音樂批評雑誌『青の騎士の友』 > 記事閲覧

これからのtouhou

1：：2021/02/18 16:34 No.2834

そして、また階段を降り、螺旋階段を降り、ちょっとしたホールを抜け・・・

2：：2021/02/18 16:34 No.2835

瑞鶴は棺の並んでいる部屋へとやって来た

3：：2021/02/18 16:38 No.2836

瑞鶴「こんにちは。翔鶴姉」

4：：2021/02/18 16:39 No.2837

翔鶴の眠る棺には
【起こすな！！】

という雑な警告が貼り付けてある

5：：2021/02/18 16:40 No.2838

これは、今の世の中では適応し得ないが、
いつか遠い未来には起こす事ができると見られている艦娘たち

6：：2021/02/18 16:41 No.2839

　全　て　を　浄　化　し　切　っ　た　そ　の　暁　に

7：：2021/02/18 16:47 No.2840

機が熟さぬうちに、これを起こしてしまおうという計画があるらしい。
Lumateperone.exeや
昔の何か似たようなそういう話があった

8：：2021/02/18 16:49 No.2841

でも、そういうものではない

9：：2021/02/18 16:50 No.2842

目が覚めていても、あるのはただ苦しみだけ

10：：2021/02/18 16:53 No.2843

過去を消す事を拒絶する艦娘たち

11：：2021/02/18 16:53 No.2844

瑞鶴は「もう記憶など不要」と断じてバスバス切ってしまっているのだが・・・

12：：2021/02/18 16:56 No.2845

過去の記憶を残そうとすると、
全ての残響からただ一意に、もしくは一つも立つ場所が存在しない事もあるが

自己の行動が規定されてしまう

13：：2021/02/18 16:56 No.2846

それはあまりにも簡単に動きを読み切られ、そして、轟沈する

14：：2021/02/18 16:58 No.2847

もしくは生き延びても、重度の単極鬱になる
全ての辻褄など合わない記憶の辻褄合わせに全ての能力を注ぎ込み、そして自死する

15：：2021/02/18 17:00 No.2848

江風「またこんなところに」

16：：2021/02/18 17:00 No.2849

瑞鶴「何とかならないかと思ってね」

17：：2021/02/18 17:01 No.2850

江風と瑞鶴はさほど相性が悪いわけではない。。。と瑞鶴は思っている

18：：2021/02/18 17:02 No.2851

江風「確かに、それが無ければ江風たちは死んでいたさ。
でもな～」

19：：2021/02/18 17:03 No.2852

そう、彼女は死体が好きだ。この死んだように眠っている

20：：2021/02/18 17:03 No.2853

江風「死んだようにじゃね～。　【死　ん　で　い　る】　だ　ぜ　」

21：：2021/02/18 17:04 No.2854

江風「いつか復活すると思っているのはアンタだけさ」

22：：2021/02/18 17:05 No.2855

江風がなぜ死体を好いているのかは分からない

23：：2021/02/18 17:05 No.2856

わたしは・・・
特にそういう感情は無いから、だからこれはまだ厳密には死体じゃないんだろう

24：：2021/02/18 17:08 No.2857

瑞鶴「わたしは死体を嫌いになる事が恐いのよ」

25：：2021/02/18 17:08 No.2858

死体の臭いを食わず嫌いで避けようとする。だって、それは

26：：2021/02/18 17:08 No.2859

生々しいから

27：：2021/02/18 17:09 No.2860

江風「よく言うよ。　江　風　を嫌いになってしまうのが怖いからだろ」

28：：2021/02/18 17:10 No.2861

江風「江風は、そこは鷹揚に構えているんだぜ」
瑞鶴「臭いも生前のうちってね」
江風「言うんじゃなかった・・・」

29：：2021/02/18 17:11 No.2862

これは、機械

30：：2021/02/18 17:12 No.2863

そう、”擬態”と言って、在りし日の艦娘のｽﾋﾟﾘｯﾄを虚から拾い上げて
そして定着させる機械

31：：2021/02/18 17:13 No.2864

瑞鶴「わたしだって、機械になれるならなりたいわよ」

でも、まだ未完成。山のようなプログラムが

32：：2021/02/18 17:14 No.2865

２１世紀。もう生命科学は限界に到達し、魂を相手にしだした

33：：2021/02/18 17:15 No.2866

いずれは完成するのだろう。
それを見越して、身体だけは整えてある。　生　前　の　ま　ま　に

34：：2021/02/18 17:16 No.2867

江風「憎まれると思う？」
瑞鶴「それは動作失調。きちんと　整　備　し　直　せ　ば　憎しみは消える」

35：：2021/02/18 17:18 No.2868

江風「江風はねぇ・・・痛いと思うんだよなぁ・・・」
瑞鶴「適切な材料を使用すれば平気よ」

36：：2021/02/18 17:19 No.2869

そう、これは瑞鶴たちが生まれ付いた肉体を嫌悪し過ぎる事から
提唱された計画

37：：2021/02/18 17:21 No.2870

愛するという事をしない

38：：2021/02/18 17:21 No.2871

瑞鶴「場合によっては」

合成肉でも構わない。そういう認識だった

39：：2021/02/18 17:23 No.2872

赤城「ま、機械で行けるでしょう。深海棲艦も機械化には忙しいようですから」

40：：2021/02/18 17:42 No.2873

瑞鶴「そう・・・ね」

でも何かのブレイクスルーが５つ６つ必要

41：：2021/02/18 17:44 No.2874

結果、この計画は
宙を飛び、弾切れなど気にせずに攻性魔法をドカドカ使い、何度でも復活する
そういう疑似ヒューマノイドに結実する

42：：2021/02/18 17:44 No.2875

残念ながら瑞鶴の妄想は、妄想のままに終わりそうだ

43：：2021/02/18 17:48 No.2876

瑞鶴「っと、それはそうと、赤城さん。
こういうのって治るのかどうかしってる？」
赤城「治らないでしょうねぇ・・・」

44：：2021/02/18 17:49 No.2877

眉間にしわが寄る

45：：2021/02/18 17:49 No.2878

誰の？
別に・・・

46：：2021/02/18 17:50 No.2879

瑞鶴「翔鶴姉には　ま　だ　ま　だ　働いてもらわなきゃね」

47：：2021/02/18 17:52 No.2880

わたしの・・・意識を・・・戻って・・・

48：：2021/02/18 17:52 No.2881

ぶーーーーーん。機械が停止した

49：：2021/02/18 17:54 No.2884

瑞鶴「やはりダメか」
皐月「ダメだね。この女、　わ　た　し　を　殺　そ　う　と　し　た　」

50：：2021/02/18 17:55 No.2885

これは艦娘全員の全会一致が必要なシステム。
まだまだ暫く掛かりそうだ

51：：2021/02/18 17:55 No.2886

江風「永遠に眠ってろ」

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