雑銭掲示板Ⅱ


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綺麗な天保銭
禿山のカンタロウ 投稿日:2022年10月23日 09:49 No.292
色々調べた結果、この天保銭は浩泉丸氏のページで薩摩広郭短尾通小字と呼ばれる物だと思います。さて、当たり?ハズレ?

49.1 x 32.7mm、20.18g


青弐斎 投稿日:2022年10月24日 12:15 No.293
綺麗な未使用銭ですね^^、薩摩広郭短尾通小字とは、通字が少し違う気がするのですが、狭穿気味で薩摩っぽい雰囲気もある気がします。

私にも薩摩広郭は少し難しいので、一回しっかり分類しておきたいです。
「薩摩藩鋳銭 広郭分類譜」も欲しいのですが、入手が少し難しいです。


青弐斎 投稿日:2022年10月24日 12:19 No.294
薩摩広郭は極印も小さいサイズの物が多かったと思います。
画像の極印は私には大きくて立派に見えます。


七時雨山 投稿日:2022年10月24日 17:01 No.295
薩摩広郭類は、分類が難しいです。青森の板井氏の広郭分類譜に合致しないものは多くあります。山口銭ほどではないですが、鋳浚による変化が多いようです。
青弐斎氏の指摘は的を得ていると思います。ただ、通字の俯頭チャクは短尾通小字の特徴です。
保字後点が本座広郭より立っていること。通字用画の幅が若干広く、前柱が少し俯すこと。當字田画がふっくらして見えること。背の郭が広郭であること。などの特徴から判断することになります。
金質と極印も重要な判断材料になります。
私のPCでは、画像が金色に見えて本当の色が分かりませんが、薩摩銭は黄銅色ではなく少し褐色になります。鋳肌ももう少しざらつきます。極印も大きいものがないわけではありませんが、大きいものは大通系に少し見られます。
本当の所は私にも分かりません。何せ天保銭の鋳造地が確定しているものは少なく、ほとんどが推測による分類になっています。
禿山のカンタロウ様の天保銭の画像を見て驚いているのは、宝足が広足宝になっていることです。こんなに開いているのを見たことがありません。大切にしてください。
分類の回答は、浩泉丸氏からあるでしょう。


浩泉丸 投稿日:2022年10月24日 21:52 No.296 【Home】
これねぇ・・・ぱっと見た目は本座でしかないんですけど極印はでかくて普通の本座じゃないですよね。極印は大きくて久留米のように見えます。いわゆる短尾通小字とは書風が違いますね。微妙ですけど。
ただ、昨年も取り上げましたが短尾通小字とも異なる薩摩広郭の本座様はあると思います。違いは銭文径と銅質ぐらいしかないのですけど・・・。これ、背郭が妙に立派なので可能性はあると思います。
正直、この画像の色じゃ良くわからない。銭文径がどうなんだろう。小さければ久留米、大きければ薩摩、そうじゃなけれな本座です。最近は古銭をあまり見てないので目がしょぼくて自信は今一つですが私の感覚です。

全然答えになってませんね。正直わからない・・・というのが回答かな。でもなんか薩摩っぽく見えてきた。極印も猫耳型ですね。本座に偽装してますね。

そういえばAさんにも久留米の宿題もらってたっけ・・・


禿山のカンタロウ 投稿日:2022年10月25日 00:19 No.297
皆様、色々とご意見ありがとうございます。写真は金色になりすぎたようです。もう一度アップしました。この色は目で見て近い色です。また何かこの写真で分かれば嬉しいのですが。。。

極印が薩摩では無いと知りながら、全体を見た感じが薩摩っぽいと思い、一番似ていた物に終着しました。もちろん文字の違いもあったのですが、薩摩広郭短尾通小字を真似して作られた銭なのかな~と思った次第です。

しかし、楽しい趣味ですね。




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