“イーハトーヴ交通センター”交流プラザ


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更新後記(2024.3.1分)
管理人 投稿日:2024年03月03日 07:46 No.2345 【Home】
こんにちは。

岩手では雪が積もらないまま春?を迎え、一ヶ月するかしないかで、桜の満開を迎えてしまうのでないかと思っていましたが、3月に入って一転、逆戻りして雪景色になってしまいました。

今回の更新で、一つ目は先月の「カシオペア連邦」シリーズの第4弾「浄法寺」をUPしました。書いたあと思い出しましたが、ココの停留所は「浄法寺駅」とも呼んでいたような…気もします。

もうひとつの県北バスに関連して…
3/1の岩手日報で、ドジャース大谷選手 結婚発表の記事のすぐ裏面でしたが「JR山田線 盛岡-宮古間 106バス 乗車券1枚で乗り降り自由」という見出しに、思わず目が惹かれました。

この実験は、来月4月1日からの1年間、JR東日本管内としては初の試みの実証実験で、沿線地域と公共交通の活性化を目的に行われるそうです。
かなり以前、鉄道ジャーナルの「都市間ローカル輸送の実態(だったか?)」特集の中で「山田線は106急行バスに徹底的にやられたが…」という表現が印象に残っていたのですが、今回のように、その両者が共に手を携えて共通の目標を掲げ、取り組んでいくということは、正直想像できませんでした。画期的なことであり、実証実験が是非とも成功してほしいと、願わずにはいられません。

存廃問題等、ポジティブではない話題も目立つ中、明るい兆しのニュースを見て、期待感すら覚えたところです。


80s岩手県のバス"その頃" 投稿日:2024年03月03日 21:55 No.2347 【Home】
こんばんは。80s岩手県のバス"その頃"の管理人です。
私も、山田線と106急行のニュースには、ちょっと驚きました。
ちょうど私が岩手県生活をしていた頃、絶好調の106急行は続行便を次々と出して、一方の山田線は快速「リアス」を設定して巻き返しを図るものの、勝負にはならない状況でした。
そこから既に40年ほどが経ち、時代も変わったということなんでしょう。
運転手不足という問題も当然ありますので、輸送力に合わせて交通機関をマッチングさせるということが、少ない資源で最大効果を生むのだと思います。
バスは1台50人ほどですが、鉄道は1両で100人ほどなので、編成を組めば数百人運べます。
北海道新幹線の延伸区間の並行在来線も、廃止してしまうと代わりにバスを運行する事業者がいない、という問題が発生しているようです。

一時期は、ローカル線は廃止してバス代替、貨物列車も廃止してトラック、という方向でしたが、少ない運転者で多くを運ぶことができる鉄道のメリットが、今更見直されてきているような気もします。

硬い話で失礼しました。写真は、1984年の106急行と山田線です。


管理人 投稿日:2024年03月05日 08:13 No.2348 【Home】
◇80s岩手県のバス"その頃" 管理人さん

いつも、ありがとうございます。

そうですね。時代の流れでもあり、待望の宮古盛岡横断道路も開通しましたが、ココまで変わるとは正直思いもしませんでした。
私も国鉄末期、「特別快速リアス」に乗車しましたが、ほとんどの駅を通過する(客扱い省略と言った方が良さそう?)こと以外に"特別感"は無く、車輌はキハ52のみの2両編成という、見た目も普通列車と何ら変わっていませんでした。
本当に「ささやかな逆襲?」という感じでしたが、オフシーズンだけでもキハ58「うみねこ」車輌を優先的に充当させれば少しはまた違っていたんだろうなぁ…と考えてしまいました。

現在、106特急バスは宮古盛岡横断道路を通り、106急行バスは沿線のローカル需要に応えるようなダイヤに変わったので、今回の実証実験により鉄道は「のんびりと沿線車窓を楽しむ」旅、特急バスは「速達感」という特徴をそれぞれ押し出して、1枚の乗車券でうまく使い分けが出来るようにするという狙いもあるようです。

一方、新幹線の並行在来線問題も、お話にもあったようにココに来て人員不足を理由に引き受け手が無く「バス転換」とはすんなりとは行かなくなっていますし、貨物輸送も考え、この機会に鉄道の良さも見直されれば…と思っています。




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