オメガの会2022掲示板
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例会レポート更新しました
管理人 投稿日:2023年10月15日 00:04 No.708
138回例会レポート(コンテスト大会レポート)
http://tatuiti.in.coocan.jp/omega/omega138/reikai138.html
に 得点表、グランプリと4賞選定し、コメントを付けました。

スピーカー特性測定結果をこのべージからリンクで見れるようにしました。


管理人 投稿日:2023年10月15日 00:10 No.709
楠さん、スピーカー特性のまとめ大変お疲れさまでした。
周波数特性、ウォーター・フォール特性とインピ―ターンス測定の結果を載せてあります。
私にもわかることはありますが、得意でないので下手なコメントは載せられません。
解説、感想などコメントがあれば掲示板に書いてみてください。


きたやま 投稿日:2023年10月15日 11:51 No.712
くすのきさん、会長さん、ご苦労様でした。そしてありがとうございました。

スピーカー特性の冒頭の説明文の
> グラフは上から周波数特性、ウォーター フォール、インピ―ターンスです
は「上から周波数特性+インピ―ダーンス、ウォーターフォール、周波数特性+位相特性」でしょうか。

今回バスレフ等の低音開口が前面(ユニットに近い位置)にある作品は白土さん以外に無かったので、
ユニットにマイクを近付けた測定では十分に低音が拾い切れていなかったのではないでしょうか。
一番上の画像の灰色の線(全作品の平均)の低域をもう少しフラットに近付けるように(頭の中で)補正して、
それを基準にして各作品の特性を評価する(平均より±何dBとか)と良いと思います。

位相特性は私の理解しているもの(バスレフだとfocとfdで0℃になる)と違う様なので、見方がわかりません‥。


アールefu 投稿日:2023年10月15日 14:03 No.713
訂正をお願いします。

4賞発表の白土さんが白戸さんになっています。


くすのき 投稿日:2023年10月15日 16:14 No.715
今回の測定はREWを使わせていただきました。
https://www.roomeqwizard.com/
https://ordinarysound.com/rew/

非常に高機能で、とても使いこなしているとは言えないのですが、アマチュアでもこういう測定が
できる時代になってきたのですね。

実際に行った測定は2種類で、一つは音響レスポンス、もう一つがインピーダンス測定です。

音響レスポンスはストレッチドパルスを使って測定を行い、測定データを様々な形で表示することができます。
今回は、周波数特性、位相特性、ウォーターフォールを表示しています。

他にも、インパルスレスポンスや歪率なども表示できますが、ノイズが多い環境下で測定したため
有意な結果が得られておりません。

また、インピーダンス測定では、コーン紙に質量負荷を加えるか容積負荷を与えることにより、
TSパラメーターを簡単に算出することもできます。
今回は周波数特性と重ね書きして、スピーカーシステムの動作理解の助けとなるようにしています。

こういうデータは、一般的に整った設備の元で同一条件で測ってこそ意味を持つ物なのですが、
今回の様な公民館の一室でノイズが多い環境下で測定したデータであまり多くは望めないとは言うものの、
今回のコンテストでは多種多様なユニットとエンクローシャー形式が集まり、それを少なくとも同条件で
測られた例は少なく、自作スピーカーを考えるうえで、とても良い参考データではないかと思って公開しています。

レジュメや試聴の感想、そしてこのデータを合わせてみることにより、多視点で各作品を考えることが
できればと思っています。

決してデータがこうだから、「音がいい、音が悪い」と言うような考えは持たないでいただきたいと思っています。
雑誌などの記事に書かれている「**だから音がいい」と言う話を、客観的な視点でとらえ直す一つの
きっかけになればと思います。

これに興味を持たれたり、詳細を知りたいと思われる方は、実際にREWなどを導入して測定と聴感の相関を
探られればと思います。

REWだと、費用もF社の限定ユニットよりはるかに安いので、手も出しやすいと思います。
(音響測定については校正データ付きのマイクと、安いオーディオインターフェースを買うだけで、今回と同じデータが得られる)
測定により、何がわかり何がわからないのかが、わかるだけでとても価値のあることだと思います。


くすのき 投稿日:2023年10月15日 16:48 No.716
>きたやまさん

> ユニットにマイクを近付けた測定では十分に低音が拾い切れていなかったのではないでしょうか。

これは難しい問題で、SNの極めてよい無響室などの環境だと、充分な距離を取って測定することにより、
希望されているような結果が得られますが、こういう一般的な部屋では距離を取るとノイズの割合が
多くなると同時に、部屋の特性が主になりいったい何を測定しているのかわからなくなるため、
近接での測定にしております。
距離は30cmで、高さは2WEYはツイーターとウーハーの中間、フルレンジは軸上です。

> 一番上の画像の灰色の線(全作品の平均)の低域をもう少しフラットに近付けるように(頭の中で)補正して、
> それを基準にして各作品の特性を評価する(平均より±何dBとか)と良いと思います。

今回の測定は近接なので、あまりフラットネスにこだわっても意味がありません。
というのは、試聴位置では部屋の特性がこれに乗ってきて、中低域が大きく変化しているためです。

あくまでも、作品を理解する(どういう動作をしているか?)一助としてください。


> 位相特性は私の理解しているもの(バスレフだとfocとfdで0℃になる)と違う様なので、見方がわかりません‥。

教科書的にはその通りです。
実際は、ポート音(背面の漏れ音と、それで起こるポート共振)とユニット直接音との割合によりいろいろです。
逆に、他の方の作品でも、位相がポンと飛んでいるところがあり、その前後でスピーカーの動作が
変化していることが見てとれます。


管理人 投稿日:2023年10月15日 19:50 No.717
北山さんとRFさんから指摘された誤りを訂正しました。



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