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黄昏に背を向けて
さいとう
投稿日:2023年04月18日 05:19
No.312
では、久々のやられたです。
【あの夜と同じように】
実は当時この曲はなじめなかった。
理由は、「二年目の扉」の「春をみつけた」、「シャツのほころび涙のかけら」の「みつからないように」、「明日によせて」の「明日によせて」と、大好きなアルバム達のオープニングは、いずれもシリアスな曲ばかりで、そのことをとても気に入っていたから。
そしたら、マリンバ(?)で始まる、このチャカボコした曲は、どこか僕的には「歌謡曲チック」な感じがして、当時洋楽に傾倒しつつあった僕には、何か、緊張感を失ったダサイ音楽に感じられて、刺激を求めるティーンエイジには、物足りなかったのだ と、今は思う。
実際、歌ってみると、「口紅」という言葉が2回続く部分には、少々違和感を覚えたときもあったのだが、今はそこも愛しい。
やられたのは、それぞれの思い出には、必ず「今年最初の雪が降る」部分。
初雪ではなくとも、シーズン初めの雪は、まだ気温も高いせいか、あっという間に溶けて消えるはかなさもあり、「その時雪が降ってたんだよね」と、一つ一つの出来事を思いだす言葉「あの夜とおなじように」の前置きとしては、最高のシチュエーションだと感じる。
天野クンの歌詞は、実体験をもとにしたものも多々あるとは思うけど、僕的には言葉ありきだったり、ストーリーだったり、語呂にこだわった創作が多いと思うのだが、みなさんはどうですか?
また、青春のほろ苦さや、失敗、男の子の弱さが等身大で語られていて、そこに魅力を感じる。
有名作詞家が作る、研ぎ澄まされ、むだがない歌詞もいいけど、素朴さや柔らかさ、ユーモアや斬新的な表現をおりこんだ天野クンの歌詞にはいつでもやられっぱなし♡
(さいとう)
【北北東の風】
前のアルバムの「弥生つめたい風」が、「シングルカット間違いなし」と思って聴いていたけど、この曲もイントロ聴いただけで同じ感想を抱いた。しかし、いい曲つくるよねえ、天野クン♡
僕と君の対比 寒さと暑さ、お祭りより小遣いの僕・純粋にお祭りを楽しむ君、そして、女性は幼い僕を見限って大人の男性へとひかれ嫁いで行ってしまう。 こういう出会いから別れを一曲に詰め込むパーターンは天野クンの歌詞には多いように感じるけど、シチュエーションが多彩なので飽きない。
やられた的には、いろんな方角があるなかから北北東を選んだところ。 なんでも風水的には「北北東は、仕事運や金運アップに通じる方角です。」とのこと。 さすが天野クン 笑
(さいとう)