日本語の起源 くまら掲示板


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>欠字を表した「□」から来ている…台…
荊の紀氏 投稿日:2024年04月06日 11:41 No.999
台イ・タイ・ダイとはどんな字か。https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/40334e1d50763cb0661e877626a8b32b
 台イ・タイ・ダイは金文から出現した。甲骨文の、人が物を携えた形の略体である「もたらされた物」に口がついた形である。
この字はどんな意味をもつのか? まず台の字は、イ・タイ・ダイの3つの発音をもつ。
イの発音は上部の以イの発音なので形声字として続いている。さらにタイ・ダイの発音が生まれたことになる。
イの発音である台イには、どんな意味があるのか
 [字統]によると、台イの金文は後期の列国期から、もって(台って)の意味があるとする。
すると、もって(以って)と同じであり、当初は台イと以イは同じ意味で用いられていた。
また[説文解字]は「說(よろこぶ)也。口に従い㠯イ声。発音はイ。(與之切)」とする(㠯イの正確な字は上の口⇒コで左が空くがパソコンで出ないので㠯イを用いる)。
[字統]は、戦国期以後に怡イ(よろこぶ)と一人称の台イ・われの意味が出たとする。
タイの発音
 タイの発音では星の名に当てる。おおぐま座は、北斗・文昌・三台に分かれ、
三台サンタイは、熊のそれぞれのつまさきの星2つを結んで「三台」という星座になっている。
おおぐま座の主な星(ミマスの部屋)と「大熊座」(ウィキペディア)
 星座の星の意味から、三公(最高の地位にあって天子を補佐する三人)の意味になり、それぞれ、台衡タイコウ・台槐タイカイ・台臣タイシンと言った。
また、三公に敬意を表す意味から、敬語ともなる。「台覧タイラン」(貴人が覧る)「台翰タイカン」(人の手紙の敬称)
その他の発音(チ・シ・ヤ)
 台には、このほかに治チ・始シ・冶ヤの発音があるが形声字であり、それぞれの字形で説明します。以上、前置きでした。
冶…
解字 金文の冶は非常に多く約30字あり、それぞれが異なる。代表的なものを3種挙げると、第一字(上)は、
「刀+二(青銅の延べ棒2つ)+火(大とハ)」の会意。青銅の延べ棒2つを火で溶かして刀をつくること。
第三字(右下)は「刀+二(延べ棒2つ)+土(埜ヤの略体)」で、延べ棒2つで刀を作り発音がヤを表す。(第二・三字の解字は私見です。)
 篆文の[説文解字]は「銷(とかす)也。仌(冫)に従い台聲。発音は羊者切(ヨアyoa)とし、延べ棒二本を仌に変え、発音を台(yoa⇒ya)にした。
意味 (1)とかす。いる。金属をとかす。「冶金ヤキン」(金属を溶かし精錬する)「冶鉄ヤテツ」「銷冶ショウヤ」(銷も冶も、とかす意)「陶冶トウヤ」(陶器を造り鋳物をいる。人材を養成すること)「冶者ヤシャ」(鋳物師) (2)とける⇒やわらかい意から、なよなよとしてなまめかしい意。「冶容ヤヨウ」(なまめかしい姿)「冶郎ヤロウ」(なまめかしい装いの男)(3)[日本]「鍛冶カジ」とは、かなうち(金打)の変音で金属を打ち鍛えて器物をつくること。「刀鍛冶かたなかじ」「鍛冶屋かじや」
台の発音でヤになるものは他になく、[説文解字]の強引な造字である。現代字は冶ヤになった。金属を溶かして加工して製品を作る意味を表す。
金属を溶かし精錬する…

溶かした青銅を鋳型に流し込んで作る…
>則 ソク・のり・のっとる  刂部 
解字 金文第一字は「鼎(かなえ)+鼎(かなえ)+刂(刀)」の会意。鼎は溶かした青銅を鋳型に流し込んで作る。
鼎二つは土の模範型と出来上がった鼎を表している。模範型は粘土で作り、出来上がると鋳物砂をいれた型枠にいれて外側の型をとる(足や持ち手は分離し型をとる)。
次に模範型を刀で全体的に薄く削って鋳物を流し込むスペースを生み出し内側の型をとる。この二つが出来上がると、鋳物砂をいれた型枠のなかで外型と内型を組み合わせて組み立て、
鋳物を流し込み固まったら型枠をはずし砂を取り除くと鼎が完成する。
金文の意味は、「のっとる」や「すなわち」の意味で使われており、模範型に「のっとり」作業し、鋳型に流し込むと「すなわち」鼎ができあがる意と思われる。
金文第二字は鼎(かなえ)が一つになり、篆文から鼎が貝に変化した則となった。鼎が貝に変化する字に、貞テイ・員イン・賊ゾクなどがある。
鼎が貝に変化する字に、貞テイ・員イン・賊ゾクなどがある。
 鼎は祖先や神々を祀る祭祀で用いられることから春秋時代には[詩経・大雅]が「識ら不(ず)知ら不(ず)帝の則ソクに順(したが)ふ」
(識らず知らずのうちに天帝の(法)則に従う)と、のり(則)。きまり(法則)の意味に用いており、現在に通じる意味が成立した。
意味 (1)のっとる(則る)。手本とする。「則天去私ソクテンキョシ」(天にのっとり私心を捨てる。我執を捨てて自然に身をゆだねる)
(2)すなわち(則ち)。接続の助字。「否則ヒソク」[否(しか)らずんば則(すなわ)ち]
(3)のり(則)。きまり。道理。「規則キソク」「法則ホウソク」
きまり…

『孫子算経』(4世紀頃)では「零」が余りの意味で使われている[17]。
李冶は、『測圓海鏡』(1248年)の中で 1024 を「一千〇二十四」、2220302 を「二百二十二万零三百零二」と書き、
「〇」と「零」を同一視している[11]。https://ja.wikipedia.org/wiki/漢数字
…718年、太史監(天文台長)の瞿曇悉達が『九執暦』を漢訳し、0 を点で記すインドの数字を導入した。
しかし算木を用いていた中国の天文学者や数学者は受け入れなかった[13]。
『旧唐書』(945年)は 3040 および 0 を「三千四十」、「空」と記し[14]、また
『新唐書』(1060年)は 3201 および 0 を「三千二百一」、「空」と記している[15]。
この「空」は仏教の空と同じく、サンスクリット語の शून्य(シューニャ)の訳語である。
現在も、朝鮮語とベトナム語は「空」を 0 の意味に用いる(공/gong と không)。
また江戸時代の和算家も 0 を「空(くう)」と呼んでいた。

空 クウ・コウ・そら・あく・あける・から  穴部  https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/4c0bf4b0e2a15ad8dcf17f9ef00e9776  
解字 金文から現代字まで「穴(よこあな)+工(ノミの形)」の会意形声。
ノミで開けた穴のかたち。原義は横穴の空間を表す。のち、空間の意から転じて「そら」の意味ができた。
意味 (1)から(空)。うつろ(空ろ)。あく(空く)。何もない。中身がない。「中空チュウクウ」「空間クウカン」「架空カクウ」 (2)むなしい。そらごと。「空想クウソウ」「空虚クウキョ」 (3)そら(空)。宇宙。「大空おおぞら」「天空テンクウ」
2)むなしい。そらごと。「空想クウソウ」「空虚クウキョ」 (3)そら(空)。宇宙。「大空おおぞら」「天空テンクウ」
イメージ  
 「中身がない・から」(空・腔・倥)
 「形声字」(控・箜)
工(ノミの形)…

>工 コウ・ク・たくみ  工部  https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/87934ae2a5e011abb32739eaade73fb6
…「工具」のほか、「つらぬく」イメージを持つ。
工(つらぬく・直通する)…

互 ゴ・コ・たがいにhttps://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/139585b045eab287548319747a845ef5
解字  [説文解字]は、竹冠の下に互をつけた形(䇘)を本字とし、互ゴは「或る体」として次に載せている。
竹冠のついた互は「縄を収(おさむ)る也(なり)」とし、おおくの字典は「縄を巻きとる道具の形」「繩巻き器」としている。
「双方」などの意味が…
意味 (1)たがい(互い)。たがいに(互いに)。「互選ゴセン」「互角ゴカク」「互換ゴカン」 (2)かわるがわる。「交互コウゴ」 
あつめる(彙める)…

「五ゴ」<上下の二線が交差する>と「吾ゴ」「悟ゴ」「語ゴ」https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/0f2fd648d4fc4fb004f3ffcaf569013a
吾 ゴ・われ  口部
解字 「口(くち)+五(交差する)」 の会意形声。五は上と下の線が交差するかたちで、まじわるイメージがある。
吾は、口で話して互いに交わること。仮借カシャ(当て字)され、一人称の代名詞となった。
意味 (1)われ(吾)。わが。じぶん。「吾輩わがはい」(①われ。②われら)「吾人ゴジン」(われら) 
イメージ  
 「仮借カシャ」(吾)
 「口で話して交わる」(悟・語・寤・圄)
 口   交わる…

爻 コウ   爻部 https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/c6e3527008a10f17696d916b768dddb2
攴(うつ)+爻(つたえる)…教える?

卜(うらない)と祭祀を象徴する口サイを描いた形https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/5bf34d06f9d457526c1a6c4f99dcc15c
場所をしめる 占(ひと所に定着する)占(ひと所をしめる)
点[點] テン 

「0地点を起点」として上昇してまた下降して0地点に戻ってくるという12年にわたる運命のグラフです。https://uranaist.com/0gaku-check/
…0地点では、いったん動きがリセットされて、これから始まっていくスタートのために向けてエネルギーを蓄える時期です。

「0」(空白)…(穴+エ=1)   わかるかな?

「□」から来ているとも…
>「0」は空白だったが、「〇」を書くようになった。算木数字 https://ja.wikipedia.org/wiki/算木
718年に瞿曇悉達によりインド数字から導入されたとも[7]、中国語で欠字を表した「□」から来ているとも[11]言われる。
漢数字#〇を参照すること。https://ja.wikipedia.org/wiki/漢数字

(ただし「〇」は漢数字としてのみ使用される俗字である)。
漢数字(かんすうじ)は、数を表記するのに使われる漢字である十進法の数詞および位取り記数法で用いる。前者は漢字文化圏内で相違がある。

「まるい」…
元 ゲン・ガン・もと  儿部 https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/bf186d79363636d91939f11df1ecc6dc
解字 甲骨文字第一字は、人の側身形の上部に横線を引いて、人の頭を指した指示文字。
第二字は、その上にさらに-印(あたま)を描いて頭であることを強調した字。金文以降、第二字がもとになって現代字にいたっている。
人のまるい頭の意。頭部は人間のもと(元)になるところの意。また。
上の端にあるので、転じて先端・はじめの意となる。元を音符に含む字は、「あたま」「まるい」イメージを持つ。
意味 (1)もと(元)。根本。「元金ガンキン」「元素ゲンソ」「元気ゲンキ」(①根本の気。②気力。威勢がいい) 
(2)はじめ(元め)。はじまり。「元祖ガンソ」「元日ガンジツ」 
(3)あたま。くび。おさ。「元首ゲンシュ」(元も首も、あたまの意。二つあわせて国の長として国を代表する人)「元凶ゲンキョウ」(悪者のかしら) 
イメージ 
 「もと・あたま」(元・冠)
 「まるい」(頑・玩・翫)
…兀 ゴツ・コツ  儿部
解字 甲骨文は元の第一字と同じで、人の頭部を強調したかたち。金文は頭部をまるい形にした。
篆文第一字は一の下に人をつけた形。第二字は一の下に儿をつけた形で、これが現在に続いている。
意味は、当初の人の頭から、①頭がはげる・頭をそる・頭髪を切る。
②頭頂の意から、高くて上が平らな地形・山など高くそびえるさま。人が動かぬさま。などの意になる。発音はゴツだが、慣用音のコツが広く使われる。
意味 (1)頭がはげる。頭を剃る。「兀首コツシュ」(はげ頭) 
(2)山などの高くそびえる。「突兀トッコツ」(①山や岩がそびえる。②他に抜きんでて高い) 
(3)人がうごかないさま。「兀然コツゼン」(①うごかぬさま。②知覚のはたらかないさま)「兀坐コツザ」(ひとり端然とすわる) (
4)一心不乱に努力する。「兀兀コツコツ」(ひとり困苦して勉めるさま)

「ムコウ」<ひじ>「勾コウ」「私シ」と「厷コウ」「肱コウ」「雄ユウ」https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/f51988c708ac88a42751dc79b367cae3
解字 甲骨文は手からのびる前腕の下方に〇印をつけ、そこが「ひじ」であることを示している。篆文第一字は、腕をまげたかたちで「ひじ」を表し、第二字は、「又(右手)+ムコウ(ひじを曲げた形)」の会意形声で、右手のひじを表す。現代字はムと厷(ナ[右手]+ム)になり、いずれも「ひじ」を表す。
意味 ひじ。
イメージ 「ひじ」(肱)「ひじをまげる」(弘・強) 「まげる」(勾・鈎)
…ム(まげる)「宏図コウト」(大きなはかりごと)…測事…測量…
 
 

方位と距離: 地図が未だ存在しない時代には、事物の所在地は既知の点からの方位と距離によって示されていた.…
古代中国における地の測り方と邪馬台国の位http://www.geog.or.jp/files/h27-autumn_01.pdf
…古代中国では三角関数表は使われていないが、曲尺は使いこなされていた.
一般によく知られていたのは『周碑算経』に頻出する直角三角形で、
辺長比が 3:4:5 の整数となるピタゴラス三角形である.これは直角の作図法の一つでもある.
蓋天説で宇宙の大きさを決める図形でもあり、古代の中国人はこの三角形に天の摂理のようなものを感じていたらしい.
夏至南中時の日影長が 6 尺の点、すなわち太陽仰角が 53.13 度、緯度が約 60.3N の点でこの三角形が現れるが、これは中国の域外の地である.
太陽仰角が 53.13 度、緯度が約 60.3N の点…

台:意味…もとになるもの…https://www.kanjipedia.jp/kanji/0004508400#:~:text=物見台。 見はらしのよい高い建造物。 「台閣」「灯台」「楼台」 ②高く平らな土地。 「台地」「高台」,③物をのり、人が上がったりするもの。 だい。 「寝台」「舞台」 ④物事のもとになるもの。 「台帳」「台本」 ⑤相手に対する敬称。
①うてな。物見台。見はらしのよい高い建造物。「台閣」「灯台」「楼台」
②高く平らな土地。「台地」「高台」
③物をのせたり、人が上がったりするもの。だい。「寝台」「舞台」
④物事のもとになるもの。「台帳」「台本」 ⑤相手に対する敬称。「貴台」「台臨」
⑥めしつかい。しもべ。
⑦数量の範囲を表す語。「千円台」 ⑧乗り物などの数をかぞえる語。

>畿 キ・みやこ…起点…もとになるもの? 幾何学?




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