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お題のイタリアン
宜楽斎 投稿日:2024年03月05日 20:57 No.319
スぺホのヨンパチ・キット、フィアットG.55の製作に着手しました。
仮組みを終えて、機首カウルから調整・組立てを行っています。
各部にある小給気口の開口モールドを入れてやると、
ディテールが引き立ってきますね。
でも、スぺホなので、調整のオンパレード。
ここまで進むのに結構手が掛かりました(疲)。


宜楽斎 投稿日:2024年05月07日 20:33 No.356
機体下面に設置されているラジエーターの製作です。
キットのラジエーター・パーツには、グリル・モールドが刻印されていますが、エッチング・パーツ(以下:EP)のラジエーターグリル・パーツもディテール・アップ用に入っています。これは使わないと勿体ないので活用します。
その際のキット・プラパーツにEPを接着する方法ですが、双方のモールドをつぶさないために、接着は、プラ用の流し込み接着材を使用します。
EPをプラパーツに隙間が生じない様に軽く押さえたまま、双方の隙間に流し込み接着材を差して、乾くまでじっと我慢してそのまま押えていると接着完了です。
尚、この現象は、本来の接着でなく、面着(大根等をよく切れる刃物で切った後、再び接合するとくっ付く現象)なので、カッターナイフの刃などでパーツ間をこじると剥がれます。
ですので完全接着したい場合は、パーツ間の四周の四周に瞬間接着剤を塗って保護します。
で、主翼下面パーツに仮組みしてやるとラジエーターカバーの内側に分割ラインが、更にラジエーターグリル・パーツとラジエーターカバー・パーツとの間にも隙間が出来ます。
気になるので、これらへの改善工作として、切り出したプラバン(0.2mm厚)をスペーサー兼ワンピースの内壁として追加します。
作業手順として、主翼下面パーツの凹部とラジエーターカバー内側の側面にそれぞれ別々にマスキングテープ貼って、その上から極細ペンでそれぞれのカタチを写し取り、プラバン(0.2mm厚)に貼り付けて合成してやると、一体化してラジエーターカバー内の内壁パーツが出来ます。
ついでに、ラジエーターカバーの後部シャッターのディテールアップとして、シャッターパネルの開閉ロッドを白洋線(0.3mmΦ)にて追加します。


宜楽斎 投稿日:2024年05月05日 17:16 No.355
機体下面のラジエター部分直前の主翼下面のパネル割で、
キットでは、一般量産タイプのパネル割のままの上に
薬莢排出フェアリング等のバルジ・パーツを取り付ける指示となっています。
よって、これを改修し6か所の凹モールドを新設します。
因みにこの薬莢排出フェアリングは、
機首下部に装備されている2門の機銃用の薬莢排出口部分に設置されており、
排出された薬莢がラジエター内に入り込まない様に配慮されています。
因みに一般量産タイプは、改修により機首下部の機銃を主翼に移設されますので、
このディテールは、先行量産タイプに限定です。
続いて、主翼下面のフラップを自作パーツにて開状態に改造しました。


宜楽斎 投稿日:2024年05月03日 11:35 No.353
コクピット給気導入管?は、キットパーツの形状がイマイチのため、復元機の形状に合わせてプラ棒0.75mmΦをベースに、上部開口部をプラバン0.3mm厚を切り出して接着し、給気開口モールドをピンバイスとリューターにて彫刻しています。
 アンテナ支柱についても、同様に復元機の形状に合わせて真鍮線1.5mmΦを叩き出して成形し、上下部にプラバン0.3mm厚を切り出して接着し整形しています。
 キットの垂直尾翼の上部には、一応、空中アンテナ線基部モールドが施してありますが、その形状から、プラ材では強度不足が否めなく、真鍮パイプ(外径:0.6mmΦ/内径:0.4mmΦ)をベースに、切り出したプラ板0.5mm厚との組み合わせで、らしく成形しています。また、銅線0.19mmΦを捩って、空中アンテナ線用の展張スプリングに見立てています。
 キットには用意されていないパーツですが、照星と照門パーツを自作しました。照星パーツは、昆虫標本用の極細虫ピン針の先端に鉛玉0.5mmΦを差して、瞬間接着材にて固定、照門パーツは、切り出した真鍮パイプ(外径:0.8mmΦ/内径:0.4mmΦ)の小片に、ピンバイスで孔を開けて洋白線0.3mmΦを差し、ハンダ付けにて固定して製作しています。


宜楽斎 投稿日:2024年04月18日 01:03 No.343
キットのキャノピーですが、一体のワンピースなので、カットして分割します。次に分割ラインに沿ってスジボリ用のガイドテープを貼り、スジボリ・ツール(ニードル→ラインチゼル)にて凹スジボリを入れます。そして、凹スジボリをガイドにエッチング・ノコにてカットします。
キャノピー天蓋の開閉用の振れ止めワイヤーも再現すべく、0.1mmΦの極細金属線をよじって丸環を自作し基部とし、キャノピー後部枠に取り付けます。
あと、キャノピー天蓋の開閉ギミックを0.5mmΦプラ棒を貼って”らしく”再現しつつ、開閉ロックハンドルも自作しています。尚、開閉ロックハンドルは、0.3mmΦ洋白線を曲げ加工し、ノブ部分は瞬間接着剤を盛ってディテールアップしています。


宜楽斎 投稿日:2024年03月28日 00:51 No.337
コクピット内の塗装が完了しました。
尚、座席やシートベルト、ラダーペダルや操縦桿、各部レバー類の配色については、
キット組説書に従わず独自の考証に基づいて行っています。
また、キットの射爆照準器(San Giorgio射撃照準器/Type C 後期型)パーツは、
形状も大きさもデタラメだったので、0.15mmΦプラ棒や0.2mm厚プラ板で自作しました。
そして塗装後、照準投影カラスを0.2mm厚の透明プラ板から切り出して取り付けています。また、照準器レンズは、面落ち加工して1.0mmΦのクリアーレンズをはめ込んでいます。
クリアーレンズの底にはメタルシートを貼っていますので、
見る確度によってキラッと反射させて、アクセント演出としています。


宜楽斎 投稿日:2024年03月23日 18:54 No.331
コクピットのシートベルトに関する新たな情報をゲットし、
考証の結果、キット組説書の取り付けに誤りを発見!。
エッチングパーツを瞬間接着剤用のはがし液を使用して取り外し、
各部を再加工の後、再接着にて組立て直し。
それにしても、イタリア機の実機情報や画像資料が無さすぎ!


宜楽斎 投稿日:2024年03月21日 22:37 No.327
続いて、コクピット内の工作に着手しています。
これまた資料不足で難解なイタリア機の独特の鎖式のシートベルトについて、
情報不足のためキット組説書に従い製作しました(一部噓を発見、是正済み)。
尚、鎖部分は、キット付属のエッチングパーツを使用せず、
艦船模型用のマイクロ・チェーンに置き換え組み込んでいます。
それにしても、要調整パーツが多すぎ!


宜楽斎 投稿日:2024年03月21日 21:52 No.325
karayaさん
コメント頂きありがとうございます。
いえいえ、やや古いスペシャルホビーのキットですので、
実は手を焼いています(笑)。
ネオジム磁石を用いたプロペラの脱着化は、非常に良いので、
是非ご活用下さい。


karaya 投稿日:2024年03月06日 19:53 No.321
宜楽斎さん
karayaです。スペシャルホビーのG.55も貴殿の手にかかれば、インジェクションキット並みの出来になるんでしょうね。
先の例会でご教示いただいた、ネオジム磁石を使った脱着式のプロペラの仕組みも説明と画像でよく理解できました。m(_ _)m


宜楽斎 投稿日:2024年03月05日 21:04 No.320
キットのプロペラは、機首カウルに接着固定する構造になっていますので近代改修します。実機は、プロペラ軸内に20mm機関砲(MG151/20)が配置されていますので、真鍮パイプ(外径0.9mm/内径0.7mm)で銃身を自作すると共に、プロペラ軸の真鍮パイプ(外径1.4mm/内径1.0mm)に組み込んで接着し、合成プロペラ軸を自作します。更にこの合成プロペラ軸の機体側には、有頭の虫ピン(スチール製)を差し込み接着して、機首カウル側に仕込んだネオジム磁石と接合出来る様にして、プロペラを回転・脱着出来る様に改修します。



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