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根津神社 ツツジと毒
tabi
投稿日:2021年05月03日 21:15
No.4648
人間でも花を上手に採ると花片の下から蜜を吸うことができるが、多くの種に致死性になりうる毒成分のグラヤノトキシンなどが含まれる。
特に多く含むレンゲツツジは庭木として利用されることもあるので事故を避けるために注意しなければならない。中毒症状としては、嘔吐、けいれん、下痢などを起こす。
園芸用として交雑種が多く安全な種との見分けは、専門家でもないかぎり不可能で、児童などが中毒になった報告がされている。
交雑種が多く毒の含有量もさまざまであるが、ネジキの場合、牛は体重の1%の摂取で死亡する。
ツツジ属は大きくヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)とツツジ亜属、無鱗片シャクナゲ亜属、セイシカ亜属、エゾツツジ亜属に分類されるが、便宜上常緑性のものの一部がシャクナゲと呼ばれている。
すなわち、日本で「シャクナゲ」と呼ばれるものはホンシャクナゲの仲間(無鱗片シャクナゲ節)に限られ、常緑であってもそれ以外の殆どは「シャクナゲ」とは呼ばない。
ツツジは日本では古くから園芸品種として交配され美しい品種がたくさん生まれた。中でもサタツツジとヤマツツジやミヤマキリシマなどをかけ合わせて生まれたクルメツツジはその代表で種類も多く色とりどりの花が咲き、満開の時期はまさに圧巻である。
詳しい説明と他の写真26枚は↓をご参照下さい。
https://ameblo.jp/tabicom/entry-12672279633.html
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