音樂批評雑誌『青の騎士の友』 > 記事閲覧


これからのtouhou

1: :2021/02/15 12:44 No.2619
第3章 第9節 川内の述懐

2: :2021/02/15 12:44 No.2620
川内「わたしは、この女と会った事がある」

3: :2021/02/15 12:45 No.2621
 嗤 っ て い た
悪意ある嗤いを覚えている

4: :2021/02/15 16:43 No.2622
瑞鶴「わたしは、キリスト教の教会でコイツに会った気がする」

5: :2021/02/15 16:48 No.2623
川内「そう・・・だったかな・・・」

でもそれは 会 っ て い る ハ ズ という理屈

6: :2021/02/15 16:49 No.2624
瑞鶴には会った記憶などありもしないのだろう・・・

7: :2021/02/15 16:54 No.2625
川内「それから・・・なんだっけ・・・」

そう、 1 度 も 会 っ て い な い 。そういう過去にすり替えられた気がする

8: :2021/02/15 16:55 No.2626
それから、やはり 会 っ て い な い

9: :2021/02/15 16:56 No.2627
瑞鶴「わたしは1度キョウトの駅で川内を見掛けた気がするよ」

でも声を掛けません。だって 知 ら な い 人 だったから

10: :2021/02/15 16:57 No.2628
川内「ちょっとちょっとどういうつもり???」

わたしの記憶と違うぞ

11: :2021/02/15 16:58 No.2629
瑞鶴「わたしはね。川内の事を未だに 知 ら な い の 。会っていない」

12: :2021/02/15 17:00 No.2630
だから、門下生の紹介で、初めて瑞鶴の家で会ったと
そういう事になる

13: :2021/02/15 17:01 No.2631
これは、創作畑では昔からよくある事

14: :2021/02/15 17:02 No.2632
川内「貴女の言葉遊びには付き合ってられないよ」

15: :2021/02/15 17:04 No.2633
工房が近い。そういうきっかけだったかもしれない

16: :2021/02/15 17:05 No.2634
ただし、川内の工房は破産して解散しており、
それを横目で見ていた瑞鶴は

17: :2021/02/15 17:06 No.2635
阿漕な蓄財の仕方を検討はしていた・・・。検討だけ

18: :2021/02/15 17:13 No.2636
そう。どういう話だったかな・・・

19: :2021/02/15 17:13 No.2637
アルトリコーダーがあって、何人かで、合奏したかな・・・

20: :2021/02/15 17:14 No.2638
ブランデンブルク協奏曲の4番みたいな曲を

21: :2021/02/15 17:14 No.2639
瑞鶴は、 も う 吹 け な い け れ ど 

22: :2021/02/15 17:16 No.2640
川内「それだとリトルマッチガールじゃん」

23: :2021/02/15 17:17 No.2641
瑞鶴「わかんないかなぁ・・・この国は全てがマッチの灯の中の幻灯なんだよ」

24: :2021/02/15 17:18 No.2642
これができないと死んでしまう。そういう国

25: :2021/02/15 17:19 No.2643
この世という機械が、ガタガタと組み直されていく音がする

26: :2021/02/15 17:19 No.2644
中に住んでいたヤシらは、みんな潰れたのかもしれないね。
人道的な隙間を作り続ける余力は無いだろう

27: :2021/02/15 17:21 No.2645
コトリバコ。組細工の隙間からは血が噴出している

28: :2021/02/15 17:26 No.2647
マッチを持っていなければ、誰かに会ったこと自体が幻燈の中のお話
 誰 に も 会 わ ず に来たことになり、
その関係は夏場に置かれた氷のように溶けて行ってしまう

29: :2021/02/15 17:28 No.2648
フッ。
マッチが吹き消された

30: :2021/02/15 17:28 No.2649
百物語の怪談でした

31: :2021/02/15 17:29 No.2650
筑摩「まあ、今更驚く話ではないけれど・・・」
不知火「不知火は驚きました。 ま さ か 、こんな事ができるだなんて」

32: :2021/02/15 17:31 No.2651
川内「それでそれで?何が起きるの???」
不知火「何も起こらない奇蹟を噛み締めるという苦行」

33: :2021/02/15 17:32 No.2652
瑞鶴「この世とはほんのちょっとの数のマッチの灯で、あまりにも大勢を照らしていた。そういう事よ」

34: :2021/02/15 17:35 No.2653
瑞鶴「わたしはキリスト教会のこの湿気たような雰囲気が重いと思う」

35: :2021/02/15 17:36 No.2654
川内「これだけがサタンに有効なんだよなぁ・・・!!」

36: :2021/02/15 17:37 No.2655
川内「左端ではなく異端。ブッククク」

何を言っているんだろう・・・

37: :2021/02/15 17:39 No.2656
これは日本に古来より根付いて来た異端系キリスト教。のさらに異端

38: :2021/02/15 17:39 No.2657
マトモに見えるように近代化改修だけはしてある・・・

39: :2021/02/15 17:40 No.2658
瑞鶴「ど~してこんな事をしてしまうのだろう・・・」

40: :2021/02/15 17:41 No.2659
諸国漫遊系の巫女というのは、
要は宣教師の真似をするインチキ宗教屋の事

41: :2021/02/15 17:42 No.2660
仏の道を説く事もできるし、
タオイズムの引用もすれば、
妲己ちゃんの後継者を名乗り、キリスト教の異端審問もできる

42: :2021/02/15 17:43 No.2661
心掛けるのは「2位じゃダメなんですか!?!?!?」

43: :2021/02/15 17:44 No.2662
1位になると、自らが置いた異端審問用の設置型罠が起動して標的になるので
いつでも2位なんです

44: :2021/02/15 17:46 No.2663
筑摩「なんか、法を強化する事に執拗な脅威を感じているようだけど」
瑞鶴「法家の曰く【法を為すの弊、一にここに至るか】という事なのよね!!」
不知火「それ言ってるの日本では瑞鶴だけです」

45: :2021/02/15 17:48 No.2664
何だか胡散臭いこの辺りの話。
日本に逃げた自称錬金術師は【秦のこころ】を名乗って、潜伏していたのかもしれない・・・

46: :2021/02/15 17:49 No.2665
不知火「歴史を見たら鏡がそこここに転がってる人は、 困 る だ ろ う な ぁ ・・・」
瑞鶴「近頃では欧米が強くなって来たから、鏡はあんまり転がってないわよ」

47: :2021/02/15 17:52 No.2666
不知火「生きてて楽しいですか?」
川内「楽しくはないだろうね」

48: :2021/02/15 17:53 No.2667
瑞鶴「コンピューター制御なのよね!!
自らが引っ掛かるぐらいに融通が利かないぐらいでちょうどいいのよ!!」

49: :2021/02/15 17:55 No.2668
不知火「その1言クラスの厭味ったらしい法が辞典1個分集められたのがこの」
筑摩「ぶ厚いザ・ブックなのよねぇ・・・」
不知火「読めないですよ」
筑摩「読んだらダメなのよ」

50: :2021/02/15 17:56 No.2669
瑞鶴「読めなければダメ!!」
川内「読み解いてもこうなるという実例が、主を試すべからずというしみったれた話を裏打ちしているワケ」

51: :2021/02/15 17:57 No.2670
不知火「うへぇ・・・」

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