雑銭掲示板Ⅱ


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所詮は鋳物
68式ヲヤジ 投稿日:2022年12月22日 04:41 No.361
画像は本座長郭です。縦径49.48㎜、銭文径は41.8㎜、浩泉丸さまのHPを参照すると本座長郭は長径49.1~3㎜ 銭文径は41.5~8㎜となっていますので、大ぶりだと思います。
画像3枚目の左側の銭文径41.5㎜の物と天字一画目を揃えて比べたのが2枚目の画像です。0.3㎜の差は結構大きく見え別物じゃないかと一瞬心躍ったのですが、よく見れば大ぶりの物は文字が太かったりしますので、所詮手造り鋳物のバラつきの範囲なんでしょうね。
強いて違うところを探せば通字用画の跳ねの有無でしょうか。長郭は元々跳ねが不明瞭ですが画像のように完全にない物も見かけます。珍しくはないと思います。


七時雨山 投稿日:2022年12月22日 20:48 No.362
私の所蔵している長郭の母銭の長径が50.15ミリ、銭文径が42.15あるので、初期の母銭から作られた大ぶり銭でしょうね。
文字の太さは砥石掛けの研ぎ落しが強かったからでしょう。
用画の跳ねの欠落は母銭由来だと1手になるかもしれませんが、母銭の陰起によるものもあります。手持ちの長郭をルーペで確認したところ、欠用通に見えるものでも鋳肌に跳ねの痕跡がありました。掲示されたように完全に欠落したものは少ないのではないでしょうか。




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