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『詩への架橋』大岡信(岩波新書77/6)
愉しい本棚
投稿日:2020年01月13日 13:15
No.741
☆☆☆☆
〇中学生時代,著者はどのように詩と出会い,それに酔ったのであろう.また青春の日々にこの詩人が創出した詩的世界のはらんだ苦渋と輝きとは,何だったのであろうか.そして,その間に糧となった数々の詩――万葉,佐藤春夫,リルケなどの抒情詩から,同世代の戦後の詩人たち,さらに海外の新しい詩との出会いの軌跡が語られる.
〇<折々のうた>につながる、初めのものとする感想も見かけた。