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宗教以前のシャーマニズムについて
ステルスF22 投稿日:2024年04月06日 01:24 No.7824

    >>いい加減でしかない、星占い・星座占いを全面否定する為じゃ^^v
謎の言助 >なるほど、全宗教・霊能なども含めといてくれ。^^

古代エジプトや古代メソポタミアは、それなりに体系化された神学というか
原始的宗教がベースにあった云っても差し支え無いだろう。
それ以前はと云えば、数百人単位の血縁の深い集団が、乱立していたのだろう。
そういう小部族の族長がシャーマンの役割を担っていたと思われる。
そんなシャーマンは、故人となって来世に赴いた先祖達と意思伝達が可能と
信じていた。「恐山のイタコ」のように、シャーマンは先祖(神的存在)と
交信できると信じていた。古代ギリシャでは神殿の巫女が神託を告げていた。
また、卑弥呼は、一説には『日の巫女』だとも云われている。

中国の古い時代(殷?)では、王が亀甲占いをしていた。亀の甲羅を焼いて
その割れ方から、先祖の意志を読み取ろうとした。その一文が残っていて
『虫歯の痛みは、亡き父 祟りせるか!』と、解釈していた。

で、狩猟・採集から農耕民族への過渡期に、小部族は統廃合されて、より
大きな集団となり、国家レベルになると、王が強力なシャーマンとなった。
で、王とは先祖≒神々の子孫として交信できるばかりではなく、自然の恵み
とも一心同体であった。だから、(フレーザーの「金枝篇」によれば)王が
白髪が生えただけで、農作物にも影響を与えると危惧されていたので、
不毛・不作を回避するため王は殺された!
実際に、古代エジプトではファラオは、セド祭があって、王は群衆が見守る
中で、走って老いて無い事を示さねばならなかった!
で、歴史以前、老いていると判断された場合は、殺されて喰われただろうと
推測されている^^v

 但し、そんな事で王が殺されてはたまらないので、王族達は、通りすがり
の旅人を捕まえて『擬(まがい)の王』を擁立した。
 16世紀、インカ帝国はスペイン人に滅ぼされたが、彼らは『擬の王』の
有様を目撃した。
 その『擬の王』は、市民の病や不幸を一身に引き受ける存在であり、
市民はその王に触れ、病や災いを移した!但し、『擬の王』は老いの為に
処刑される運命にあり磔の十字架を引きずっていたのだが、逃亡を防ぐ
ために十人程の使徒が随行していた。スペイン人は、イエスの伝承と
あまりにも酷似していた為、驚いたそうだ^^v by  J・G・フレーザー

それと同じように、ルースベネディクトの『菊と刀』によれば、
古来よりの天皇は、自然と神秘的結合をしているので、大地に触れては
ならないから、神輿や牛車で移動し、首を傾ける事さえ禁じられていた。

「金枝篇」によれば、インドの部族は、身内が死に瀕すると、魂が口から
鳥となって逃げ出さないようにと、口を塞いで息を止めたとか^^
これが、宗教の本質だろう^^v

宗教やそれ以前の霊能力≒シャーマニズムとは、霊長類猿科の名残である!

人類よ、知的なホモ・サピエンスとして振舞いなさい あはは \(^o^)/





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