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若者にオーディオに親しんでもらうために
おおしま 投稿日:2023年12月26日 22:00 No.858
くすのきさんと第2回コンテストのデータに関するやり取りをしている中で、
若い方にもオーディオに親しんでもらえるようにするには、なにか良いアイデアはないか?
という話になりました。
ヘッドフォン、イヤフォンだけで音楽が消費されてしまうのが残念だという思いに基づくものです。
せっかくですので、2人の間に留まらせず、この掲示板に話題提供しましょうか、という流れになりました。

本日、コンテストに参加させていただいたたてぬき君と同年代の若者数名と接する機会がありましたので、
Q1. スピーカーで音楽を聴かない理由
Q2.スピーカーで音楽を聴くようになるためにはどんなことが必要か?
の2点を尋ねてみました。
類似した回答がありますが、量も質の内と考えて、ほぼそのまま記します。

Q1に対する回答は以下のとおりです。
・イヤホンの性能が向上している。
・イヤホンの方が使いやすく、周りの人に迷惑がかからない。
・イヤホンの方が没入感が強い。
・他に手軽に聴けるデバイス(イヤホン、ヘッドホン)があるから
・スピーカーで聴くほど興味が無い。PCのスピーカーで十分。
・音楽系サブスクリプションの普及により、CDを買って聴くことがなくなっており、家にコンポが必要ない人が増えている。
・なんでも問題になる世の中で大きな音を出すということが難しくなっている。
・スピーカーで音楽を聴くと親がうるさく怒るため。
・大音量でロック、ハードロック、パンクなどを聴くため(家族が嫌がる)
・隣の部屋に伝わるのが嫌
・スピーカーで音を聴きたいと思うが、大きい音で聴ける場所が無いため。
・スピーカーを置く場所が無いため。

Q2に対する回答は以下のとおりです。
・防音の環境を整える。
・音漏れや好きな音楽を大きな音で聴いていても誰にも咎められない社会が必要
・防音設備を安く手に入るようにする。
・防音部屋であったり、隣の部屋に伝わらないスピーカーが出たら、もっと使う人が増えると思う。
・音を出しても許される環境を作る。
・周りに迷惑がかからないようにする。
・若者の一人暮らしをしやすくする。
・スピーカーのサイズを小さくする。
・小型化で音漏れが無くなり、携帯できるようになれば流行るかも。
・CDなどの媒体があるものに興味を持つ。
・スピーカーの魅力について知れば少しは聴くようになるかもしれない。
・スピーカーの奥深さを知る機会を作る
・スピーカーに触れる機会を増やす。

若い人たちがスピーカーを鳴らして音楽を聴かない背景をまとめますと、
・住環境は向上していても家人が音を出すことに寛容でなくなってきている。
・スマホとイヤフォンで事足りており、それ以上を望んでいない。
(と言うか、それ以上があること自体を知らない。イヤフォンの中での優劣にはある程度敏感である。)
の2点が支配的ですが、これら以外に自分が感じているのは、

・オーディオ機器を購入する経済力が無い。
(今の若い人たちは自分たちが若い頃よりもお金を持っていませんし、持っているお金はスマホやゲームに注いでしまうようです。)
・音楽やオーディオ機器に飢えていない。(生活における音楽の優先度が低い。)
も考えられると思います。

長くなりましたので、ひとまずここで止めておきます。


くすのき 投稿日:2023年12月27日 10:43 No.862
大嶋さんの書かれたことを読んで、昨日の夜は悲嘆にくれていました。
ほぼ絶望じゃん!って

でも、一晩寝て冷静になったら、いくつか切り口が見えてきました。

「そうだ、今の自分を基準に考えるのじゃなくって、自分がその年齢だったころを思い出して考えなければいけないのだ」と気づきました。
わたしの場合学生時代は70年代なので、時代がズレすぎてるかもしれませんが・・・

大嶋さんのまとめから行くと
(まとめまでちゃんと書くところが、さすが先生)

> ・住環境は向上していても家人が音を出すことに寛容でなくなってきている。

これは、さほど変わらないと思い出しました。

オーディオに興味を持った学生よりさらに前の時代(60年代)を考えると、大阪で一般的な住環境は長屋で
(記憶によるとその当時の大阪の90%以上という統計があったはずで、高度経済成長期に人口が急増した
大都市はどこも同じような感じだったと思う。)、
隣の家での話し声が聞こえるくらい壁がうすく、大学の下宿でも隣で何をやってるか丸わかり。
もう少し後の時代になり「マンション」と言う新語が生まれた頃には、「ピアノ殺人」などと言う物騒な
タイトルが新聞の見出しに使われるぐらいになってきて、やっぱり遮音については劣悪。

そこから言うと、音環境や音楽に対する社会的な容認についても、自分の時代よりは今の方がよくなってる気がします。

> ・スマホとイヤフォンで事足りており、それ以上を望んでいない。
> (と言うか、それ以上があること自体を知らない。イヤフォンの中での優劣にはある程度敏感である。)

こっちの方が大きいのじゃないでしょうか。

でも、わたしも音を気にして始めて買ったオーディオ機器はヘッドフォンで、スピーカーより
ヘッドフォンの方がいい音が聴けると言う認識はいまだに大きいですね。
ですので、スピーカーはヘッドフォンの代用品(ヘッドフォンは動き回る時には線がじゃま)
と言うより、真剣に聞かない時に使う簡易再生用器具という感じでしょうか?
今のヘッドフォン、イヤホンはBluetoothで繋がったものが主流なので、「代用品のスピーカー」を持つ
意味合いがますます薄れました。

スピーカーでガンガン聞けると言うのは、それこそ野中の一軒家か、オーディオルーム持ちか、
あるいは「家内元気で留守がいい」的な、「○○がいぬまに大音量再生」という感じでしょうか?

> ・オーディオ機器を購入する経済力が無い。
> (今の若い人たちは自分たちが若い頃よりもお金を持っていませんし、持っているお金> はスマホやゲームに注いでしまうようです。)

お金の使いどころは、昔と全然違いますが、学生に経済力がないことに関しては今も昔も変わらず、
わたしの学生時代は、一日バイトして1000円がやっとだったので、時給で言えば100円ソコソコ。
で、LPは廉価版ですら1枚1000円以上してましたので、今の感覚では1万円近い。
ですので、ソースはもっぱらエアチェック(死語?)。
ラジカセからでFMをカセットに落としたので、音楽を聴いてました。

> ・音楽やオーディオ機器に飢えていない。(生活における音楽の優先度が低い。)

いまは、世の中が音楽に溢れていて、自分から積極的に音楽を聴きに行かなくてもいいと言うのは
おおきいでしょうね。
今の音楽チャートはアニメの主題歌が上位を占めることが多く、アニメを見るだけでそれが聴けてしまうし、
サブスクで聴きたい曲がいつでも聞ける状況では、オーディオ機器にわざわざお金を使うと言う発想には
繋がりにくいですね。

で、わたしなりにまとめると

1、スピーカーとヘッドフォン、イヤホンとの違いは一体何なのかをもう一度考えないといけない。
  裏返すと、スピーカーの意味合いってなに?ということですね。一般的な生活において。

2、音楽環境が圧倒的に良くなっている現状で、オーディオと言う物に意味があるのかも考えなければいけない。
  意味をなくしてきたからこそ、次々とオーディオ雑誌が休刊していると言うことでしょう。
  ですので、次の意味(若者に理解してもらえる)が必要。

と言ったところでしょうか?
(わたしは、箇条書きにしましたよ(笑))


Furu Renji 投稿日:2023年12月27日 10:50 No.863
オーディオに興味がある若い人自体が少ないし、スピーカーで音楽を聴いてる若者は絶滅危惧種と思います。
わたしの身内でオーディオに興味を持ってるのは30代前半の甥っ子1人(自作SP使用者)だけですし、興味がある音楽自体が我々とは全く違いますからね。

アピールするのにコンナ試聴曲でも使ってみますか?・・・↓↓↓





くすのき 投稿日:2023年12月27日 11:39 No.865
> オーディオに興味がある若い人自体が少ないし、スピーカーで音楽を聴いてる若者は絶滅危惧種と思います。

22年にこんなキャンペーンが行われていたのをご存知でしょうか?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000024316.html

このキャンペーン、認知度がさほど高いと思われないし、なんか流れが変わったと言うことも感じられないので、
ユーミンをもってしても「スピーカーで」と言うのは難しいのでしょうね。
まあ、YOASOBIだったら違ったかもしれませんが・・・

(オーバーロードⅤっていつやるのかなあ? 待ってます。)


おおしま 投稿日:2023年12月27日 11:59 No.867
くすのきさん、応答ありがとうございます。
認識が共通する所とそうでない所があって、面白いです。

>> ・住環境は向上していても家人が音を出すことに寛容でなくなってきている。
> これは、さほど変わらないと思い出しました。
> 音環境や音楽に対する社会的な容認についても、自分の時代よりは今の方がよくなってる気がします。
自分は必ずしもそうは思わないのですが、仮にそうだとしても、
良い意味での若者の傍若無人さが薄れているように思います。
自己規制が強くて、自分たちが若い頃のような論戦を好まない。
自分はこれを若者の「寸止め化」と感じています。
相手に不満があると、本人に直接言わずに、私に不満を言って対処を望む。


>> ・スマホとイヤフォンで事足りており、それ以上を望んでいない。
> こっちの方が大きいのじゃないでしょうか。
そのように思います。

> スピーカーよりヘッドフォンの方がいい音が聴けると言う認識はいまだに大きいですね。
スピーカーとヘッドフォンは別物と感じているので、そうした発想はあまりないのですが、
振動板が空気を震わせて、その震えた空気が鼓膜を叩いて音として感じることの面白さを
若い人たちはあまり知らないです。
また、それに慣れてもいないので、慣れないうちは何が良い音なのかよくわからないようです。
わかるようになるとすごく鋭い指摘をしてくるのでたじろぎます。


>> ・オーディオ機器を購入する経済力が無い。
> 学生に経済力がないことに関しては今も昔も変わらず、
自分は必ずしもそうは思わないのですが、仮にそうだとしても、
アンプ、CDプレーヤー、スピーカーなど機器の値段は上がってきてますね。
昔の598スピーカー、798アンプと同等のクオリティの製品が今なら倍以上の値段ではないでしょうか。
生協主催でオーディオフェアとかやってた頃が懐かしいです。


>> ・音楽やオーディオ機器に飢えていない。(生活における音楽の優先度が低い。)
> いまは、世の中が音楽に溢れていて、自分から積極的に音楽を聴きに行かなくてもいい
それもあるのですが、他にたくさん娯楽があるでしょ?という側面もあります。

> サブスクで聴きたい曲がいつでも聞ける状況では、オーディオ機器にわざわざお金を使う
> と言う発想には繋がりにくいですね。
そうですね。昨日学生のコメントを読んで、すごく腑に落ちた点です。

>(わたしは、箇条書きにしましたよ(笑))
ウケる!
張り合っているのですか(笑)
と言うか、自分のは箇条書きではないのでしょうか!?

*********************************************
Furu Renji さん
> オーディオに興味がある若い人自体が少ないし、スピーカーで音楽を聴いてる若者は絶滅危惧種と思います。
昨日9人の若者に尋ねたところ、スピーカーで聴いているのは1人でした。
PA関連のバイトをやっていて、フロントホーンスピーカーに興味を持ったそうです。

第2回コンテストに参加したT君は子供の頃に電子オルガンを習っていて、
コンクール会場のスピーカーから出てくるオルガンの音が、普段自宅で聴く
自分のオルガンの音とは別物であることを感じてスピーカーに興味を持ったそうです。

同様に、自動車やバイクに興味を持つ若者も自分たちの頃と比べると少数派になってますね。
他に楽しいことがたくさんあるんでしょうね。


アールefu 投稿日:2023年12月27日 15:01 No.871
結局は、一時代の騒音問題を回避しながら若い世代を取り込むために、
パーソナルオーディオへと拡大移行してきたわけです。
当然売り手市場。
音響機器としてPCやスマホを機能させる限り、イヤホンやヘッドホンが主流で
スピーカーに馴染めないのは仕方のないことです。

しかし若い世代でも生音に触れている人(アコースティックな楽器を演奏している人など)は
本物の音に敏感で、スピーカーの音に魅力を感じている人もいます。

ヘッドホンはダイナミックレンジが極めて狭いので、
どんなに小さな音でも聞き取れますが、スピーカーで最小音を聞き取れる音量にすると
ピークでとんでもない音量になり、耳がついていかないこともあります。

我が家でもオーケストラを実音量で聴いていると、大音量で歪んで聴こえることがあります。
でもそれを部屋の外から聴いてみると、歪感なく綺麗に出ている。
つまり耳がついていってない。
耳元で大声を出されると、歪んで聞こえますが、歪んでいるのは耳ですから。
コンサートの大音量の時には、小さな音は聴こえなくなっている。
耳にもレンジの幅は決まっているわれけです。

ヘッドホンの綺麗な音は、ダイナミックレンジが狭いから為せる技で、
それを真実と思ってしまうと、Dレンジの広いフルレンジが汚い音に聴こえてしまう。
だからDレンジを抑えたマッタリとしたフルレンジまで開発してしまう。
『低音が良く出るフルレンジ』というよりは
低音に合わせて中・高域を抑えているのが実態といえます。
でもそこに、生音のような臨場感は無い。
単なる愚痴の独り言になってしまいました(笑)。


おおしま 投稿日:2023年12月27日 16:55 No.872
アールefuさん、
愚痴の独り言、面白いです。
ダイナミックレンジは仰るとおりですね。
また、ノイズキャンセリング機能が付いたものを聴かせてもらったことがあるのですが、
無音状態でもなんか音がしている感じがして違和感ありました。

愚痴ではありませんが、ついでに自分が若者と接して、オーディオに関して驚かされることを列記してみます。
決してバカにしているわけではなく、また、皆が皆そうであるというわけではないのですが、
若者と接する時には、このようなことも踏まえておいた方が良かろうと思いまして。

・左右のイヤホン(スピーカー)からは同じ音が出ていると思っている。

・3ウェイのスピーカーの3つのユニットからは同じ音が出ていると思っている。
  ⇒ 振動板の大小によって得意な音域が違うことを理解していない。

・アンプの役割を理解していない。
  ⇒ イヤホンと同じようにスマホでスピーカーを鳴らせると思っている。

・裸のユニットを鳴らしてもあまり違和感を持たない。
  ⇒ 大きめの段ボール板に丸穴をあけてバッフル板としてあてがうと音の変化に驚きます。

一方で、若者はセンサとしての耳が良く、慣れてくると細かな違いを聴き分けて驚かされます。

・圧縮音源と非圧縮音源の違いはもちろんのこと圧縮率の違いもちゃんと聴き分ける。

・塩ビ管バックロードで部品を交換するだけで、音が違うということに敏感に反応する。


さかたに 投稿日:2023年12月27日 21:29 No.873
冷静に考えて、まず学生さんはオーディオを鳴らす部屋は無理ですね。私も学生のときは親のコンソール・ステレオを聴いて
いてコンポを持てたのは病院の宿舎に入ってからです。ワンルーム・マンションでも鳴らせます。ただし、大音量のロック
とかは無理。学生のときに、部室でスピーカー工作、オーディオ機器の工作をして、社会人になって暫くしてオーディオ/
スピーカー自作に復帰できればよし、です。

自作スピーカーに参入するひとはもともと多くはないです。まず音楽が好き、よりよい音で聴きたい、カネはそんなにはない、
「対策」をするだけではまだ足りない。じゃ、どうするか、スピーカー自作だ。という流れになるが、自作というハードルは
そんなに低くはない。

私がスピーカー自作に足を踏み入れた事情はこう。オーディオに関心がありすぎて西区にあったカイザー・サウンドに足
しげく通ううちに茂曽呂さんと知り合いに。話をしているうちに―ディオの会を設立。オーディオの会のつもりだったが、
すぐにネタが尽きるので自作スピーカーを作らざるを得ない。いわばコミュニケーション・ツールとして始めたのです。
これがなかったら自作なんかハードルが高くてやっていない。

なぜ自作を始めるかというと音楽が好きで、オーディオが好きで、もっといい音を聴きたいという欲望から始めるのです。
日本ではコンソール・ステレオ時代の次にステレオ・コンポの時代が到来した。この時期日本のオーディオ業界は凌ぎを
けずって付き次と高性能の機器を発表。当時はまだそこそこの音楽を鳴らすのに困難があった。業界はその欲望を刺激した
が、そうそうグレードアップなんか出来るものではない。そこへ持ってきて長岡鉄男氏がリーズナブルな価格のスピーカー
ユニットでメーカー品よりいいスピーカーを次々と発表、オーディオがそこまで好きではないひとまでも自作に駆り立てた。
これはおそらく世界でも稀な自作ブームだったでしょう。自作マニアの数はバブルを迎えたわけで、減ったように思うけど、
随伴者が減っただけでコアな自作家はそれほど減っているわけではない。

オーディオブームが沈静化したのは、メディアとプレーヤーの進歩のため。アナログ・レコードからCD、カセットへ。
またフレーやのコンパクト化で誰でもどこでもそこそこの音が聴ける状況が出現。ここであまりオーディオ熱が高くないひと
はオーディオというものに対する関心が低下して行く。プレーヤー側が進歩するだけでスピーカーの能力はあまり変わった
わけではないけど、熱が冷めていくわけです。

現在はメディアが携帯とかアイポッドとかで配信を通じてデジタル・ファイルで音楽データを手にすることができる。
CD、カセット時代よりもハイレゾの音楽を入手できる。高品質のヘッドフォン、イヤフォンで誰でもどこでも、何でも
聴けるという状態がさらに加速。人間、困難があると入手するための手段にカネや手間をかける。するとその手段自体が目的
となる、すなわち手段であるったものが趣味の領域として成立する。いつでも、どこでもという状態はむしろ手段への情熱を
失わせるわけです。


ただ私はヘッドフォンはなじめない。昔使った性能の劣る時代のままの認識かもしれないが、スペックがよいとしても
フリーエアの中で音が鳴っているという感覚は絶対に作れないと思う。

で、私がこの時代でも若いひとに経験してもらいたいのは、今、そこで、生音(生演奏らしきもの)が鳴っているという
感覚です。それがスピーカーが目指す究極だと思うし、ヘッドフォンでは実現できないものだと思う。


若者が携帯からイヤフォンで聴くような音楽がどななものか、これが少し不安になります。常に最大音量のロックとか、演奏
とメディアに編集する過程ですべて電子機器で作ったような音楽、これらを聴くのにはイヤフォンとかヘッドフォンで十分かも
しれません。私はBabymetalは聴いていたのですが、CDをオーディオルームで聴くと耳と頭が放電したかのようでつらかった。
youtubeとかTVで視聴したときは楽しかったのに。ロックを聴くのであれば多少粗いスピーカーでも聴けるし、その方がいいの
かもしれない。若者にも小音量で十分楽しめる音楽があるし、そういう聴き方があるんだということを知ってほしい。

これからのオーディオはどうあるべきか、オーディオ評論家の古株である藤岡誠氏はどういうことを言っているか。2台1組の
スピーカーからなるステレオで留まらずに、最低でもその外側にもう2台のスピーカーを置いてサラウンドにすべきだと。私は
ォ―ディオ・アクセサリー誌をよく買っているが評論家の山之内正氏はoppoのUDP-205を使用し、いつも5チャンネルサラウンド
のSACDをよく紹介してくれるので参考にしている。いま、そこで鳴っているという感覚はいろんな要素を含むが、サラウンドの
感覚はその最重要の要素である。しかも、5チャンネルのソースはヘッドフォンではまだ再生不可能なのである。

若い人をスピーカー自作に向かわせるには特別な方法は何もなく、ただ、そういう場に居合わせてもらう、体験することが
大切です。自作は一般の音楽鑑賞、音楽体験を起点にはしていますが。それ自体はまた別のところにあります。


アールefu 投稿日:2023年12月28日 12:45 No.877
やはり、若者にはもっともっと生音に触れてもらいたいですね。
PAを通した音ではなく、生の歌声や演奏は涙が出るほど感動するものです。

皆さん各自のオーディオ歴を語っていらっしゃるので私も少しだけ…。

中学時代からギターを弾き始めて、高校時代からは作曲を始めたせいで、
それを記録するために生録にも没頭していきました。
(譜面が書けなかったからですが…笑)
その頃の録音はカセットテープですが、ラジカセからやがてカセットデッキへと代り
ステレオマイクも徐々にグレードアップしていきました。
エコーを効かせるために、誰もいないうちに風呂場で弾き語りの一発録音をしたものです。25曲以上はありました。
学生時代には大学祭などでシンガーソングライターみたいにライブをしたり、
ヤマハのポプコンの予選にも出場しました。

その御蔭で、生の音に敏感になり、就職してからもほぼ毎日、
吹奏楽の生演奏を浴びながら生活していたので、それと違う音がスピーカーから流れると、許せなかったんだと思います。
職場では転勤しても、常に行事のPAを担当していたため、体育祭、文化祭、◯◯式などの視聴覚担当として有り合わせの機材でやりくりしていました。
とくに過酷なグランドでのトラブル解決には、敏速なサブ機への切り替えや判断力が必要でした。
そこで身を持って体験してきたのが、シンプルイズベストです。

少しだけのつもりが長くなってしまいましたが、
自分にとってオーディオとは、自分の目の前に生演奏を再現することであり、
それによって感動することです。
若い人にはもっともっと生の音に触れていただきたいですね。


Furu Renji 投稿日:2023年12月28日 14:29 No.878
>22年にこんなキャンペーンが行われていたのをご存知でしょうか?

これは知りませんでした!!!
そもそも若い人には「ユーミンってだれ?」って感じでしょうか(笑)


わたしが子供の頃はラジオで聴くかレコード屋さんで試聴させてもらうかで、情報量がとしては可成り少なかったですね。
そんなこんなで友達や家族と音楽情報・音源を共有、一緒にスピーカーからの音楽を聴くことも多かったです。

今は音楽情報過多で聴く人もそれぞれ好きな方向むいてて、他人の好みに否定的な若者が多いような気がします。

(オーバーロードⅤは来年下半期あたりの予感が?、、、ちなみにエントマ推しです、、、笑)


くすのき 投稿日:2023年12月28日 17:57 No.883
元々、コンテストに30歳以下の方の参加を増やすにはどうしたらいいかを考えていたのですが、
それは一旦おいておいて若者にオーディオの楽しさを伝えて行くにはと言う線で、考えてみます。

大嶋さんがいろいろと上げておられる部分でゆくと

> 自分はこれを若者の「寸止め化」と感じています。

これは、オーディオの楽しさの本質が議論にあるのならば、根本的な問題だとは思いますが、
そう言う訳ではないでしょうし、この「寸止め化」は若者文化の一つとして理解して行かないといけないと思っています。

> 振動板が空気を震わせて、その震えた空気が鼓膜を叩いて音として感じることの面白さを
> 若い人たちはあまり知らないです。

ここ重要なんですが、この部分を令和の時代のオーディオと定義してもいいのじゃないでしょうか?

「オーディオとはスピーカーで音楽を聴くこと」

という感じです。

実際は彼らが空気振動を体で出受けとめていないかと言うとそんなことはなく、音楽ライブで、
爆音を体で受け止める心地よさを、老人以上に知っていると思います。
ですので、彼らはヘッドフォンやイヤホンによるパーソナルオーディオと、ライブによるギガンティックな
オーディオと言う両極端の中にいて、いわゆる家屋内での友人や家族と音楽体験を共有すると言う経験が
希薄なのだと思います。

正に二極分化。

パーソナルとライブの中間にあるリビング的なオーディオが「スピーカーで音楽を聴く」と言う
令和の時代のオーディオの見方として最も現実的だろうと思います。

この領域を今、になっているのがスマートスピーカーやUSBスピーカーで、これに近い簡便さで、
高音質な物を経験することが、オーディオへの開眼につながるような気がします。

> アンプ、CDプレーヤー、スピーカーなど機器の値段は上がってきてますね。
> 昔の598スピーカー、798アンプと同等のクオリティの製品が今なら倍以上の値段ではないでしょうか。

まず、昔の様な重厚長大な「ハード・シャープ・ダイナミック」と言う物は求められてはいませので、
「見栄えのするオーディオ機器」である必要はなく、入門的な部分では音源はスマホで充分。
そこからBluetoothで飛ばしてスピーカーを鳴らす。
これだったら、私らが若いころよりもはるかにローコストで始めることができます。

ここでは音を支配するのはやっぱりスピーカーで、音のよいBluetoothスピーカーはどうしても
高くなりますので、一段階プロセスを増やしBluetoothで受けて音を出すアンプを間に入れ、
自作スピーカーを組み合わせるか、Bluetoothを受けるDACに自作パワードスピーカーを組み合わせる
と言うのがいいと思います。
(近藤さんや北山さんはこのやり方で、コンテストに応募されてましたね。)

現実的にはパワードスピーカーを自作すると言うのは、割とハードルが高いのでDACに別のボリューム付き
パワーアンプを組み合わせて、自作スピーカーにつなげる方が簡単だとは思います。

こういうやり方の場合、旧来のCDPにプリメインと言うよりはるかに安くシステムを組むことができます。
(安い中華のデジタルアンプは値段からは考えられないほど音が良く、入門としては最適。)
なにより、部屋の中の空間を消費しません。これは、若者にとって物凄く大事な点だと思います。
我々の時代の、「でかくてカッコイイオーディオ機器」は今では求められていないと思ってます。
だから、その時代の意識のままの老人しか買わず高価になってゆくのだと思います。

> ・アンプの役割を理解していない。
>  ⇒ イヤホンと同じようにスマホでスピーカーを鳴らせると思っている。

たぶん、それでも線でつながないBluetoothだと、何かがないとスピーカーが鳴らないのは、概念的に
理解してると思います。
ですから、BluetoothアンプもしくはDACなんですよ。
上記の判断は、線でつなぐからだと思います。

> 一方で、若者はセンサとしての耳が良く、慣れてくると細かな違いを聴き分けて驚かされます。

これはもう、圧倒的だと思います。
老人の耳はそれこそ「クリスタルイヤフォン」で、彼らの耳は「スタジオモニター」でしょう。
われわれは、「クリスタルイヤフォン」でも「どう聴くか?」の部分で彼らに伝えるべき部分を
ほんのわずか持っているに過ぎないような気がします。

> と言うか、自分のは箇条書きではないのでしょうか!?

ああ、ナンバリングしてないと箇条書きじゃないと思い込んでました。m(..)m
ナンバリングされてると、引用がナンバーだけでできて便利だと言うだけです。(汗)


Furu Renji 投稿日:2023年12月28日 20:20 No.884
ヘッドホン(イヤホン)とスピーカーの大きな違いは、「ヘッドホンでは耳で聴くだけで体で感じることが出来ない」ことだと考えます。
スピーカーだとピリピリ肌で感じるラッパの音とかドスドス肌で感じるバスドラやウッドベースとかあるじゃないですか。

話は替わりますが、、、
ヘッドホンアンプ(ポタアン)で4Ωスピーカーを鳴らしてみました!!!
音量上げるとビビってしまいますが、デスクトップで使うには十分な音量でした。
ちなみに10年前の携帯のヘッドホン端子でもスピーカー鳴らせましたよ(笑)



おおしま 投稿日:2023年12月29日 00:09 No.885
皆さんのコメントをとても興味深く&楽しく拝見させていただいています。
表現は違えど似たような感触をお持ちだったり、そうでない所もあったりして、
それぞれのバックグラウンドとの関連も面白いです。

さかたにさんの
> フリーエアの中で音が鳴っているという感覚は絶対に作れないと思う。
と、
Furu Renjiさんの
> スピーカーだとピリピリ肌で感じるラッパの音とかドスドス肌で感じる
> バスドラやウッドベースとかあるじゃないですか。
の、
両コメントは、自分の
> 振動板が空気を震わせて、その震えた空気が鼓膜を叩いて音として感じることの面白さ
と通底するものではないかと思いました。

一方で、
くすのきさんの
> 実際は彼らが空気振動を体で出受けとめていないかと言うとそんなことはなく、
> 音楽ライブで、爆音を体で受け止める心地よさを、老人以上に知っていると思います。
と、
さかたにさんの
> 私がこの時代でも若いひとに経験してもらいたいのは、今、そこで、生音
> (生演奏らしきもの)が鳴っているという感覚です。
と、
アールefuさんの
> 自分にとってオーディオとは、自分の目の前に生演奏を再現することであり、
> それによって感動することです。
のコメントに対しては、

大音量でなくても、ボーカルで息を吐きだした後のフワッとした感じとか、
空気が振動していなければ味わえない音があると思いますし、
生演奏でなくても、例えばシンセサイザーのグリッサンドのブルブルと
空気が震えるような音などは、ヘッドフォンでは難しいだろうと思っています。

言うまでも無いことですが、反論ではなくて、仰ることを是とした上での意見交換です。


こんどう 投稿日:2023年12月29日 00:19 No.886
>「オーディオとはスピーカーで音楽を聴くこと」

 最近思うに、子供が育った家庭で「スピーカーで音楽を聞くこと」が減っているんだと思います。
 先週、ジャズ好きの友人宅に頼まれていた小型スピーカー/アンプ/電源(シアタービートの改造品)を納品/設置に行きました。
 タワーマンションの狭い部屋でオーディオが置けないので TV+サウンドバーだけが音を出す環境で子供が育ってきたはずです。
 ネットストリーマ(WiiM PRO)を設定してAmazon Musicに接続して音を出したら、今までとは桁違いにまともな音になって友人が喜んでいたんですが、娘さんがけっこう食いついてきたのは予想外でした。
 ずっとイヤホンでしか音楽を聞かなかったそうです。

 で、思ったんですが、いくら音が良くても立派なスピーカーは一般家庭のリビングでの市民権を得られないと

 コンテストで白土さんが WAVECORの小型ユニット使った赤いスピーカーを出品されてましたけど、WAF(Wife Acceptance Factor)=奥様受け を意識して作ったと書いていました。
 先日 共立電子のMarkAudioのデモでも 中島さんが テレビの周りにおいて見苦しくないサイズとデザインかつWAFが重要だと言って 超小型のスピーカー
https://shop.koizumi-musen.com/?pid=178238243
https://shop.koizumi-musen.com/?pid=170324592
 を鳴らして、そこそこの楽しめる音を出していました。

 こういう、音楽がそこそこ楽しめて 置きやすく、デザインも違和感が無いシステムがあれば、子供の頃からスピーカーで音楽を聞くというのが習慣づけられるんじゃないかなと思いました。

PS.オーバーロードは 来年 聖王国編を劇場公開のようです。正月に特番やるらしい
https://overlord-anime.com/news/


くすのき 投稿日:2023年12月29日 14:58 No.891
> 言うまでも無いことですが、反論ではなくて、仰ることを是とした上での意見交換です。

もちろん、みんな分かった上でいろいろ書き込んでいるのだと思いますよ。

で、その上で恐らく古くからオーディオに親しんでいる人には違和感を感じられることを書いてみたいと思います。

今の音楽には「生音に親しむ」とか「原音再生」とは全くベクトルが異なる感覚があるようです。
と言うのは、最近レコーディングに関することを調べることが多いのですが、そこで書かれていること、
特にヘッドフォン世代の感覚はわたしたちの世代と180度違うものがあります。

われわれは、ヘッドフォンのデメリットとして前方定位が難しく頭内定位になってしまうと思ってますが、
これに対し全く逆の見方があります。
ヘッドフォンは没入感があるけれども、スピーカーだと音がスカスカでつまらない。

つまり、頭内定位は肯定、前方定位は自分から離れるので否定。
こう考える人があるようです。

それに絡みますが、定位と言う概念がそもそもなく、音の分離が良ければ、音はどこから来てもいいというか、
方向がわからなくてもいい。

これは少し補足が必要で、今のミキシングでは上下方向も含めた4π空間定位を想定した技術がすでにあり、
定位は自由自在なのです。
その上で、ベースとキックドラムがカブるからベースは後ろから、キックドラムは前から出そう、
というようなことがされています。

ですので、もうリアル空間を写し出そうと言う発想がそもそもなくなってきつつあります。

もうなんか、チョット次元が異なる世界を垣間見たようですが、ふと気がついたのはアートの世界で、
われわれの様な古いオーディファンが求めていたのは「写実主義」で、今の音楽は「抽象芸術」化しつつ
あるのではないかと言うことです。

まあ、「現代音楽」みたいな前衛音楽もありますが、それがヘッドフォンと言うマジックアイテムを得て
もっと普通にさらりと前衛化してるのではないかと。

メロディーやリズムがあり歌詞があり、スコアもあって、いたって旧来の音楽の体裁を取ってはいますが、
その実、音楽が構成される空間が現実空間ではなく、頭内というか、直に意識の中で構成されてとてもバーチャルな
空間が音楽空間として使われているような気がします。

まあ、フルダイブ型バーチャル音楽空間とでも言ったらいいのでしょうか?

ですので、ヘッドフォンでは空気振動が伝わらないからスピーカーで、という視点ではなく、
スピーカーでもフルダイブ型の音楽空間を構成できることを見せたうえで、空気振動があれば、
それがさらに強化されるという、進み方の方理解されやすくなると思います。

ですので、2chにこだわる必要はないと思います。
こう言うと、マルチチャンネルのことを言っているように思うかもしれませんが、逆でモノラルでも
フルダイブできればそれでいいと言うことです。
チャンネル数には全く拘らない。

ちょっと話がぶっ飛びすぎましたか?


くすのき 投稿日:2023年12月29日 17:30 No.892
> これは少し補足が必要で、今のミキシングでは上下方向も含めた4π空間定位を想定した技術がすでにあり、
> 定位は自由自在なのです。

一例としてこういうプラグインがあります。
https://www.minet.jp/brand/flux/ircam-spat-revolution/

使ったことがあるわけじゃないので、どこまでリアルな効果があるのかはわかりませんが、
知覚心理を使って定位を行うと言う物です。


きたやま 投稿日:2023年12月30日 11:55 No.894
> 今の音楽には「生音に親しむ」とか「原音再生」とは全くベクトルが異なる感覚があるようです。
> と言うのは、最近レコーディングに関することを調べることが多いのですが、そこで書かれていること、
> 特にヘッドフォン世代の感覚はわたしたちの世代と180度違うものがあります。

> われわれは、ヘッドフォンのデメリットとして前方定位が難しく頭内定位になってしまうと思ってますが、
> これに対し全く逆の見方があります。
> ヘッドフォンは没入感があるけれども、スピーカーだと音がスカスカでつまらない。

> つまり、頭内定位は肯定、前方定位は自分から離れるので否定。
> こう考える人があるようです。

> それに絡みますが、定位と言う概念がそもそもなく、音の分離が良ければ、音はどこから来てもいいというか、
> 方向がわからなくてもいい。

> これは少し補足が必要で、今のミキシングでは上下方向も含めた4π空間定位を想定した技術がすでにあり、
> 定位は自由自在なのです。
> その上で、ベースとキックドラムがカブるからベースは後ろから、キックドラムは前から出そう、
> というようなことがされています。

> ですので、もうリアル空間を写し出そうと言う発想がそもそもなくなってきつつあります。

真実を的確に捉えていて流石です。そして私の心にも刺さり(!)ました。

皆様自身のオーディオの原点について述べておられますが、上記に照らして自己吟味すると
私は皆様の様なオーディオ正統派(あえてこう言わせていただきます)から逸脱した存在である事があらわになりました。
どうも私のオーディオ観は映画や〇〇〇ー〇o〇の映像に付随する音声と共に形作られたものであって、かなり異端のようです‥‥‥。

マイナーゆえ、私の考えはこの場の参考にはならないという気がします。


Furu Renji 投稿日:2023年12月30日 14:34 No.895
すいませ~ん、わたしは皆さんと違って「雰囲気重視の定位しすぎない音」を目指してるので、趣向は若い人に近いかもしれません。
「前方定位」とか「ピンポイント定位」とか「点音源」とかにも興味がありません。

またヘッドホン、イヤホンのような「頭の中に定位する音(脳内定位?)」も好みません。

話がそれますが、車の運転中は音が前から来ると映像をイメージしちゃって危険が危ないので後方トランク部の2発のみを使ってます。

ということで、わたしにとっての「原音」とは何なのよ?、、、と自問しても答えが出ません(笑)


アールefu 投稿日:2023年12月30日 16:27 No.896
> マイナーゆえ、私の考えはこの場の参考にはならないという気がします。

オーディオに正統派も異端も無いと思いますから、それを気にする必要はないです。
時代ごとに音楽再生が変化してきて、それを担ってきた世代ごとの流行りがあります。
今流行っていることが、メジャーなだけで、他が異端というわけでもないでしょう。
流行っていない自作スピーカーなどは、思いっきりマイナーですが、
真空管やレコードプレーヤーみたいに消滅することは無いはずです。
それは趣味の世界ですから『自分が楽しめるということが真実』なんだと思います。
だから他人に強要するんじゃなくて、楽しく続けていくことが大事。




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