日本語の起源 くまら掲示板


| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

私≒有…吾・我。台…≒禹 羽人…
荊の紀氏 投稿日:2023年06月22日 14:53 No.359
禾(か)+厶(し)。https://kotobank.jp/word/私(漢字)-2787159
厶は耜(すき)(㠯)の象形。耜を用いて耕作する人をいう。〔説文〕七上に「禾なり」とするが、その用例はない。
私とは私属の耕作者をいう。〔韓非子、五蠹〕に「私に背く、之れをと謂ふ」と公私対待の義とするが、
(公)の字は祭祀儀礼の行われる公廷の平面形。はその所を守る族長、私は私属の隷農で、本来対待の義をなすものではない。
公私の観念をもつに至って、「私(ひそ)かに」の意を生じた。

以イと台タイ・ダイの関係https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/40334e1d50763cb0661e877626a8b32b
以イの甲骨文第一字は人が物を携えた形。下の第二字は人を略した形。
意味は、①もたらす。物を持ってくる。②人や集団を「ひきいる」、
③もって・そこで(接続の助辞)、などの意味で使われている[甲骨文字辞典]。金文は甲骨第二字の形が引き継がれ、
篆文(秦)で人がついた形に戻り、隷書(漢)で「レ+人」と大きく形が変わった。
現代字の以は「レ+ヽ(点)」が甲骨文字第2字および金文の携えた物を表しており、そこに人がついた以になった。
現在の意味は、①~から。~より。②もって(以て)。③もちいる(=用)。④ひきいる(率いる)などになる。音符「以イ」へ
㠯…

台イ・われの意味…
 一方、篆文の第二字(下段)は現代字の已イに変化したという説があるが、定説にはなっていない。
台イ・タイ・ダイとはどんな字か。
 台イ・タイ・ダイは金文から出現した。
甲骨文の、人が物を携えた形の略体である「もたらされた物」に口がついた形である。この字はどんな意味をもつのか? 
まず台の字は、イ・タイ・ダイの3つの発音をもつ。
イの発音は上部の以イの発音なので形声字として続いている。さらにタイ・ダイの発音が生まれたことになる。
イの発音である台イには、どんな意味があるのか
 [字統]によると、台イの金文は後期の列国期から、もって(台って)の意味があるとする。
すると、もって(以って)と同じであり、当初は台イと以イは同じ意味で用いられていた。
また[説文解字]は「說(よろこぶ)也。口に従い㠯イ声。
発音はイ。(與之切)」とする(㠯イの正確な字は上の口⇒コで左が空くがパソコンで出ないので㠯イを用いる)。
[字統]は、戦国期以後に怡イ(よろこぶ)と一人称の台イ・われの意味が出たとする。

タイの発音
 タイの発音では星の名に当てる。おおぐま座は、北斗・文昌・三台に分かれ、三台サンタイは、
熊のそれぞれのつまさきの星2つを結んで「三台」という星座になっている。
熊…
おおぐま座の主な星(ミマスの部屋)と「大熊座」(ウィキペディア)
 星座の星の意味から、三公(最高の地位にあって天子を補佐する三人)の意味になり、それぞれ、台衡タイコウ・台槐タイカイ・台臣タイシンと言った。
また、三公に敬意を表す意味から、敬語ともなる。「台覧タイラン」(貴人が覧る)「台翰タイカン」(人の手紙の敬称)
その他の発音(チ・シ・ヤ)
 台には、このほかに治チ・始シ・冶ヤの発音があるが形声字であり、それぞれの字形で説明します。
…台 タイ・イ    口部   
意味 (1)よろこぶ。「虞舜グシュン不台フイ(よろこばず)」(虞と舜はよろこばなかった。史記・太史公自序)(=怡イ) 
(2)われ(台)。「以輔台徳」(以(もっ)て台(わが)徳(とく)を輔(たす)く」(書経・説命) 
(3)星の名。「三台星サンタイセイ」(=三公。中国で最高の位にある三つの官職)
至(いたる)
台(もたらす)
「女+台シ」…「女+以」…姒…禹(う)は、中国古代の伝説的な帝で、夏朝の創始者。
名は文命(ぶんめい)、諡号は禹、別称は大禹、夏禹、戎禹ともいい、姓禹光吉は姒(じ)。
姓・諱を合わせ姒文命(じぶんめい)ともいう。https://ja.wikipedia.org/wiki/禹

三台星…
三台星のことで、紫微 (北極星を中心とした星群)のまわりにあって、これを守る上台・中台・下台の三つの星をいう。
古代中国での星座の名。西洋天文学の大熊座のうち、北斗七星の南にある六星。上台二星・中台二星・下台二星が距離を隔てて連なっている。
これを司馬・司徒・司空の三公にあてた。三台。三公。三能。三衡。三奇。天柱。
※職原鈔(1340)上「三公者象二天之三台星一也」
古代中国で、紫微星しびせいを囲んで守る上台・中台・下台の三つの星。三台。
…星官としての紫微垣は、天における中央の宮殿を囲う藩垣(城壁)の形に象っており、その
中枢には天の北極が位置する。https://ja.wikipedia.org/wiki/紫微垣
北極5星(太子・帝・庶子・后・天枢) - こぐま座γ・β・4番・5番星、きりん座の HD 112028(なお太子・帝・庶子以外の名称は時代や史料により異なる)。
東藩8星(左枢・上宰・少宰・上弼・少弼・上衛・少衛・少丞) - りゅう座ι・θ・η・ζ・ν・AF星、ケフェウス座π星、カシオペヤ座23番星。
西藩7星(右枢・少尉・上輔・少輔・上衛・少衛・上丞) - りゅう座α・χ・λ星、おおぐま座24番星、きりん座43番・α・H1星。
なお東藩を「左垣墻」、西藩を「右垣墻」とすることもある。また垣の南側の終点である左枢と右枢の間を「閶闔門」という。

吾 ゴ・われ  口部…
「五ゴ」<上下の二線が交差する>と「吾ゴ」「悟ゴ」「語ゴ」 
解字 「二(上と下の二つの線)+Ⅹ印(中心で交差する線)」 の指示文字。
上から出た線と下から出た線が交わる形。仮借カシャ(当て字)して数字の五を表す。現代字は変形して五となった。
Ⅹ印(中心で交差する線)…

虎塚古墳の壁画https://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=E50en0X1&id=1FB327577A1B2A98D9E8F12DF6C736C8ECA32CCC&thid=OIP.E50en0X1-saF9tosrYrw-AHaFK&mediaurl=https://img.cf.47news.jp/public/photo/2066bc1942a7ec8227fbd45dd62a406b/photo.jpg&exph=754&expw=1080&q=虎塚古墳の壁画&simid=607991546559554050&FORM=IRPRST&ck=755170B68047C22B1C5CD1DECCA3B379&selectedIndex=0&qpvt=虎塚古墳の壁画&ajaxhist=0&ajaxserp=0
▽△▽△▽△▽…
歯のかみ合わせ…
齬 ゴ  歯部
解字 「歯(は)+吾(ゴ)」の形声。ゴは互ゴ(たがいちがい)に通じ、歯のかみ合わせが合わない事。
意味 くいちがう。「齟齬ソゴ」(くいちがい。ゆきちがい)

我(ぎざぎざした)「ぎざぎざした」イメージを持つ…
「我ガ」<のこぎり歯の戈(ほこ)>と「餓ガ」https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/abbc467d79ad6d7d42775c20379f3afa
我(ぎざぎざした)
娥 ガ・うつくしい  女部
解字 「女(おんな)+我(ガ)」 の形声。ガという名の女。
甲骨文字では自然神のひとつの名、および女性の名として用いられた[甲骨文字辞典]。
のち、月に住むという神話の女の名となり、美しい意ともなる。
月に住む…
兎[兔] ト・うさぎ  儿部 https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/e419270b0408789cc9de8e1ffb69c4eb
「於菟オト」(虎。楚の方言)「木菟ずく」とはミミズクの古名。…

「ふしぎ発見」 の場合、たぶん、「禹」 と 「兎」 の違いさえ見分けられないような人物が下調べをしたのだろう。
歩き方がウサギみたいだから、という、「飲み込み久太」 かもしれない。
“兎歩” (うほ) 「禹歩」 と 「冤罪」。https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1294750096&owner_id=809109
「閉」 は、もともと、「門」 の中に 「‡」 を書いていたもので、それが、「才」 となったか 「下」 となったか、の違いに過ぎない。
「閇」 という字は 「反閇」 の場合に、独占的に使われるようである。

ミミズク(木菟、木兎、鵩、鶹、鵂、角鴟、鴟鵂、耳木菟、耳木兎)は、フクロウ科のうち羽角(うかく、いわゆる「耳」)がある種の総称。https://ja.wikipedia.org/wiki/ミミズク
古名はツク。ズクとも。フクロウには含めることと含めないこととがある。
羽角とは、哺乳類の耳(耳介)のように突出した羽毛である。

有 羽人の画像https://www.bing.com/images/search?q=羽人&qpvt=羽人&form=IGRE&first=1

「有ユウ」<肉を神にすすめる>https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/e248c8d1c5418ae00ad5ad71a43d1848
 解字 「右手+月(にく)」の会意。祭肉を手にもって神にすすめること。手に持つ・手の中にある意となる。本来は、神にすすめる意であるが、この意味は有の音符に残っている。現代字は右手がナに変化した有になった。
意味 (1)ある(有る)。存在する。「万有バンユウ」「有無ウム」 
(2)持っている。「所有ショユウ」 
(3)また。そのうえにさらに。「十有五年」(15年)
有 ユウ・ウ・ある  月部にく
イメージ 
 手に肉が「ある・もつ」(有)
 「肉をすすめる」(侑・宥・鮪)
 手にもった肉を「すすめる」(賄)
宥 ユウ・ゆるす・なだめる  宀部https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/e248c8d1c5418ae00ad5ad71a43d1848
解字 「宀(廟のたてもの)+有(肉をすすめる)」 の会意形声。
祖先を祭る廟ビョウで神に肉をすすめ、神のゆるしを求めること。これを受けて神がゆるす意となる。日本では、なだめる意でも用いる。
これを受けて神がゆるす意となる。
日本では、なだめる意でも用いる。
意味 (1)ゆるす(宥す)。大目にみる。「宥恕ユウジョ」(ゆるしてとがめない。恕も、ゆるす意)「寛宥カンユウ」(寛大なこころで罪をゆるす)
「宥和ユウワ」(相手を大目にみて仲良くする)「宥免ユウメン」(罪をゆるすこと)(2)[国]なだめる(宥める)。やわらげ静める。
囿 ユウ・ウ・その  囗部
解字 囿ユウは同音である𡈹ユウ(囿の異体字)に通じる。
𡈹ユウは「田(区切られた土地)+四つの木」で田の中に木が植えられている苑をいう。
周りを垣や柵で囲い鳥獣や家畜などを放し飼いする所で、囿も同じ意味。
意味 (1)その(囿)。かこい。にわ。周りを垣や柵で囲った苑に鳥獣や家畜などを放し飼いするところ。今日の御苑にあたる。「囿苑ユウエン」「囿池ユウチ」「囿人ユウジン」(囿の管理人)。 
(2)とらわれる。(見識などが)枠(わく)の内に限られて、その外にまで広がらないさま。「識不通廣曰囿」(識、廣く通じずを囿と曰う[正字通])
宥める…
「祭祀」 には、 「神仏・祖先 (祖霊)を慰めて鎮魂したり感謝したりして、その後の社会・民族の安全や繁栄を願う宗教儀式」https://chigai-hikaku.com/?p=15479#:~:text=「祭祀」 には、,「神仏・祖先 (祖霊)を慰めて鎮魂したり感謝したりして、その後の社会・民族の安全や繁栄を願う宗教儀式」 といった意味のニュアンスを汲み取ることができます。

主権 が神にあるとされる政治体制. 統治者が神とされることもあるが,多くは神の 代理人 ・神の言葉の媒介者とされる。https://kotobank.jp/word/神権政治-537254
…政治と宗教が未分化の原始社会,未開社会は,ほとんどが神権政治であるといえようが,文明社会においても宗教的価値が他の価値を圧倒している社会について用いられる。ヨセフスの描いたユダヤ社会が神権政治の原型だが,神権政治的な考え方は例えばプラトンの《法律》にもみられる。
文明社会においても宗教的価値が他の価値を圧倒している社会について用いられる。
ヨセフスの描いたユダヤ社会が神権政治の原型だが,神権政治的な考え方は例えばプラトンの《法律》にもみられる。




お名前
メール
画像添付


削除キー ( 記事を削除する際に使用 )
文字色