掲示板


| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

『GHQと戦った女沢田美喜』青木 富貴子(新潮社15/7)
愉しい本棚 投稿日:2020年01月18日 10:42 No.747
 ☆☆☆
〇昭和23年、進駐軍兵士と日本人女性との混血孤児を救うため、GHQと対峙し、児童養護施設エリザベス・サンダース・ホームを創設した沢田美喜。三菱財閥・岩崎家の令嬢は、なぜ養う子供のミルク代にも事欠く生活に人生を捧げたのか。その決意に秘められた「贖罪」の思いとは何か…。恐れず怯まず進駐軍と戦い、たった一人で「戦争の後始末」に立ち向かった女性の愛と情熱の生涯を描く!

目次
第1章 鐘をつく男
第2章 進駐軍との孤独な戦い
第3章 岩崎邸の令嬢
第4章 女彌太郎と岩崎と戦争と
第5章 五番街の聖トーマス教会
第6章 「サワダ・ハウス」と「本郷ハウス」
第7章 米情報部とサンダース・ホーム
第8章 澤田信一の告白
第9章 マヨルカ島
〇青木冨貴子
1948(昭和23)年東京生れ。作家・ジャーナリスト。’84年渡米し、「ニューズウィーク日本版」ニューヨーク支局長を3年間務める。’87年作家のピート・ハミル氏と結婚。ニューヨーク在住