雑銭掲示板Ⅱ


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仰寶大様と小様について
関西S様(浩泉丸代筆) 投稿日:2023年04月15日 00:58 No.552 【Home】
関西のS様からの質問(リクエスト)
雑銭掲示板アーカイブに仰寶大様銭のサイズと条件が記載されておりますが、私の入手した物はサイズでは合格(外径29.60㎜・4方向計測平均値・内径20.40㎜ 重量6.04g 肉厚1.5㎜)ですがが銅色と背広郭という点では当てはまりません。七時雨山様をはじめとする識者の方にお尋ねしたいのですが、どなたか再度映像を見てご教示していただけませんでしょうか?

大様銭 外径29.60㎜(平均値)内径20.40㎜ 重量6.04g 肉厚1.5㎜
小様銭 外径26.74㎜ 内径19.80㎜ 重量4.81g 肉厚1.3㎜ 欠貝寶

画像1枚目、2枚目はS様入手品 3枚目、4枚目は七時雨山様提供画像
2022.1.8 雑銭掲示板アーカイブより


七時雨山 投稿日:2023年04月15日 22:45 No.555
私のパソコンでは色がピンクがかって表示されますので、銅色で判断できませんが、大迫ではないと考えます。
また、栗林座に近い色かも知れませんが、初期の大様銭と末期の小様銭が同じ銅質で製作が同じというのは理解できません。
輪を削って小様にするのは原材料の節約のためで、内郭も削られて広穿になります。
大様の内径が20.40と小様の内径が19.80は良いと思います。
断定はできませんが、栗林座の砥石仕上げ前の未仕立て母銭と考えることもできます。
仰宝も背盛も明治、大正期に作られた後鋳品が多い様です。錫母銭が当時残っていたようなのです。正確な判断は難しいのです。


68式ヲヤジ 投稿日:2023年04月16日 22:26 No.561
この仰寶は原母銭とのことです。どの銭座の物かは知る由もないのですが鋳肌に魚子のような模様があり、この特徴は銅母銭にもうっすら残されています。少し気になるのは面郭で、これから作られた銅母銭の穿内をヤスリで仕上げたら郭が無くなってしまうのではないかと心配になるぐらいの細さです。
※実物は私の所有ではありません。問題があればスレッドは削除いたします。


浩泉丸 投稿日:2023年04月17日 01:22 No.563 【Home】
地肌が美しい・・・美術品のようです。

関東のA様より・・・内径、外径などサイズが分かりましたらお教え下さいとのことです。


68式ヲヤジ 投稿日:2023年04月20日 07:46 No.564
外径 29.6mm 重量 6.9gの記載がありました。内径の記載がありませんでしたので外径を基に画像計測したところ21.45mmでした。誤差を考慮しても21.3mm以上はありそうです。



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