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新彗星 C/2007 T1 (McNAUGHT)
管理人 投稿日:2007年10月10日 21:12 No.841
サイディング・スプリング天文台のマックノート氏が新彗星を発見しました。暫定軌道要素によると近日点距離が0.3AUと小さいです。近日点通過は11月23日で、その頃は太陽離角が小さくて観測困難になりますが、12月上旬には明け方の低空に姿を現し、国内からでも7等台で見える可能性があります(ステラナビゲータによるシミュレーションは左画像の通り)。<br>現在はへびつかい座とへび座(尾部)の境界付近を南下中で、薄明終了時の低空に見えているはずですが、光度がまだ12等台と暗いので観測は厳しそうです。10月26~27日には見掛け上木星に接近し、一眼レフデジカメ+焦点距離1000mmの望遠鏡の直焦点写野に収まるほどになります(右画像)。その際の光度は10等台後半。<br>予報光度から逆算すると標準光度は11等台と暗めなので、あまり明るくはならないようですが、彗星の振舞いは予測不能な面もあるので、良い方向にハズレるよう期待したいところです。
Re: 新彗星 C/2007 T1 (McNAUGHT) 管理人 投稿日:2007年10月11日 19:58 No.842
その後発表された改良軌道要素によると、近日点距離は約0.98AUで太陽にはさほど接近しないことが判明しました。最大光度は11等台と予想され、その時は南天のさいだん座に位置するため国内からは観測不能であることもわかりました。また、木星への接近は10月28~31日頃に変り、その際の予報光度は12等台後半となりました。残念ながら悪い方にハズレてしまう模様です。


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