日本語の起源 くまら掲示板
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>「のっけ」…端…中継地点…
荊の紀氏
投稿日:2024年03月28日 19:35
No.964
野付牛(ノツケウシ)とはアイヌ語の『ヌプ・ウン・ケシ=野の端』
https://1988web.com/1022/
「岬」
北海道のアイヌ語地名
https://www.bojan.net/2012/10/14.html
日本には「の」で始まる岬や半島が多いですが、この「野付」もその一つですね。さて、どういう意味でしょうか。
今回も「北海道の地名」から。
上原熊次郎地名考は「ノツケ。夷語ノツケウなり。則頤(おとがい。下あご)といふ事。昔時此所へ大きなる鯨流れ寄て,その頤此崎となる故字になすといふ」と書いた。
ノッケウ notkeu(not-keu あごぼね)はただノッ(not あご)というのと同じ意味に使う。
地名ではノッと同じように「岬」のことを呼んだ。
(山田秀三「北海道の地名」草風館 p.235 より引用)
なるほど。not(あご)なのは想像がついていたのですが、not-kew で「あご・骨」が由来でしたか。
「あごの骨」とはこれ如何に……と思ったのですが、たとえば知床半島や襟裳岬のような、
筋(山脈)がしっかりと通った「岬」とは違って、見るっからに「薄い」感じのする砂嘴である
野付半島は、肉が無くなった「骨」という表現がしっくり来るのも事実です。
…not(あご)なのは想像がついていたのですが、not-kew で「あご・骨」が由来でしたか。
(あご)…
安居橋(あんごばし)【たいこ橋】. 大きく半円を描いた形は、別名「たいこ橋」と呼ばれている。.
https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000464.html
「安居橋の朧月」は八幡八景のひとつ。. 橋のかかる放生川の両岸は散策路となっており、左岸の八幡宮境内とともに市民の憩いの場として親しまれている。.
橋 はし…
日本語のアクセント「橋を」「端を」「箸を」
https://ameblo.jp/khanczy/entry-12648487410.html
長老・シャーマン
端 タン・はし・は・はた 立部
解字 「立(立つ)+耑(長老)」 の会意形声。一族の長老が立ったさま。長老は「きちんとしている」、長老の坐る席は一番奥にあるので「はし・すえ」、
長老から話を始めるので「はじめ・いとぐち」の意味を持つ[字統を参考]。中国で端公はシャーマンの意味がある。
意味 (1)ただしい。きちんとしている。「端正タンセイ」「端厳タンゲン」「端座タンザ」(姿勢を正してすわる。=端坐)
(2)はし(端)。すえ。はた(端)。は(端)。「先端センタン」「端末タンマツ」「舌端ゼッタン」(舌のさき。転じて、口先。もの言い)「端境期はざかいき」(境のはし・はた。果物・野菜などが市場に出回らなくなる時期)
(3)はじめ。いとぐち。はな(端)。「端緒タンチョ」「発端ホッタン」
(4)[はし(端)の派生義]はんぱ。はした。「端数はスウ」
(5)[中国]四川省および漢水一帯では巫覡フゲキ(神と人との感応の媒介をする者)の活動が盛んだった。「端公タンコウ」(シャーマン。神と人との媒介者)
媒介者…
日本語としての媒介には、「2つかそれ以上の人や物の間に立ち、双方が関係を持つために必要な中継地点として機能すること、もしくはそのような役割を果たすモノのこと」という意味があります。
https://www.livable.co.jp/l-note/question/s14083/
中継地点…
安居 【あご】 笠間市(旧岩間町) この安居(あご)は、延喜式に載っている古代官道の駅家(うまや)の「安侯(あご)」が置かれていた場所だと考えられています。
安居 【あご】 笠間市(旧岩間町)
http://mahoranokaze.com/blog-entry-2860.html
この安居(あご)は、延喜式に載っている古代官道の駅家(うまや)の「安侯(あご)」が置かれていた場所だと考えられています。
10世紀初期に書かれた延喜式には神社名などのほかに古東海道の駅家(うまや)や東山道の駅家(うまや)の駅名が載せられています。
また古東海道の終点である常陸国国府(現石岡)からさらに北上し、東山道と連絡すると思われる駅名が記されています。
(古東海道)常陸国府 ⇒ 安侯 ⇒ 河内(水戸市) ⇒ 田後 ⇒ 山田 ⇒ 雄薩 ⇒ 高野 (福島県矢祭町高野)⇒ 長有⇒ 松田(東山道)
この駅家は16km間隔にあり、馬を常駐していました。
現在石岡の鹿の子から常磐高速に沿った旧官道の跡が見つかっており、この安侯駅家は 安居(あご)地区の常磐高速沿いの地点がその跡だと考えられています。
延喜式の記載の前にはこの「安侯」駅家は、日本後記に812年に安侯、河内、石橋、助川、藻嶋、棚嶋の6駅が廃止されたことも記されているため、
一度廃止されたものが延喜式【927年)では復活している(安侯馬二疋の記述有)事になります。
平安時代には「安侯郷(あごごう)」という地名が「和名抄」に記載されていますので、
「安居(あご)」の地名はこの「安侯(あご)」から来ていると考えられますが、何時どのように変わったものかはわかっていません。
「安らかに住まう」-これが神の安 …「神の安息に導くイエス」
https://meigata-bokushin.secret.jp/index.php?神の安息に導くイエス
「アンゴン」は、ベトナム語で「AN(食べる)」と、「NGON(美味しい)」をくっつけて、「美味しく食べる」を意味してるそうです。
天上のワオギツネ
投稿日:2024年03月28日 20:54
No.968
アイヌ語のnokkeu(ノケウ=顎)と和語の「仰け反る(ノケゾル)」の「仰け(ノケ)」は、同系語彙だろう。
「仰け反る」と言えば、顎を突き出して顔面を上に反らした姿勢だから、その「仰け(ノケ)」の原義はアイヌ語のnokkeu(ノケウ=顎)と同じ「顎」であってもおかしくない。
やまださんが挙げている山嶺の上で雪をいただいて輝く富士山の写真を見ると、これは「覗く(のぞく)」がぴったりの情景だから、「のっと日の出」の「のっ」は「覗く(のぞく)」の「のっ」かも知れないと思った。
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