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木星が衛星数の王者に返り咲く
永井 投稿日:2023年01月13日 21:40 No.84
太陽系の惑星がまだ9惑星だった2006年8月頃、太陽系の惑星で衛星数が最も多かったのは木星の「63個」で次が土星の「46個」でした。
望遠鏡の性能が向上した事から、木星も土星もその後、多数発見され、特に土星は探査機カッシニが2004年に土星の周回軌道に投入され13年間の観測で、衛星の発見が相次ぎ、木星の数を越えていました。
つい最近までの衛星数は、土星「83個」次いで木星「80個」の序列でしたが、昨日(2023年1月12日)sorae(宇宙へのポータルサイト)より、木星・王者に返り咲く!の報が発せられました。
発見されたのは、報告順に仮符合で「S/2018J2」「S/2011J3」「S2016J3」「S/2021J1」の4個で、4桁数字は初観測年。確定まで早いもので2年、長い物では12年も掛かっている事が判ります。
この発見で、木星「84個」土星「83個」となり、1個の差で木星が一番となった訳です。 尚、今回報告された衛星の大きさは直径3Kmが2個、2Kmが2個との事です。
今後も観測機材の精度向上により、多数の衛星が発見されるで有ろう事は間違い無いものと思われます。念の為「ウィッキペディア」で木星を検索したらところ、衛星数が「84個」になっていました。 以上




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