浦和高校応援団OB会


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第49回「日輪の下に」のご報告
第52期 大矢(事務局) 投稿日:2024年03月27日 01:14 No.351
3月24日(日)、松山高校体育館にて第49回「日輪の下に」が行われました。「日輪」の開催校の順番は、部員不足の学校はスキップされることがあるため、松山高校での開催は2016年以来8年ぶりのことでした。

当日の東松山は曇空で、開会式の時の気温は8度、日中は15度まで気温が上がりましたが、体育館の中では終始大型ストーブ2台が稼働し、やや肌寒い中での演技発表となりました。

開会式前には40人ほどが列を作って開場を待っておりました。

開会式では六校の団旗掲揚が行われ、松山高校の小久保守校長からご挨拶を頂きました。小久保校長は挨拶の中で

「この中で、各校の顧問の先生は起立してください。皆さん、拍手をお願いします。次に、応援団OBで団長だった方は起立して下さい。皆さん、拍手をお願いします。最後に、応援団OBの方、起立してください。皆さん、拍手をお願いします。六校応援団部は、この方たちの努力によって、今日までその良き伝統と気風を受け継いできたのです」

と、これまでの開催校校長挨拶にはなかった斬新な挨拶をして頂きました。

また、浦高は演技発表で団旗掲揚を行わなかったため、団旗は開会式だけの掲揚となりました。

浦高は昨年の開催校ということでラストから2番目、全体では5番目の演技でした。演目は以下の通りです。

1.応援歌「八重雲起る」(1~2番)   (副団長兼総務・川原)
2.第三応援歌            (新人監督・小林)
3.第四応援歌            (新人監督・小林)
4.「拍手・銀杏乱舞」        (リーダー長・田才)
5.吹奏楽部紹介
6.野球応援マーチ           (幹部)
   八重雲イントロ → 学生注目(大平)→ 四股 → ファンファーレ・東大応援部「華ノ乱」→
   U・R・A・K・Oコール → 狙い撃ち → 湘南倒せ(田才)→ 百周年歌コール →
   銀河鉄道999マーチ(川原)→ U・R・A・K・Oコール → コンバットマーチ(小林)→
   ファンファーレ(天理高校)→ チャンス浦高(大平)→ U・R・A・K・Oコール →
   不死鳥の如く(小林・川原)→ ウイニングマーチ(小林・川原)→ 野球部寸劇 →
   ファンファーレ(天理高校)→ 得点「八重雲起る」(田才)→ エール(田才)

7.校歌(1~3番)    (団長・大平)

メイン …… 第85期幹部(団長・大平、リーダー長・田才、副団長兼総務・川原、新人監督・小林)
サブ …… 一年団員(白坂、須川、陳、松森)
司会 …… 大平 → 松森 → 須川 → 松森 → 陳 → 田才

昨年の「日輪」でやった百周年歌と第二応援歌を今年はやらず、その代わりに昨年やらなかった第三応援歌と第四応援歌を今年はやり、中期的にレパートリーをまんべんなくやっていこうという意識がうかがえた演技構成でした。

また、今年の団員は体力自慢の者が多く、聞いた話では、団員8人中、昨年秋の古河マラソンの順位が100位以内だった者が3名もいるとのことでした。そのため体力の養成には力を入れてきたようで、長丁場のマーチが終わっても誰一人肩で息をしてらず、全員が鍛え抜かれた精鋭といった雰囲気で、最後の校歌まで気力体力共に充実した演技でした。

幹部4人、一年4人の全団員8人が一人も欠けることなく「日輪」を迎えて最後までやり遂げることができ、大変立派な演技でした。

各校の演技につきまして。

不動岡高校は幹部2人が共に女子で、不動岡小唄では、副団長兼リーダー長の女子が、羽織はかま姿で熱演をしていました。また、野球応援メドレーと校歌には、チアダンスチームの10人も舞台に立ちました。

熊谷高校は二年団員が不在のため、一年団員3人がメインとサブを交互に務めて演技をしていました。太鼓と旗手は、OBが務めていました。なお一年団員3人には団長やリーダー長といった役職はなく、全員が単に「幹部」と表記されており、これが一年生が幹部を務める場合の熊高のスタイルのようでした。

川越高校は幹部11人、一年団員9人の計20人と、今年も六校でダントツの人数でした。演技では、2013年以来、11年ぶりに「日輪」で拍手「水月一拍子」が行われました。川高が「日輪」で拍手の演技をするのも2016年に「打倒の拍手」をやって以来8年ぶりのことで、「川高の拍手を久しぶりに、それも「水月」を見ることができた」とオールドファンを喜ばせていました。また、観客がおそらく開催校の松高の演技のときよりも多く、会場がほぼ満席、おそらく300人ぐらいが詰めかけていたと思います。

春日部高校はいつも盛り上げに来てくれる野球部の人数に定評がありますが、今年も六校で一番多い人数が来ており、野球応援メドレーが大変盛り上がっていました。

松山高校は司会が面白く、特に団長を紹介したときの「私、この御方にはじめてお会いした時、あまりの貫禄に校長先生と間違えてしまいました」というセリフでは会場が爆笑していました。また、団長と下級生一人がそろって頭を五厘刈りにしており、見た目のインパクトも随一でした。それから吹奏楽部紹介では、昨年、松高の創立百周年を記念して作られた「百周年記念式典行進曲 金石」が演奏されました。

それから閉会式では毎年「六校第一応援歌メドレー」が行われておりますたが、今年はその応援歌メドレーの後に、さらに「六校野球応援曲メドレー」が新たな試みとして行われました。各校が演技した野球応援曲は以下でした。

不動岡高校:チャンス不動岡
熊谷高校:突撃のテーマ
川越高校:スパイラル
春日部高校:ビッブウェーブマーチ
浦和高校:不死鳥の如く
松山高校:プロミネント松高

各校の野球応援曲は各校が演技をしましたが、最後の松高のプロミネント松高だけは、各校の幹部全員が壇上に登場し、全員でメインを行いました。その後、幹部は壇上で全員で肩を組み、下級生はステージ下で下級生同士肩を組んで松高の第一応援歌「空は晴れたり」を絶唱して大団円を迎えました。各校の幹部全員でのメインは迫力があり、下級生も含めた各校の全員が観客の前に一同に姿を現すのも初めてのことで、最後は大変盛り上がりました。来年の記念すべき第50回の開催を前に、新しいことへの挑戦を見事にやってのけた、大変印象に残る「日輪の下に」でした。

パンフレットによる、各校の団員数は以下の通りです。

不動岡高等学校応援部 〔二年2名(女子2名)、一年4名(男子2名、女子2名)〕 計6名
熊谷高等学校応援団 〔二年0名、一年3名〕 計3名
川越高等学校応援団 〔二年11名、一年9名〕 計20名
春日部高等学校応援指導部 〔二年3名、一年3名〕 計6名
浦和高等学校応援団 〔二年4名、一年4名〕 計8名
松山高等学校応援団 〔二年2名、一年2名〕 計4名

その他のトピックとしては、グッズ販売は今年も盛況で、今回は新商品として「サボテン付きカントリー風小物入れ」が登場しました。

お越しいただいたOBの方は以下の20人の方々です。

川端(19期)、篠田会長(40期)、西嶋(42期)、島根(49期)、堀口・金子(50期)、安藤・宮坂(51期)、大矢(52期)、島田・松本(53期)、森田(55期)、小菅(57期)、青木(58期)、三神(59期)、戸ケ崎(62期)、小泉(72期)、髙橋(82期)、三家本・山水(84期)[敬称略]

来年の開催校は不動岡高校です。

以上、ご報告いたします。




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