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米国の経済指標は好調で金利を下げる理由がないため、 5月に経済ショックを演出する可能性があると言われている。日銀としては米国が金利を下げる前に、 できれば金利を上げたいが、 チャンスは4/26と6/17の2回しかない。日銀は2026までに中立金利2%を目指しています。
B層ホイホイ 投稿日:2024年04月22日 21:56 No.8589
1年半後に短期金利は1%まで上昇…そう予測する経営コンサルが教える住宅ローン「変動か固定か」の正解
https://news.yahoo.co.jp/articles/fff769f3c8ba9649c63298d76b03ea28c4ed047a
4/13(土) 10:17配信
プレジデントオンライン

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Osamu Takeishi

日銀当座預金の一部の金利がマイナス0.1%だったのをゼロに、金融機関の「無担保コールレート」を0~0.1%程度で推移するよう促す。3月半ば、日銀は2007年2月以来およそ17年ぶりに利上げを決めた。経営コンサルタントの小宮一慶さんが、「マイナス金利」解除の内容とその影響度、今後の見通しを解説する――。

【図表】政策金利とインフレ率

■マイナス金利解除…そのインパクトと今後の見通しは?

 日本銀行が3月の政策決定会合で「マイナス金利」を解除しました。今回はその内容とインパクト、さらには今後の見通しを説明します。

 マイナス金利の解除とは、具体的には政策金利である「コールレート翌日物」の金利の誘導ゾーンを0~0.1%にするというものです(これまではマイナスだった)。コールレート翌日物というのは、銀行間でお金を1日だけ貸し借りする金利なのですが、そこに日銀が毎日介入することにより、金利を決められた範囲に収まるようにするものです。だから「政策金利」なのです。

 例えば、毎月25日は給料日の会社が多く、多くの銀行で預金が引き出されるため、資金不足になる銀行が多いのですが、それを放置すると金利が高くなります。そういった場合に、日銀が資金を翌日物の市場に供給することにより、金利を決められたゾーンに誘導するわけです。逆に資金が余剰となる場合には金利が低下しますから、そういった場合には資金を吸い上げることにより誘導ゾーンから外れないように調整するのです。

 もうひとつ、先月の政策決定会合で決まったことは、「イールドカーブコントロール」を止めたことです。通常、中央銀行は、コールレート翌日物のような超短期の金利を政策金利として、あとの期間の金利は自由に任せます。しかし、日銀は、景気の力が弱いということで、「10年国債利回り」にも誘導の目標を定めました。つまり、1日という超短期と10年という長期の両方の金利に誘導目標を定め金利のコントロールを行ってきました。これを「イールドカーブコントロール」と呼んできたわけです。

 今般、このイールドカーブコントロール、つまり10年国債の利回りのコントロールを止めることも決定しました。他国の中央銀行と同じように、短期金利のコントロールだけを行うこととしたのです。ただし、長期金利が急速に動くような場合には、10年国債を買うことにより、その上限を抑えることは今後も続けるとしています。つまり、国債買入れ分の資金を市場に供給することで緩和を続けるのです。

 長年続いたマイナス金利やイールドカーブコントロールを脱却するということで、異常な状態から一歩踏み出したのですが、これでは、まだまだ不十分であることを認識しておく必要があります。

■インフレと金利の関係

 図表1を見てほしいのですが、現状の日本のインフレ率は2%程度です。昨年1年間は3.1%のインフレでした。モノやサービスの値段が上がるインフレが2%というのは、今日100円で買えるものが、1年後には102円となるということです。違う見方をすれば、1年後の100円では、今日100円で買えるものが買えない。貨幣の価値が落ちるということです。

 金利には、インフレを抑えるという役目とともに、お金の目減りを補填するという意味もあります。仮に今、2%の金利があれば、インフレの目減り分は補填されるわけです。

 現状、米国は3%程度のインフレに対して、短期金利は5%ほどあります。短期金利は政策金利にほぼ連動して動きます。ユーロ圏(通貨ユーロを使っている国20カ国)では、2%台後半のインフレ率に対して4%程度の金利があります。米国、ユーロ圏ともにインフレによる通貨の価値を金利が補填しているのです。

 一方、日本では、まったくそれが十分ではありません。約2100兆円の個人金融資産のうち1100兆円が現預金ですが、実は、昨年1年間の3.1%のインフレで約34兆円実質的には目減りしているわけです。コツコツとまじめに働いて預金している人は実は大損しているわけです。

■「貯蓄から投資」のまやかし

 講演などで若い方に「新NISAをやっていますか?」と聞くと、少なくない方が手を挙げます。その際に「何に投資していますか」と聞くと、けっこう多いのが「eMAXIS Slim S&P500」という投資信託です。米国株の代表的なインデックスを買っている方が多いのです。

 私もその投資信託を持っていますし、バブル前を含めて長期で見た場合、日経平均などの日本株に対して、S&P500などの米国株のインデックスは格段にパフォーマンスがよく、現状の円安傾向を考えても個人的には賢明な選択だと考えます。

 しかし、そもそも論を考えた場合には大きな問題があります。「貯蓄から投資」を政府は推し進めていますが、そんなことをしなくても2%でも金利があれば、価格が変動するリスクのある金融商品にお金を投じる必要はないのです。

 また、「貯蓄から投資」は銀行からの預金の減少を意味し、銀行から企業への融資や財政事情の悪い日本の国債のファイナンスにも影響を及ぼします。金利が上がると財政が大変という意見もありますが、国債の半分以上は日銀が保有しているので、政府が日銀から金利上昇分を吸い上げれば問題はないと考えます。

 いずれにしても、日銀によるマイナス金利解除は方向としては評価できますが、このままでは金融はまったく正常化しておらず、今後の金利上昇も必要という認識が必要です。

■金利上昇で住宅ローンは「変動か固定か」の正解

 上記のことを考えれば、金利はこの先上がると考えるのが道理にかなっているでしょう。「自然利子率」という考え方があります。これは、景気を過熱もしないし、冷ましもしない金利のことをいうのですが、日銀内部には2%という意見が根強くあると聞きます。そこまで高くなくとも1%ないし1.5%という意見もあります。それくらいの金利が妥当ということです

 筆者も現状のインフレ率(2%程度)を考え、短期金利を2%程度まで上昇させるのが適当と考えますが、長年、ゼロないしはマイナスの金利に慣れ切ってしまった日本では、いきなり2%の金利となるとかなりの影響やダメージが出ることは容易に想像できます。

 日銀もそのことは十分に承知しており、また、来るべき衆議院選挙などの政治への配慮を考えれば、この夏に0.1%、秋から冬にかけてさらに0.1%程度上げることが想定できます。つまり、2回程度の金利上昇で、年末には0.2~0.3%程度まで短期金利が上がるということです。

 さらに、景気の大きな後退がなければ、来年2025年末には1%程度まで短期金利が上昇する可能性が考えられます

 生活面では、短期金利の上昇は変動物の住宅ローン金利に影響を及ぼします。今回のマイナス金利解除では、変動物の住宅ローン金利にはそれほどの影響はありませんでしたが、今後は上昇する可能性があります。

 その理由は、短期金利が上昇すれば、普通預金金利もそれにつれて上昇するからです。今回の利上げでも、0.001%だった普通預金金利が大半の銀行では0.02%まで20倍上昇しました。今後も短期金利が上がれば、普通預金金利の上昇が見込めます。

 銀行としては、調達金利が上昇するわけですから、銀行にとって資金の運用である住宅ローン金利も上昇するわけです。固定金利は、長期金利(10年国債利回り)に連動して動きます。先に説明したように日銀は「イールドカーブコントロール」、つまり長期金利の誘導目標を廃止したのでこちらも少し上昇傾向だと思われます。住宅ローンを使っての住宅購入を考えている人は、固定金利を利用するか、現状はそれより比較的低い変動金利を選ぶかの難しいところですが、安心を買うなら固定金利を選ぶべき時かもしれません。



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小宮 一慶(こみや・かずよし)
小宮コンサルタンツ会長CEO
京都大学法学部卒業。米国ダートマス大学タック経営大学院留学、東京銀行などを経て独立。『小宮一慶の「日経新聞」深読み講座2020年版』など著書多数。
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******4/13(土) 14:07

米国は大統領選挙が本格化する前の6月に
金利を下げたいが、
米国の経済指標は好調で金利を下げる理由がないため、
5月に経済ショックを演出する可能性があると言われている。

日銀としては米国が金利を下げる前に、
できれば金利を上げたいが、
チャンスは4/26と6/17の2回しかない。
そこでゼロ金利解除が決まれば、
短期金利上昇、変動金利も上昇となる。

日銀は2026までに中立金利2%を目指しています。

try******
try******4/13(土) 19:57

未来の金利は誰にもわからないので30年先まで金利を固定することは借主と貸主の双方にリスクです。
それでも借主が固定にしたいなら貸主は金利を高くした分でリスクを相殺します。
一方借主は高い金利を払ったうえで更にリスクまで背負います。
「固定は貸主側がリスクを負います。」は嘘ではありませんが、実は借主側もリスクを負ってます。
固定と変動は博打ですが実際には金利差があるので全般的には貸主が勝ちます。
銀行は固定を薦めませんが言葉巧みに誘導します。

pet*****
pet*****4/13(土) 11:46

変動金利(元利均等)でネットで出ている最低利率が適用される与信がある人は変動一択だと思いますよ

変動金と固定金利、毎月の支払は変動金利の方が少ないが元金返済分は変動金利の方が多いです。これ、めちゃくちゃ重要な話なんですがここを理解していない人が非常に多いと思います。

住宅ローンて元金減らしゲーですよね?与信ゆるゆるのフラット35しか借りられない人は仕方が無いですが選択権のある人なら変動金利の方が良いと思いますよ

ceb********
ceb********4/13(土) 12:37

「変動か固定かの正解」などと言っておいて、どこに結論が書いてあるのか?
今は35年固定金利が1.8%程度だから、変動金利とは1.5%くらい差があり、変動金利が少なくとも2%ほど上がらないと返済総額が逆転することはないだろう。しかも、一度上がった変動金利がその先ずっと一定にはならず、いずれ下がることすら見込まれる。
変動金利は借りる側が金利上昇のリスクを負っている。変動と固定の金利差は?今の日本で変動金利が+2%をすぐに超える?それがこの先ずっと維持?多くの人にとって、今なら変動金利が有利だろう。
ただし、確率のかなり低いリスクに備えるかどうかは個人の判断になる。仮に大変動が起こったときに、繰上返済できる資金を持っているまたは貯められる?「変動か固定かの正解」は、個人ごとにとれるリスクの大きさで異なってくることを正しく理解する必要がある。

non********
non********4/14(日) 5:57

短期金利が目先で1%になるのは間違いなく、その先で2%台はかなり現実的 変動金利は30年以上ローンを組むならどんな経済状況になるなど誰にもわからない 当然その上に上がるのは想像の範囲内
 だから今のうちに固定金利を選択して安心を得るのも当然
すべては自己責任 自分の周りは結構固定に変更している 固定がまだ低いうちに

spe********
spe********4/13(土) 11:20

住宅ローン金利で、どっちがいいなんて最後になってみなければわからないのに目先の金利で判断するものじゃないですよ。
1年半後に短期金利が1%になったからといってその後ずーっと1%になるかもしれないし、元の金利に戻るかもしれないし

crf********
crf********4/14(日) 13:54

そもそも、日本の実質インフレ率は、3%後半位ですよ。国の補助金で物価を押し下げているから、2%前後に抑制されているのですから。
貯蓄が物価に均衡するためには4%前後の預金金利が必要ですよ。利息にも源泉徴収課税が有りますからね。2%では全然足りないよ。
それに、今の企業に、米国並みの4%の金利負担に耐えられる処は殆ど無く、大不況になるね。

mei********
mei********4/13(土) 11:49

金利が上がって喜ぶのは利息収入が増える銀行と、現金をたくさん持っている一部のお金持ちでしょうね。一般庶民は現金も多く持ってないし金利が上がると住宅ローンなどの借金の支払いに苦労することになります。中小企業経営者も運転資金、設備資金の毎月の借金返済額が多くなるし景気にはマイナスです。あと1,2年待ってから日銀は利上げしてもよかったような気がします。

gud********
gud********4/13(土) 22:32

中央銀行は通貨の番人であり、物価の安定がその仕事。どちらを考えても変動金利上昇するでしょう。
あと、日本では全然記事にならないけどマイナス金利の副作用、リバーサルレートも深刻です。日本の民間銀行は国内でお金を貸しても儲からない状況に陥り、逆に国内での貸し出しは住宅ローン以外は絞ってしまいました。

p09********
p09********4/13(土) 10:33

円の価値が減るんですから、日銀が金利を上げないとすれば、
「日本国内の取引も、ドル建てにすべき」
でしょうね。契約で1年後仕事を済ませて報酬をもらったとしても、既に価値が減っているわけです。

朝からニュースを見ても、スポーツも安全保障も市場も、米国の話ばかり...だったらドルで給料をもらって、生活費を支払ったほうが損しないでしょう。

roj********4/13(土) 11:47

実質賃金が23ヶ月連続で低下している一方で、国民負担率が上昇し、国民の貧困化が加速しています。
国が緊縮財政を続ける限り、景気も良くならないため、金利を上げるのも難しいと思います。


e^πi+1=04/13(土) 13:54

1年半後に1%まで上げられるか?俺は、そんな短期間で1%まで上げるのは難しいとおもう 日銀は国債を今後も買っていくので、長期金利の大幅な上昇は起きない その中で短期金利を上げていくと逆イールドになる 銀行は、短期金利でお金を集めて、長期金利で企業に貸し出す それが逆イールドになると高い金利でお金を集めて、低い金利で貸し出すことになるので、金融機関は貸し出さなくなって不景気になる そのような政策運営を日銀がやるのかどうかだな

nog********
nog********4/13(土) 11:55

変動金利で住宅ローン破綻が急増するような事態になれば、日本の景気全体に影響を及ぼす。固定で安心なんて思っている人も、その影響を間接的に受けるのです。これだけ変動金利が普通になると、国民全体で痛み分けをしなければならないかもしれませんよ

とりあえず日本人は米食おうぜ
とりあえず日本人は米食おうぜ4/13(土) 11:44

「1%まで上昇」という予想なら変動一択じゃん
答え出てる

なぜなら
固定金利は今日契約しても1%じゃ契約出来ないよ

答え出てるのに固定を勧めるんじゃないよ

もし固定を勧めるなら
「『今後10年以内』に今のだいたいの固定金利である1.5%を変動金利が上回ると予想するならどうぞ」
なんだよね

kim********
kim********4/14(日) 0:35

今の変動金利って0.3%じゃなくて店頭金利は2.5%くらいでしょ?
短プラをどれだけあげられるんでしょう日本は。
あげる事なんてなかなかできなそうですが…

あげたところだ今のフラットを上回る平均利率になるまでは相当な時間を要する(おそらく上回らないと読んでる)し、序盤に多くの金利分を返済してるんだから後で金利あがってもそんなに影響ないでしょ…

と思う。

ifk********
ifk********4/13(土) 20:17

政府の国債など考えず、国民だけで考えた場合、
投資でリスクを負うより、定期預金金利5〜10%で、投資→貯金にして、資産が貯まった家庭は、住宅ローンをあまりせずに購入すれば良い気がする
金利5〜10%なら住宅価格も今の2/3〜1/2まで下落するだろう

ゼロ金利だと何十年の住宅ローンして購入できるから住宅価格が高騰していく

港区千代田区渋谷区のタワマンは数億以上ではないと購入できないまで高騰している

peh********
peh********4/13(土) 22:08

0.001%が0.02%になったことを20倍と表現するコンサルやらアナリストは信用出来ない。
0.019%上がっただけです。
言葉のインパクトが違うのですよ。
20倍になったということは、他も倍数変化するのか!?という不安を煽るのは手法として正しくないですよ。
0.001が0.02になったからなんだと言うの?
1000円預けてようやく1円の金利が、20円になるだけですよ。
99.7パーセントが中小企業の日本で、彼らの賃上げが成されていないのに短プラ上げたら、中古住宅だらけの空き家だらけで新たな社会問題に発展してしまうよ。
逆にそんな事も考えられない人間に金と国の経営任せたくないわ。




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