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『戦後代表詩選1.2』鮎川信夫/大岡信/北川透(思潮社06/6.9)
愉しい本棚 投稿日:2020年02月01日 18:48 No.763
 ☆☆☆
〇戦後詩を主導してきた3人の詩人、詩論家が、討議を重ねて選んだ代表詩選。未来に手渡す戦後詩の名篇がこれだ。巻末に鮎川信夫の急逝の直前に行われた記念碑的討議を収載。

目次
鮎川信夫
黒田三郎
中桐雅夫
三好豊一郎
田村隆一
北村太郎
石原吉郎
吉本隆明
木原孝
衣更着信〔ほか〕

〇著者
鮎川信夫
1920年東京生まれ。田村隆一らと「荒地」を創刊。精神の架橋工作としての戦後詩を、詩と理論の両面で体現し、以後、現代詩を主導しつづけた。86年没

大岡信
1931年静岡県生まれ。谷川俊太郎らと「感受性の祝祭」の世代を代表する。詩人として古典文学論や美術評論をはじめ芸術全般に踏み込み、さらに国際的な連詩の試みや、「折々のうた」など幅広い活動を展開

北川透]
1935年愛知県生まれ。詩と批評誌「あんかるわ」を62年から90年まで主宰。現代詩から文学思想、政治思想に相わたる先鋭な論陣をはる。詩の現在を問いつづける詩論家として類例のない広がりと一貫性をもつ