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『大落語』上 平岡正明(法政大学出版局05/1)
愉しい本棚 投稿日:2020年06月17日 16:34 No.800
 ☆☆
〇紀伊国屋書店より
中学三年の夏休みに落語論を書いた―それから約半世紀、100冊超の本を世に送り出した平岡正明が、今度は自分の精子レベルにまで遡り、少年時代のトラウマをばっさり斬って、封印されていた落語の記憶を解き放つ。同時代のあらゆる文化を取り込む超絶イマジネーションが落語世界をアクロバティックに拡張する、もっとも不純にしてもっとも真剣なる革命的落語論。
〇目次

落語、新内、冬の虎退治馬退治
斎藤緑雨の新内抹殺論
びろう樹の下の屁時計
「よかちょろ」のヒービー・ジービーズ
ガイズバーグ・レコーディングス
文弥vs文楽、「明烏」競演と「朝友」という落語
男爵音楽のタンゴ、ジャズ、落語でも「かんしゃく」
「夢の瀬川」と漱石「夢十夜」
ヨコハマで志ん生を聴くということは、「富久」
志ん朝も走る〔ほか〕
〇平岡正明[ヒラオカマサアキ]
1941年東京生まれ。評論家。60年代よりジャズ、犯罪、歌謡曲、映画、文学等々、あらゆる分野を縦横無尽に越境した著作活動を続け、世に送り出した著書は100冊超。横浜野毛を拠点とし、大道芸とジャズの大企画に奔走しながら、2004年には「うま野毛寄席」木戸番としてデビュー