Ella演唱會、レポート

アジア小僧（管理人）投稿日：2024年04月20日 19:24 No.804

Ella演唱會は、お馴染みのライブハウス、Legacy Taipeiで行われました。
私はHebeのファーストライブや、楊丞琳のライブ以来となります。
ライブハウスと言ってもここは元日本統治時代に建造された酒造工場の建物
を改装して造られた施設で、収容人数がスタンディングで1,200人ほどの
大きな会場になります。今回はそれに対し、半分の600人前後くらいだった
と思います。最初は後ろまでまばらに立っていましたが、ライブが始まって
いくと、全員が徐々に前に前に詰めていきだし、結局会場のスペースの半分
ほどしか入っていないことがわかったからです。私も始めは一番後ろにいたの
ですが、空きスペースを見つけて徐々に前に移動し、観客の半分くらいの位置
まで行くことができました。（笑）

演唱會のポイントをまとめました。
１）新譜曲とSHE曲
　速報の通り、SHE曲が3連発！天灰、熱帯雨林、魔力が切れ目なく連続で演唱
　されました。初耳だったので会場はどよめき、悲鳴にも似た盛り上がりを見せ、
　中には涙する者も。あの瞬間は会場が一体となって震えていました。
　「そう、SHEだ。原点はSHEだ。また復活してやってほしい・・・」
　誰もが心の中でそう思ったに違いありません。

２）Selina登場
　これも速報のとおりです。聞いていませんでしたので驚きでした。
　ライブの後半（アンコールの時間帯だったかな。。？）突然、Selinaが登場
　しました。今回は同じ時間帯にHebeが別会場でライブでした。
　あちらは女性3人でのコンサートなのでSelinanoゲスト出演は難しそうな気も
　します。なのでよく考えたら、Ellaの方に現れる可能性は高かったわけですね。
　Ellaとトークをした後はSelinaはすみやかに退場していきました。
　聞くところによると、昼間のリハーサル中にHebeが会場に入っていったそうです。
　3人合体は実現しませんでしたが時間差で合体ということにしましょう。

３）小巨蛋ライブレベルのパフォーマンス
　始めに言っておきますが、このライブは索票で当たって新譜さえ買えば「無料」
　です。無料ですよ！
　にもかかわらず、ライブのレベルは高く、大仕掛けの舞台セットは無いににしても、
　それ以外は小巨蛋でやってもおかしくないほどでした。
　まず、音響がよろしい。ライブハウスは音量がデカくなりがちで、耳が痛くなったり、
　音が割れたりなどありがちです。それが全くなく、心地よい音量と音質で楽しめました。
　しかもバンドメンバーが8人も付いていました。ギター２本、ベース１本、ドラムス、
　キーボード、バイオリン、チェロ、コーラス。
　Ellaの背景に投影されるCG映像も凝っています。小巨蛋で流しても遜色ないほどの
　丁寧な美しい作りで、Ellaに手抜かりはありません。
　もう１回言いますがこれが無料です。ファン思いのEllaの大サービスとしか思えません。

４）おまけ（私事）
　今回のライブの参加には、Ellaの新譜を購入しておくことが条件でした。会場前で売って
　いるということだったので、私はそれを当てにするつもりでした。ところが！
　まさかの完売だったのです・・・
　昼間に会場へ来ていたので、スタッフらしき会場誘導係に、完売したので何とかならないか
　と問うたところ、近くの電気街などで売っていると言う。
　ここへ来る前に、台北駅前のCD屋を見る限り、完売または店頭にそもそも置いてなさそう
　だったが、そう言うのでライブ開催まで時間があまり無かったが、探しにいくことに・・・。
　ところが無いではないか。他に小さなCD屋も見たが台語CDばかりで全くない。仕方ないので
　MTRで移動し、誠品書店などでも探しまくったが、「無い」と言う。どうする？もう開催の
　18時まで30分もない。
　仕方ない、事情を説明すればわかってもらうだろうと手ぶらで会場へ。ところが女性スタッフ
　は新譜を持っていないと知ると、「NO」と言って時間になったので会場の扉を閉めてしまった
　のです。
　「ええ！？マジで！？」「これのために日本から来たのに！」
　なお私は食い下がり、よくよく説明するとどうやらスタッフは、脇で新譜を販売していた業者
　が完売していたことを知らなかったようだった。「おおそれはいかん！」と慌ててスタッフが
　駆け回り、ひとまず550元だけ置いていってもらえば後でCDは用意する、と言っていたところへ
　どこにあったのか、最後の１枚が出てきて無事、購入。ようやく会場へ入れたのでした。。。
（めでたしめでたし）

簽名會のレポートは、改めてお送りします。。。

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