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二重まぶたの可能性が高い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング発表 1位 奈良県、2位 鳥取県、3位 三重県 近畿地方は遺
日本人のルーツ 投稿日:2023年12月09日 06:24 No.356
二重まぶたの可能性が高い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング発表 1位 奈良県、2位 鳥取県、3位 三重県
近畿地方は遺伝的に二重まぶたの人が多い傾向に

■二重まぶた、一重まぶた
 皮膚が折りたたまれてヒダができる場合は二重まぶた、ヒダができない場合は一重まぶたとよばれます。ただ、本来は二重まぶたの構造であっても、まぶたに皮下脂肪や皮膚の量が多いため、ヒダができなかったり、皮膚が折りたたまれたりせず、一重まぶたや奥二重に見える人もいます。

アジア人は半数近くが一重、あるいは奥二重といった中間的な形状のまぶたを持つと言われていますが、これは、まぶた周辺組織の位置関係や眼の周辺の形状・構造の違いに起因すると考えられています。

■遺伝子解析項目「二重まぶた(SNP:rs242975)」について
 東京女子医科大学等の研究グループにより、最大1万人以上の日本人女性を対象に、皮膚や毛髪に関する複数の体質についてのwebアンケート結果と遺伝子との大規模な関連解析が実施されました。その結果、「SNP:rs242975」という遺伝子型において「T」を持っているほど、二重まぶたの可能性が高い傾向があることが分かりました。
「SNP:rs242975」は、骨や神経の発達に重要な遺伝子の1つEMX2の近くに存在しており、「SNP:rs242975」が二重まぶたの形成に何らかの影響をおよぼしている可能性が示唆されました。※3

 遺伝子解析項目「二重まぶた(SNP:rs242975)」には3つの遺伝子型があり、「二重まぶたの可能性が高いタイプ(遺伝子型:TT)」、「やや二重まぶたの可能性が低いタイプ(遺伝子型:CT)」、「二重まぶたの可能性が低いタイプ(遺伝子型:CC)」に分けられます。

※3 根拠とする文献は次の通りです。Endo C et al. (2018) "Genome-wide association study in Japanese females identifies fifteen novel skin-related trait associations." Sci Rep. 8(1):8974.

■調査結果
 今回の調査では、「二重まぶたの可能性が高いタイプ(遺伝子型:TT)」に該当する人の割合を都道府県(出生地)別に算出し、数値化しました。

 上記の解析結果より、「二重まぶたの可能性が高い遺伝子タイプ」の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位 奈良県、2位 鳥取県、3位 三重県、4位 滋賀県、5位 福井県、6位 大阪府、7位 宮城県、8位 岐阜県、9位 香川県、秋田県となりました。全ランキングを見ると、近畿地方の2府5県すべてが14位以内に入っています。

■日本では約半分、欧米や南アジアでは約7割が「二重まぶたの可能性が高い遺伝子タイプ」に該当
 今回の調査で遺伝子解析項目「二重まぶた(SNP:rs242975)」に関して、日本人における遺伝子型の割合は、「二重まぶたの可能性が高いタイプ(遺伝子型:TT)」が45.8%、「やや二重まぶたの可能性が低いタイプ(遺伝子型:CT)」が43.5%、「二重まぶたの可能性が低いタイプ(遺伝子型:CC)」が10.8%でした。日本人の約半分が「二重まぶたの可能性が高い遺伝子タイプ」に該当することが分かりました。

 また、人種別では、「二重まぶたの可能性が高いタイプ(遺伝子型:TT)」に該当する割合が高い順に、南アジア集団(74.3%)、ヨーロッパ集団(72.3%)、ラテンアメリカ集団(66.6%)、アジア集団(60.2%)、東アジア集団(56.2%)、アフリカ集団(44.1%)などとなっています。同じアジアの中でも、日本を含む東アジア集団よりも、インドやバングラデシュなどを含む南アジア集団の方が高いことが見て取れます。ご自身のタイプが気になる方は、「遺伝子解析サービス」を試してみてはいかがでしょうか。

■調査概要
調査方法:ゲノムデータの解析をもとに調査
調査対象:「ユーグレナ・マイヘルス 遺伝子解析サービス」、「ジーンクエストALL」の利用者
対象者数:ゲノムデータ:57,449人
調査時期:2023年11月
調査項目:ゲノムデータ「二重まぶた(SNP:rs242975)」の項目について、「二重まぶたの可能性が高いタイプ(遺伝子型:TT)」に該当する人の割合を都道府県ごとに算出


管理人 投稿日:2023年12月12日 00:09 No.357
さっき、BSで観たのですが、現在の日本人の大部分の遺伝子は、古墳時代に入ってきた渡来人のそれらしいとのことでした。それ以前の弥生人、縄文人、旧石器時代人のそれは、2割くらいしか残ってないらしい。

どうしてそうなったのか?添付図のように、古墳時代に中国方面から大量の遺民があり、その影響がそのまま現代に残っているとのことなのでしょうか。

しかし弥生人の黄色の分布はあきらかに北方遊牧民系。HLAハプロタイプで日本で最も多いB52との兼ね合いを想起させますね。彼らは元は北方系で日本語の形成ともかかわっているか。 一部は長江方面へと南下したのち、日本へと稲作を伝えていったのかもしれません。




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