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『やさしい日本と世界の経済の話』熊野 剛雄(新日本出版19/10)
愉しい本棚
投稿日:2019年12月30日 09:28
No.736
☆☆☆☆
〇目次
1 基礎知識(資本主義経済とは?;資本主義経済の特徴;資本の価値増殖運動を図式化する;資本の運動の絡み合い;資本主義は永遠に続くのか?;社会主義について)
2 現代の資本主義経済(資本主義は変わったか?;産業構造の変化;サービス化;グローバライゼーション;労働者の抵抗と資本主義の妥協;資本の反撃―新自由主義とマネタリズム;新自由主義政権が現実化して実行したこと;金融化(1)―金融と金融機構の説明
金融化(2)―現代の資本の市場の形成
金融化(3)―ファンドの世界とその構造 短期金融市場の成長と証券化、新しい金融恐慌
金融化(4)―株式市場の変質
補論 日本経済に於ける財政と金融の一体化)
〇熊野剛雄[クマノヨシオ]
筆名:大槻久志。1926年広島県尾道市生。東京大学(旧制)経済学部卒業、大学院中退。角丸証券(現・みずほ証券)調査部長、日本証券経済研究所主任研究員、同理事を経て専修大学教授、同経営研究所長、証券経済学会代表理事、日本学術会議会員。現在、専修大学名誉教授