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12/30のフライト
日口 投稿日:2023年12月30日 15:20 No.367
昨夜はキャンプサイトで大宴会...ちょっと飲み過ぎました^^;

朝6:00過ぎに曳航機の爆音...後で知ったのだが、Nobert(ルーマニアの若手チャンピオン)とJustinさんが南島縦断のために早朝離陸。

私はというと、寝坊...。
おまけに朝飯を食う元気なく、10:00のブリーフィングへ。
そこで初めて、今日はウェーブデーだと知った...しまった^^;

急いで支度したものの、さすがに朝昼抜きで飛ぶのもちょっとと思い直し、即席のBLTサンドイッチを頬ばって11:30に離陸。

上空は北西の風5,000ftで20kt、10,000ftで30kt、15,000ftで45ktといったウェーブにしては弱めの風。
曳航途中からリッジが効いている感じがしたので、直ちに離脱。
アナバ風も合わさって、軽快に上がって行く。

そのまま、Mt.Horribleで7,000ftまで上昇。
風上に伸ばすと、ほどなくウェーブイン!

11,000ftまで上昇し、まずは北Mt.Cookを目指す。

途中、ウェーブの存在を示す積雲や積雲パフが曲単位少ないのに気づく。
おまけにエシュロンになっていて、コンスタントにプラスが続かず、ライン取りが難しい...。
サーマルソアリングのように、強いプラスのところで止まって高く上げ、グライドする。
したがって、スピードが極端に遅い。

まぁ、しばらくぶりの高空(最高高度は15,000~17,000ft)だし、酸素の調子やらエリアの観察やらを重点に置くことにする。

プラスとプラスの間がサーマルみたいに沈みが強く、あげては落とされを繰り返すうちに、Mt.Cookが眼下に迫る。
この山、そして近くのタスマン氷河/マーチソン氷河はいつ見ても雄大。

ここから先はクライストチャーチの方へ風下ダッシュしないとプラスが途切れるので、今日は諦めて16,000ftで南へ折り返す。

今度はDobsonの谷に沿って南下する。(往きはBen Ohau Rangeの風下のウェーブを使った)
こちらの方が雲が多く、ライン取りは易しかった。

Ohau湖から先は点在する積雲パフをたどって進むが、プラスはパッチ状でつなぐのが難しい...。
難儀しながら、高度をあまり落とさないようにDunstan Rangeの風下側へと回り込む。

ここには積雲パフのかけらもほとんどなく、ブルーで進む。
案の定、スタックする。
一度高度を上げ直し、再度進むが、やはりプラスが続かない…。
諦めてもと来た道をたどりなおす。

ここから先は練習モードで来た道をたどってMt.Cook目指して北上。
今日のウェーブは範囲が限定されていて、練習するにはいいが、足を延ばすにはちょっと難しかった。

ちなみに、明日もウェーブ(の予報)^^

写真左 お久しぶりのMt.Cook^^
写真中 タスマン氷河(左)とマーチソン氷河。私が20年前に初めて来たときには白い氷河がくっついていたんだけどなぁ^^; 手前が氷河湖。
写真右 写真右下に注目! こんなパフを頼りに飛んでました^^;(わかるかな?)