと思います。 セルのHaydnが素晴らしいのは「セルの古典音楽に対する深い洞察力とそれに対応出来るCLOの完璧なアンサンブル能力が相まって‥」 ⇒今流行りのAIのコメントです(笑) 逆に言えばセルにしても自信を持ってHaydnの交響曲をまとめて録音するには 【そのキャリアの晩年まで待たなければならなかった】という事でしょうか。 後期ロンドンセット録音の予定は無かったのでしょうか? 特に大好きな101番『時計』をセル/CLOで聴きたかったですね。 まあ時計にはMonteuxとウィーンフィルのとびっきりチャーミングな録音が残されていますのそれで我慢しましょうか(笑)  
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