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投稿者:稲垣
きょうは、「四月バカの日」。 算数の答は、一通りのハズなのに、二通りの答があるという! そんなバカな!! 以下、このテンポでつづる。   12÷2(1+2) の 計算を !   私なら( )を優先して右側から計算する。   12÷2×3=12÷6=2 ところが、12÷2を優先して左側から計算すると   6×(1+2)=6×3=18 答が 「2」と「18」の2つ に別れてしまった (・・? 日本では 12÷2(1+2)= という式は「意味不明」または「出題ミス」となる。小学生までは必ず「×」の表示が必要。   12÷2(1+2) は 12÷2✖(1+2)   のつもりだった?   12÷2(1+2) は 12÷{2✖(1+2)} のつもりだった? もはや、この式を作った人にしか分らない。もし、問題作成者が「そこまで考えてなかった」のであれば、出題ミスということになる。 この3月にスマホのGoogleニュースにはさまれた情報でした。 https://trilltrill.jp/articles/3457541 ネット上の論争に発展した論点は、地域によって計算の順序の教え方が違うからというもの。 計算の順序の覚え方として、「PEMDAS」と「BOMDAS」というふたつの教え方があるのだそうだ。 アメリカをはじめとする地域では、計算順序をPEMDASと教える。つまりカッコ(Parenthesis)、指数(Exponent)、掛算(Multiplication)、割算(Division)、足算(Addition)、引算(Subtraction)という順序で計算するよう教える。 もうひとつ、イギリスではBODMASという覚え方がある。そして、こちらでは、カッコ(Bracket)、累乗(Order)、割算(Division)、掛算(Multiplication)、足算(Addition)、引算(Subtraction)の順序で計算すると教える。 きちんと答えが定まると思われる算数・数学でも、答えが決まらないということが起こる。 どのような考え方が前提になっているかを明確にした上で、議論をしなければなりません。 イギリス式だアメリカ式だと、計算のルールを増やしていけば、地域差が生じる。 従って、他人に式を見せる前に「誰が見ても出題者が思った計算の順序で解釈してもらえる」ように式をまとめておく必要があることに落着く。 イギリスBBCのエイプリルフール放送  「空飛ぶペンギン」     [YouTube:9dfWzp7rYR4:R]
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