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算数に二通りの答
稲垣 投稿日:2024年04月01日 08:14 No.12
きょうは、「四月バカの日」。
算数の答は、一通りのハズなのに、二通りの答があるという! そんなバカな!!
以下、このテンポでつづる。

  12÷2(1+2) の 計算を !  

私なら( )を優先して右側から計算する。
  12÷2×=12÷6=2

ところが、12÷2を優先して左側から計算すると
  ×(1+2)=6×3=18

答が 「2」と「18」の2つ に別れてしまった (・・?

日本では 12÷2(1+2)= という式は「意味不明」または「出題ミス」となる。小学生までは必ず「×」の表示が必要。
  12÷2(1+2) は 12÷2✖(1+2)   のつもりだった?
  12÷2(1+2) は 12÷{2✖(1+2)} のつもりだった?
もはや、この式を作った人にしか分らない。もし、問題作成者が「そこまで考えてなかった」のであれば、出題ミスということになる。

この3月にスマホのGoogleニュースにはさまれた情報でした。
https://trilltrill.jp/articles/3457541
ネット上の論争に発展した論点は、地域によって計算の順序の教え方が違うからというもの。
計算の順序の覚え方として、「PEMDAS」と「BOMDAS」というふたつの教え方があるのだそうだ。
アメリカをはじめとする地域では、計算順序をPEMDASと教える。つまりカッコ(Parenthesis)、指数(Exponent)、掛算(Multiplication)、割算(Division)、足算(Addition)、引算(Subtraction)という順序で計算するよう教える。

もうひとつ、イギリスではBODMASという覚え方がある。そして、こちらでは、カッコ(Bracket)、累乗(Order)、割算(Division)、掛算(Multiplication)、足算(Addition)、引算(Subtraction)の順序で計算すると教える。

きちんと答えが定まると思われる算数・数学でも、答えが決まらないということが起こる。
どのような考え方が前提になっているかを明確にした上で、議論をしなければなりません。

イギリス式だアメリカ式だと、計算のルールを増やしていけば、地域差が生じる。
従って、他人に式を見せる前に「誰が見ても出題者が思った計算の順序で解釈してもらえる」ように式をまとめておく必要があることに落着く。

イギリスBBCのエイプリルフール放送

 「空飛ぶペンギン」 
   




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