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私が参考にしたプロペラなど
松本@GPF 投稿日:2024年02月02日 15:33 No.396
直前のスレッド:https://rara.jp/rubbermodel/page394
で滝さんが石井英夫さんのへらぶなプロペラを紹介していますが、私はプロペラ設計の基本から削り方まで石井さんの指導をうけました。
その時期は武蔵野中央公園のオープン(平成元年=1989年)から間もない頃、公園の管理事務所会議室で私を含めて数名に講習会を開いてくれたのです。内容は空転プロペラ(Maxwellタイプ)と最小のバルサ角材からの任意ピッチプロペラの設計と削り出しの方法です。

一時は熱心にプロペラの削り出しを行いました。今でも数十個残っていますが小型機ではプラスチックプロペラとの性能差はほとんどないので現在は使っていません。
勧められた工具は切り出しナイフの一種のくり小刀(添付写真)、仲間と一緒に4000円近く払って関から取り寄せました。ちょっとした凶器です。


松本@GPF 投稿日:2024年02月02日 15:50 No.397
参考にした石井さんのプロペラの図面を添付します。
R50は代々木スカイフレンズ(YSF)のローカル機種、縦横ともに50㎝以下、被覆胴の規定だったと思います。
ミニクープは石井さん考案の機種です。クープディヴェール(=F1G 機体重量70g以上、ゴム10g以下)http://www.ll.em-net.ne.jp/~m-m/terminology/terminology.htm#26
の半分(機体重量70g以上、ゴム10g以下)なのでこの名前になっています。


松本@GPF 投稿日:2024年02月02日 16:35 No.398
小型機には直接参考になる訳ではないのですが、見事だなと時々眺めるのは今でもF1Bの第一人者Alex Andriukovさんの1993年の世界選手権の優勝機のプロペラ図面です。
大会ホストの米国NFFS: National Free Flight Sosiety出版の図面集収録の図面です。図面集と言っても開設記事も相当量収録されている良書です。
この大会くらいを最後に大会図面集の出版は途絶えました。理由は購入機体による競技参加が主流になったため。


松本@GPF 投稿日:2024年02月03日 10:12 No.399
掲載が前後してしまいましたが、最初の写真は石井さんのプロペラ、ミニクープの提案の直後に皆さんへの手本として作ってもらったものです。最大幅3㎝、ヒンジ・先端距離14㎝なのでNo.397の中央の図面のものと思われます。
30年以上経過して色が褪せていますが、両端の赤と青の彩色は石井さんのトレードマークで追従者も何人かいます。昨年夏のランチャーズ競技会でこの彩色のカタパルトグライダーを見かけました。No.395の仁木さんの2番目のプロペラも同じ彩色です。

次の写真は付録掲載、小堀一夫さんのF1Bプロペラです。設計思想はAndriukovさんや石井さんのプロペラよりやや古くて1980年代を代表するものかと思われます。小堀さんのお別れ会兼遺品オークションで入手した宝物です。




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