雑銭掲示板Ⅱ


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本座細郭?
南。 投稿日:2024年04月17日 02:25 No.1117
以前自力で分類できなかった天保通寳について、詳しく教えて頂き、ありがとうございました。また分からない物が出てきたので、皆さんの力を貸していただきたいです…
最初は本座の規格外かなと思っていたのですが、にしては薄く、軽すぎると思います。また書体もところどころ違和感があり、調べたのですが見当もつかず、お手上げ状態です。

長径49.4mm
短径32.6mm
銭文径41.6mm
厚さ 2.2mm
重さ17.99g


浩泉丸 投稿日:2024年04月17日 09:38 No.1118 【Home】
本座銭との微妙な違い・・・迷いますよね。今年は入札で2回、本座銭を不知銭として落としてしまい、そのたびにやる気をなくしていました。画像を見る限り砂目の奇麗な天保銭です。文字周囲には多少刀が入っているようですがこの程度は本座でもあります。刔輪も同じ。おそらく軽い以外、寶足が離輪して文字が細い違和感を感じたのではないかしら。銭文径41.6㎜は細郭より大きい。本座より銭文径が大きくて、本座に類似するのは薩摩広郭(短尾通)がありますが、この書体は本座系ですね。銭文径が大きいのは・・・分からない。
見立て的には本座細郭の域を出ないと思います。鋳写しでは本体より大きな銭文径にはなりません。細郭の写しには銭文径差が0.3~4㎜しかないものがときどき見つかります。それでも本体よりは小さい。
銭文径が本座に近いものは広穿につくられているなど何かの後要因が見つかりますがこれは決定打にかけます。つまり、本座の規格外銭の範疇からでるものでは、今の段階ではないという判断が私の意見です。
なお、本座広郭様の中には薩摩の短尾通から変化したものではないかと考えられるような品がときどきあります。
制作日記2021年12月28日参照


とら 投稿日:2024年04月17日 09:40 No.1119
私のレベルで、画像を拝見しただけで断定することは不可能ですが、面・背・輪側・極印どれも本座を示しています。
量目や、厚さなどもこの程度までは可能と思います。
郭内の鑢掛けなどが特殊ではなく本座と同じなら、本座と断定して良いのではないのでしょうか。

ただ、厚さや、銭文が気になるようですが、銭文の表面が凸凹しており、面もやや変色しており、輪側の色も不自然なので、若干火が入っており、だれている可能性も否定できません。

私見ですが、基本的に本座銭。もしかするとその火中品。
穿内の加工が不知銭を示唆していた場合、不知銭の可能性がありますがかなり確率は低い気がします。


とら 投稿日:2024年04月17日 09:45 No.1120
同時に浩泉丸様も書きこんでいたのですね。
恥ずかしい。

私も、浩泉丸様と同時期、同じ間違いを起こし、ショックで、天保銭の購入、一休みしていました。
まあ、私の場合、見る目だけでなく、厚くもない銭を、厚肉と騙されたのが原因でしたが。


南。 投稿日:2024年04月17日 11:44 No.1121
浩泉丸様、とら様、ありがとうございます。
郭内仕上げは若干粗い気はしますが、本座のそれと同じかと思います。
やはり加刀変化はありましたか…通辵の頭や寶後ろ足などが若干違う(気がする)ので、そういうものだとは思いつつ、やはり目量が引っかかって不知銭の可能性を自力では消すことが出来なくなっていました。


南。 投稿日:2024年04月21日 23:59 No.1125
今気づいたんですけど、郭内の写真載せ忘れていました💦
一応載せておきます、こんな感じです。


浩泉丸 投稿日:2024年04月24日 21:46 No.1127 【Home】
郭の仕上げ・・・確かに違和感がありますね。ただ、やすりの入り方は背側からきちんと入っている。うーん、良く分からなくなってきましたが・・・決定打があと一つ欲しいかな。



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