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『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト』浦久俊彦(新潮新書18/7)
愉しい本棚 投稿日:2020年06月23日 17:16 No.805
 ☆
〇紀伊国屋書店より
ニコロ・パガニーニ。全身黒ずくめの姿で繰り出す超絶技巧で人々を熱狂させた、空前絶後のヴァイオリニストである。「悪魔ブーム」をブランディングに用い、巨万の富を築いた守銭奴にして女好き。「無神論者」の烙印を押され、遺体となっても欧州をさまよった彼には、「幽霊となっても音楽を奏でている」との伝説も生まれた。十九世紀に鮮やかな刻印を残した「西洋音楽史のメフィストフェレス」、本邦初の伝記。
目次

第1章 悪魔誕生
第2章 ナポレオン一族との奇縁
第3章 喝采と栄華の日々
第4章 悪魔に魂を奪われた音楽家たち
第5章 晩年と死
第6章 パガニーニ幽霊騒動
第7章 神秘の楽器ヴァイオリン
著者等紹介

浦久俊彦[ウラヒサトシヒコ]
1961(昭和36)年生まれ。文筆家・文化芸術プロデューサー。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事。代官山未来音楽塾塾頭。サラマンカホール音楽監督