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これぞ日本人たる証(あかし)
紅の狸
投稿日:2022年12月14日 09:35
No.434
元禄15年、西暦1703年12月14日、午前3時ころ「われらは、旧赤穂藩、浅野内匠頭家臣一党でござる、旧藩主の遺恨を晴らすがため、吉良上野介様の、お屋敷に推参仕(すいさんつかまつ)った。われと思わんものは、出会え候(そうらえ)」
この言葉書きを合図に、吉良邸内に討ち入り、ほぼ2時間後、見事上野介の首級を打ち取り、泉岳寺の旧主の墓前に供えたことで、この事件は広く日本人に膾炙(かいしゃ・広まっている)している。
中高生のころ、俗にいう、忠臣蔵の関係本をむさぼり読んだ経験を持つ小生は、12月14日が近づくと、心湧きたつものがあり、また日本刀に深くかかわっているため、その戦闘詳細や、武器の使われ方に、格別の思い入れがある。
人の命は亡くなっても、毎年日本人の心に灯(ともしび)のように赤穂浪士47士の名前が浮かぶ。日本人の指針たるべき言葉「命より、名を惜しめ」至極名言である
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