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『日本語を作った男-上田万年とその時代』山口謠司(集英社16/2)
愉しい本棚
投稿日:2020年04月06日 19:12
No.778
☆☆☆☆
維新以降どのように日本語が作られてきたか、井上ひさしの『国語元年』にも見られる錯綜した事実を克明に追ったもの。
〇明治にはまだ「日本語(標準語)」はなかった-。近代言語学を初めて日本に導入し、仮名遣いの統一などを通じて「近代日本語」の成立にきわめて大きな役割を果たした国語学者・上田万年とその時代を描く。上田万年年譜も収録。円地文子全集出版年まで収録あり。
〇<山口謠司> 1963年長崎県生まれ。フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。大東文化大学文学部准教授、博士(中国学)。著書に「となりの漱石」「ん」など。